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ここ
2026-01-05 20:03:45
5444文字
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小説
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【リバリン】鳥葬🔞
媚薬ネタ。殺伐リバリン
【⚠️18歳以上のみ閲覧可】
兵士たち相手の演習の後。空高く昇った太陽の下、リーバルは演習場を囲む壁の上にとまり翼についたわずかな砂埃を払っていた。演習が無意味とは言わない。けれどリト一番の戦士であり英傑でもあるリーバルにとって、一般兵相手の演習は準備運動にも満たないものだ。戦闘に昂った気持ちは十分に発散しきれていなかったが、仕方ない。一息ついたあとは城の食堂にでも顔を出そうかと考えていた。
そんなリーバルの目線の先に、不自然に動く人影があった。それは退魔の剣に選ばれた騎士であるリンクが、ハイリア兵の制服に身を包んだ数人の男に半ば引きずられるように連れられて行くところだった。演習後はゼルダ姫の警護に当たる予定であるはずの彼が人気のない建物の影に消えていくのを、リーバルは冷めた目で見ていた。連れて行かれた先でリンクがどのような目に遭っているのかなんて、容易に想像がつく。こういった場面を目撃するのは初めてではない。リンクとともに消えた男たちがコソコソと、しかしニヤついた顔で去っていった後にリンクが足元をふらつかせながら物陰から出てくるのを見たこともある。押し殺した息に湿った音、殺しきれない小さな悲鳴は聞きたくなくてもリトの鋭い聴覚が拾い上げた。
男たちが繰り広げる卑俗な行為にも、それに応じるリンクにも反吐が出る。仮にも同じ英傑として見なされるあの男が、取るに足らない男どもの掃き溜めに成り下がっている。それは英傑であることに誇りを持つリーバルにとって耐え難い屈辱であった。しかし、リーバルはその行為を止めようとは思わなかった。リンクが自ら望んでその行為を受けているとまでは思わないが、だからといって助けを乞われたわけではない。もっとも、あの男がリーバルに助けを求めるとは思えないが。
(
……
せめて、僕の目と耳の届かない範囲でやってほしいものだね)
青ざめた顔で男たちの後をついて行くリンクの背に揺れる聖剣が、酷く滑稽なものに見えた。リーバルは冷たい一瞥を投げると、不快な空気を切り裂くように空高く飛び上がった。
(チッ。またか
……
)
いつぞやと同じような訓練後にハイラル城の中廊下を歩いていたリーバルは、またもや目撃してしまったその不快な光景に内心舌打ちをした。ここはハイラル王の座す聖なる城の中だぞ。この男たちは正気なのだろうか。そう思うが、そもそもあんな卑俗な行為を繰り返す輩が正気なわけがないと思い直す。リーバルはいつも通りに気づかないふりを決め込むことにした。しかし踵を返して足早にその場を去ろうとしたリーバルの耳に、いつもとは異なる音が届いた。
──いやだ
……
っ、やめ、
……
──
男たちが入っていった部屋の扉越しの、押し殺してはいるが確かに聞こえる抵抗の声──リンクの声と、ガシャンというガラスが割れるような鋭い音。リーバルはため息を吐いた。
明日は、リンクを含めた面々でラネール山に魔物討伐に向かう予定だった。リンク一人が抜けたくらい屁でもない、と言いたいところだが、明日の作戦はプルアの考案した少々手の込んだもので、各々が交代のきかない役割を担当することになっている。リーバルはリンクに対して助ける義理も人情も持ち合わせていないが、この男にケガでもされて予定が延期になるのも業腹だった。リーバルは再度の深いため息の後、音の発生源である倉庫部屋の扉を開いた。
「やぁ。君たち随分元気が有り余っているようだけれど。楽しそうな音が廊下の方まで聞こえてきたよ」
白々しい言葉を吐きながら部屋に入ってきたリーバルを見て、中に居た男たちは面白いほどに顔を青ざめさせた。
「リ、リーバル様
……
!」
「訓練での僕の扱きが足りなかったのかな? それは悪いことをしたね、次からはその軽そうな頭が地面から離れられないようにしてあげようか」
「も、申し訳──」
「いいからさっさと失せな。このことを陛下のお耳に入れられたくなかったらね」
男たちは青ざめすぎてもはや紙のような顔色で、バタバタとみっともない足音を立てて逃げ出していった。倉庫部屋に残ったのはリーバルと、男たちの影に隠れていたリンクだけである。
「う、
……
っ、
……
」
部屋の奥の壁にもたれかかるように立っていたリンクは、彼らしからぬ荒い息を吐いていた。衣服は乱れ、足元には割れた瓶が転がっている。リンクは虚な目線で男たちが去っていった部屋の扉を、それからリーバルをチラリと見たが、何も言わずに視線を落とした。苦しそうなリンクの息遣いが部屋に響く。
「
……
はぁ」
捨て置きたいのは山々だが、このまま放置してあの兵士どもが戻ってきても面倒だ。
そう思ったリーバルは、渋々ながらリンクに歩み寄った。
「
……
ほら。君の部屋まで、肩くらいは貸してやる。それともアイツらを止めたのは迷惑だったかな?」
多分に嫌味を込めたリーバルの言葉にリンクはフルフルと力無く首を振ると、差し出された肩へ意外にも素直に腕を回し体重を預けてきた。密着した身体が、羽毛越しでもわかるほどの熱を伝えてくる。リーバルの胸元あたりにあるリンクの顔は、いつもの無表情を装おうとしながら失敗していた。全体を上気させた顔、僅かに寄った眉根の下にある空色の瞳は潤み、相変わらず息は荒く速い。足元に転がっていた瓶と飛び散った液滴を見れば、リーバルが入るまでの部屋の中で何が起きていたのか察しがつく。
「
……
変な薬、飲まされた」
「みたいだね」
聞いてもいないのにこぼされたリンクの言葉に、リーバルはリンクの部屋へと続く廊下の先を見ながら答えた。のろのろとした歩みでやっと目的の部屋へと辿り着き、密着していたリンクの身体を突き飛ばすようにベッドへと放る。リンクの身体からほのかに香る甘ったるい匂いが羽毛に染み付いたように感じ、リーバルは無意味と思いながらもそれらを払い落とすように翼を震わせた。子供ではないのだし、あとは自分でなんとかしろ。そういう思いで「じゃ、明日遅れたら許さないからね」と言い捨て部屋から去ろうとしたリーバルだったが、それを阻むものがあった。リーバルの翼を掴む、リンクの手だ。
薬に、推察するに催淫剤の類に冒されたリンクの手は熱く、そして震えていた。いつもの馬鹿力ならいざ知らず、まるで力の入らないらしいその手を振り払うことなど雛鳥の翼をひねるより簡単なはずだ。なのに、掴まれたところから伝わる熱いくらいの熱にリーバルの身体が動かなくなる。
「
……
っ、なんだよ。触らないでくれるか」
一拍の硬直の後、それを誤魔化すように吐き捨てたリーバルの言葉にリンクは口を開いた。
「なぁ
……
手伝ってくれないか」
「は
……
?」
「これ。自分じゃ薬を抜ききれなくて、
……
明日に響くかもしれない。だから」
そこで切られたリンクの言葉はつまり、一人ではできないことをして欲しい、すなわちリーバルにリンクを抱いてほしいということなのだろう。とても正気の沙汰とは思えない提案にリーバルは口を歪めた。
「なんで僕が」
「もしかして、やり方知らない?」
「ッ、バカにしてるのか!?」
挑発するようなその言葉に、一瞬でリーバルの理性が焼き切れた。怒りに腕を振り払いながら睨みつけたリンクの姿は、立っているのも辛いと思われるほど力が入らず弱々しいのに、こちらを見上げる瞳だけが爛爛と光っている。
「知らないわけじゃないならさ
……
、してよ」
置かれた状況からはチグハグに思えるほど意思の強い目でリンクがどこか誘惑的に告げる。いつもは薄いヴェールの向こう側に隠されているようなリンクの感情が、薬のせいか剥き出しになっているようだった。それに一瞬でも目を奪われてしまった自分が悔しかった。リーバルはなるようになれという気持ちで、目の前の男の腕を捻り上げた。
「ぅあッ、」
「
……
いい度胸だな。そこまで言われて逃げるのも癪だから付き合ってあげるけど」
小さく呻き声を上げたリンクを無視してその身体を壁に押し付ける。
「ハイリア人の作法なんか興味ないからね。僕のやりたいようにするよ」
そう告げるや否や、リーバルは文句を塞ぐようにリンクの唇に噛み付いた。硬い嘴で唇をこじ開け舌を絡めとるように口内を荒らすと、リンクが服従するようにそれに素直に応じる。リンクの舌はリーバルのそれよりも丸く小さかった。こんな舌でよくあれだけ飲み食いできるものだと、どこか場違いな感想がリーバルの頭に浮かぶ。いっそ引き抜いてやろうかと強く吸い上げたリンクの舌は薬の後味なのかほのかに苦く、リーバルの舌を痺れさせた。
「ハァッ、ほら、ハメて欲しいなら自分で開けよソコ
……
ッ」
「ぅ゛、ッ、あ゛、あ゛、ぅ
……
!」
激しい口付けに息も切れ切れになったリンクの身体を壁に向かい合うように立たせ、扱いて勃たせた自身のモノを後ろから即物的に突っ込む。
すでに先ほどの男たちに弄ばれていたのだろう、リンクの後孔は女の膣のように濡れてぬかるんでいた。リーバルの怒張を締め上げながらズブズブと飲み込むそこは確かに具合は悪くない。リンクは乱れてはいるものの服を着たままで、背後にいるリーバルから見える肌は赤く染まったうなじと耳の先くらいだった。そこだけ見れば、なるほどこの小柄な騎士は女のように見えなくもない。そこまで考えて、リーバルは下賤な男たちと思考が重なりそうになるのを恐れるようにかぶりを振った。
「なぁ、どうされたいのか言えよ」
リーバルは冷たい壁に額を押し当てをながらフ、フ、と殺した息で喘ぐリンクに声をかけた。
「たぶん、何回かイかないと薬が抜けない
……
。奥を、めちゃくちゃに突いてほしい
……
」
リンクはこちらを振り向きもせず、自分で自分のペニスを扱きながら言った。手の動きに合わせてリンクの後孔が蠢く。普段から兵士たちの玩具にされている賜物だろうか。リンクはハイリア人に比べれば規格外であろうリーバルのペニスを飲み込めるようにリーバルの動きに呼吸に合わせ、上手く力を抜いている。
──気持ち悪い!
悍ましくてたまらなかった。リーバルにこんな行為を求めるリンクも、男に媚びるような反応を返す身体も、そしてそれに興奮してバカみたいに腰を振り続ける自分も。
「クソ
……
、クソッ
……
!」
「〜〜ひぅ゛、う゛
……
ッ!!」
汚泥のようにまとわりつく嫌悪を振り払うように、リーバルは激情に任せて激しくリンクの後孔を突き上げた。リト族の猛々しい質量が容赦なく狭い肉壺をこじ開け掻き回す。もしこれが愛を育む行為であるならば当然に考慮しなければならない種族による体格差も、知ったことではなかった。歪に盛り上がったリンクの腹が、どれくらいまでなら受け入れられるのか。そんな物理的な限界などリーバルには関係ない。汗と涙にまみれながらもどこか慣れた様子で衝撃を流し、喉の奥で喘ぎ声を殺すこの本人がめちゃくちゃにしてくれと言っているのだから構わないだろう。リーバルは自分の快楽だけを追って腰を振り続けた。
実際、リンクはリーバルの身勝手な動きにも感じ入っているようだった。ほとんど声はあげないが、途中で何度か身体を強張らせているのはどうやらイっているらしい。リンクが身体を預ける壁には何度も精液が吐き出された痕跡があり、幾筋にも垂れたそれは二人の足元に濁った色の水たまりを作っている。
「おい、出すからな
……
っ」
リーバルは宣言し、反応の鈍くなったリンクの最奥に躊躇なく精を吐き出した。たっぷりと注いだそれらを内壁に塗り込むようにぐ、ぐ、と強く腰を押し付ける度に両手で掴んだリンクの腰が跳ねる。尿道に残った精の残骸まで全て搾り出したリーバルが手を離すと、リンクは半ば失神していたらしい。支えを失った身体は、自らが吐いた汚濁が溜まる床の上へべちょりと崩れ落ちた。
「ハァ
……
、ハァ
……
ッ」
リーバルは荒い息を繰り返しながら、足元に転がるリンクを見下ろした。薬のせいで赤らんでいたはずの顔色はいつも以上に白く、瞼はまるで瞳の色をすかしたように青ずんでいる。
「
……
おい、生きているのか」
一歩引いたリーバルが力無く横たわる身体を脚で小突くと、リンクはゆっくりと半目を開いた。ゆる、と緩慢に動いた瞳でリーバルをとらえ、唇を小さく動かす。
「もう、大丈夫
……
ありがとう」
「
……
ッ」
小さく紡がれたリンクの言葉に、リーバルは羽を掻きむしりたい衝動に駆られた。
──なんでそんなことを言うんだよ。
──なんで、あんな奴らに良いようにされているんだよ。
何度考えたって答えは出ない。リーバルにはリンクを取り巻くしがらみは理解できないし、理解したいとも思わない。
改めて見れば、リンクは目も当てられないほど酷い有様だった。力無く手足を投げ出した身体は自身の精液に塗れ、後孔からはリーバルが吐いた種を垂れ流している。とても、退魔の剣に認められた聖なる騎士の姿とは思えないその無様な姿に、リーバルはなぜか無性に悲しくなった。そしてそう感じる自分に苛立った。
「
……
本当に、気持ち悪いやつ」
リーバルは自分でもわからないむしゃくしゃを当てつけるように吐き捨てた。重く湿った空気に息が詰まる。リーバルは不快な熱の籠った部屋を後にして、二度と振り返らなかった。
<了>
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