ニャモニ
2022-12-19 00:05:28
957文字
Public 【FF14】エス光😺
 

ウルダハ同棲生活

漆黒5.3以降の第一世界の話しが終わった後あたり。ウルダハにあるルカのアパルトメントでの二人の生活。

「うわ」
 パンツだ。パンツ。
 エスティニアンのパンツ。

 ウルダハのアパルトメントで一緒に過ごすようになり、お互い予定も特になくてだらだらと部屋で過ごした翌日のこと。
 いい天気だし洗濯しようと洗濯籠の中身を洗い桶に入れたら、当然だけどエスティニアンの服も出てきた。
 一人分より多い洗濯物、私より大きな服。
 気ままな独り暮らしの生活に、エスティニアンの物が一緒に混ざっているのが嬉しくて、ついニコニコしてしまった。
 そんな中で、パンツである。

「ひえ〜、わぁ」
 少しゴワゴワした感触。女性の物とは違う形。
 エッチをする時は、エスティニアンはズボンとパンツを一緒に脱ぐから見る機会はなかった。何せエスティニアンがパンツを脱ぐ頃には私はもうクタクタになっている事の方が多くて、脱ぐシーンを見る余裕なんてない気がする。
「エスティニアンもパンツ履いてるんだなぁ」
「当たり前だろう」
 しげしげと眺めていたら背後から、溜め息交じりの声を掛けられた。
「朝飯ができたぞ。洗濯は後にしろ」
 キッチンからは香ばしい匂いが漂ってくる。簡単なものなら用意すると、エスティニアンが自分から提案してくれた。
「じゃあ、パンツくんとはまた後で」
「人のパンツと話すな」
 朝ごはんは昨日買ったパンに、ソーセージと、卵を炒めたシンプルなもの。
 私の分はワンプレートでまとまり、エスティニアンは私の三倍は食べるから、パンも、ソーセージも、卵も全部お皿が別々で盛り盛りだった。
「ありがとう! 嬉しい」
「焼いただけだからな。味は期待するなよ」

 違う生活をしていた二人が一緒に暮らして混ざっていく。分け合っていく。
 当たり前のことかもしれないけれど、こんな小さなことが積み重なって家族になっていくかもしれない。
 エスティニアンに言ったらどんな顔をされるか分からないから、自分の胸の内にしまっておこう。
 でも、口元がふやふやになってしまうのは隠しきれなくて。
 エスティニアンと目が合うと、少しだけ気恥ずかしそうに笑ってくれた。
 意外と照れ屋な所もあるんだぞ。分かりにくいだろうけど。
 私だけが知っている彼の可愛い所。

 話し相手がいないから、後でパンツくんにでも教えてあげようと思った。

終わり