やぎ
2026-01-12 17:02:26
3046文字
Public ガス野良
 

106 サモサ店の攻防

ワトソンの告白2。特殊任務に駆り出される。


本編内容に反してほのぼのした扉絵いいな~。
事件の写真をテーブルに広げてオープンカフェで話し合うホムワト。
踊る人形の新聞切り取りを堂々と見てた時も思ったけど、死体や事件現場の写真カフェで広げるのどうかと思う。
ホームズは普通の顔してるけど、ワトソンはお茶を持ってきたウエイターに見られて慌ててる。
ちょっと手を伸ばして写真隠そうとしてるけどあんまり意味ない。
かわいい。ほほえましい。写真やばいけど。
これなんかの事件のやつなんですかね。
下の方に紐とかヘビみたいなのがあったので、まだらの紐?と安直に思ったけどそういうことでもなさそう。
頭を怪我してる死体の写真、なんとなく郊外にありそうな建物の遠景。
妄想のしがいあるけど、特定の事件じゃないかもしれないよね。
こういう写真ってヤードから借りてくるのかな。
それともワトソンとかが写真撮ってくるのかな。
たまに忙しいからワトソン調査だけ行ってきて、みたいなのあるよね。
妄想が膨らむね。現実逃避。

ひたいに汗を浮かべて緊張気味の顔をしているワトソン。
無表情のホームズ。
パイプに火を点けて煙がゆれる。
ホームズの姿がきれいに床にシルエットとしてうつるの良いな
休み中この部屋がどこ向きなのか考えて遊んでいたんだけど、東北東向きなのかなあ。
あんなまっすぐ窓枠の影が伸びることってあるんだろうか、と思って。
日が西側に傾き出している午後夕方前くらいなのかなと想像している。
緊張感あるな。

回想シーン
モランに連れてかれた先には、傷痍軍人と役人風の若者がいて、明らかに正規軍のメンバーとは思えない怪しい感じ。
サモサ店を見張っている。
サモサ食べたことあるけどうまい。
カレーっぽい味のコロッケの具が入ってる、三角錐みたいな形した春巻き的なものだった覚えがある。
ひどい説明。

インド大反乱の首謀者女性がサモサ店にいると言われ、自分の知ってる状況と噛み合わなさすぎて混乱するワトソン。
インド大反乱、ガス野良読むにあたって秋口に世界史をおさらいした。
セポイは一昔前の表記で、今はシパーヒーが教科書の表記になっていた。
1857年デリー近郊のメーラトで起こった反乱。インド北部内陸の方。
東インド会社に雇われていた兵士の反乱。
子どものころセポイのこと人の名前だと思っていた。兵士のことらしい。
新式銃の弾丸の包み紙に動物の油脂が塗られていたことが問題に。
弾込めの際、包み紙を噛んで破らないといけないが、牛脂ならヒンドゥー教の、豚脂ならイスラム教のタブーにあたる。
このことをきっかけに兵士の反乱が起こったとのこと。
ムガル帝国を経てるのでムスリムもかなりインドにいたもよう。
宗教的な配慮が足らなかったのはもちろんなんだけど、その前に不満が蓄積されてたということなんだろうなあ。
今ワトソンのいるボンベイ(現ムンバイ)は、インドの西海岸の方なので、場所的には全然違う場所。
ムンバイは港なので、外国との出入りがあるから別に首謀者が逃げるためにここに居てもおかしくはないけど、謎の展開。
真面目におかしくないかと思って質問するワトソンが、あまりにもらしくて安心した。
軍人なら命令に従えと一蹴されてしまう。
そりゃそうなんだけど、明らかに怪しすぎる。
隻腕のために空っぽになっている袖を強く握るモラン。
ワトソンを威圧しているようでもあり、私怨で怒っているようにも見える。
インド大反乱の時に、片腕になったんだろうか。
モラン、まだマセマに入る前なのかなこれ。
ベルファストの方の指示なのかなと想像してた。
母親殺しておきたかったのかなって。
何か重大な情報でも持っていたのか、そもそも居たらまずいのか。
諜報員とかなのかなこの女性。
それであれば、一般人にしか見えない風貌はかえって自然かもしれない。

聞き耳を立てるインドの子どもが走り去っていく。
閉店したサモサ店にそれぞれ配置される3人。
ワトソンは裏口に。
想定外の任務にまだ戸惑ってる。
まあそうだよなあ。変な任務。
軍人と若者が女性に襲いかかるも、煮立った油をひっかけられ、銃は鍋でガードされた挙げ句、油に引火して炎が上がった隙に包丁で反撃されてやられてしまう。
流れるような虚をつかれる攻撃の数々、手練れ感がすごい。
以前マセマの会議中にブレーメン塗装会がカチコんで来た時みたいな、流れるようなバトル描写。
ピタゴラスイッチ感。
軍人死にかけてるのに鏡でモランの狙撃を援護しててガッツがやばい。
不意打ち攻撃にホームズの面影を感じる人多数……
遺伝なのか直接教えられる機会あったのか、それとも学校とかでそういう訓練施されているのか。
インゴットで窓から侵入した時どこをどうやって登ってきたの?ってなったし、ピトスも似た感じで窓から侵入してきたの気になっていた。

モランの狙撃で右肩を負傷して、店から飛び出す女性。
追いかけるワトソン、色々戸惑いつつ、現状把握の頭の回転が早い。
若干原作者様のかしこさや整い感が全キャラに影響しているだけの気もするけど、それにしたってちゃんとしてる。
前回モランの不意打ちにも対応できてる。
勝手に原典と同じくラグビーとかを学生時代にやってたのではと思っているので、その辺の素養なんだろうかとか考えたりしてみたり。
体格の良さとかメンタルの感じとかその辺で。

右肩負傷してるので、左手で攻撃をしてくると張って、右手側を向いてそのまま当て身を食らわせる。
当て身にするあたりまだ様子見というか、女性への配慮がある気がする。
刃が丸い鎌で反撃してきていた女性。
ワトソンと違って躊躇がまったくない
稲とかを収穫するための鎌なのかな。
やっと真正面から対峙するワトソンと女性。
華奢な体つきのごく普通のインド女性で、また困惑するワトソン。
めちゃめちゃ一般人の見た目。
でも、動きは全然一般人じゃない。
ワトソンは、店の中の様子を見ていないので、とんでもない立ち回りをしているのは知らないから、なおのことそう見えると思う。

そしてとうとう散々これまで見せられてきた、あの回想シーンに繋がってしまう。
もうはっきりとモランの命令で殺すことになるんだ。
軍人なので上官の命令は絶対。
これワトソンの初めての殺害なんですかね……
きっとそうだよな。だとしたらなんつー無体な。
インド人女性とワトソンそれぞれの心臓の音が大きく聞こえてくる中、読者も緊張しています。

そしてあとから追加されるアプリのサブタイトル。
なんですか「ワトソン氏、最後の仕事①」て。
今回の特別暗殺任務を最後と呼ぶのは、どうにも変なのよ。
この後従軍して色々あるわけだから。
やっぱ別れ話なんですか?
出てくとか相棒解消とかそういうことになるんですか。
原作者様はホムワトが好きなはずなので、悪いようにはならないとは思っているけど、それはそれとして緊張はしています。
一悶着は望むところではある。ビビリ散らしてるけど。
ホームズがワトソンのことで感情動く様子を見たい。
普通の男だ、と言っていたホームズがこの話を聞いてどう反応するか、心待ちにしてた。
ひとおもいにやってくれ!と読む前思っていたら、中一週挟まれた。
ひどい焦らしですね。
もういっそちょっと気持ちいい。
最後の事件も最後じゃなかったので、最後最後詐欺であることを祈ります。