紫呉葛
2025-03-14 23:10:05
721文字
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【オキラス】お返し交換会

ホワイトデーネタ。SNSアップした分の修正版。とても短いよ

「忙しそうだな」
「貴方程ではないさ」
目的地に向かう途中お互いばったり出くわした。
先月とは少し違った忙しさの中で。
「後は、貴方に渡すだけなのだから」
「奇遇だな、俺もだ」
「ならば、交換会といくかい?私からのお返しは、多少暴れても壊れはしない」
衝撃は避けたい。早急に済ませるぞ」
「決まりだな!」
そう言って、地を蹴るラスティ。
小箱を持った片腕を少し後ろに退避させて。
周りを囲む連中の1人に飛び蹴りを。
着地と同時に回転を掛けて他の奴等に足払い。
一つため息を吐いて立つオキーフ。
飛びかかる相手を半身で躱し、紙袋を片腕で抱え、もう片方の手を握り締め、拳を敵の腹に叩き込む。
吹き飛ぶ奴に他の奴も巻き込まれボーリングのピンのように弾け飛ぶ。
ラスティを狙う者達とオキーフを狙う者達、即席での協力も、ヴェスパーの隊長2人相手ではままならないようだ。
「オキーフ!」
飛び跳ねるラスティが小箱を緩く放物線を描くように投げる。
敵の顔面を踏みつけながら。
「フィーカに合うと評判の物さ」
オキーフの手のひらの上に、その手と同じ位の大きさの小箱が収まる。
レ一ションより少し重かった。
ラスティ」
オキーフが持っている紙袋をふわりと投げ上げる。
敵の後頭部に裏拳を当てながら。
「好きに食え。夜食にも向いている」
ラスティが両手で柔らかく受け止める。
ずっしりと重みがあった。
「良い物が揃ったんだ。この後、フィ一カでもどうだい?」
「俺が淹れたもので良いなら」
その返答にラスティが嬉しそうに笑い声を上げた。

お返しの日のテ一ブルに
小箱から出されたキャラメルと紙袋から出したカップケ一キがフィ一カと共に並んだ

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