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三毛田
2026-01-01 22:31:54
1089文字
Public
1000字6
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24 ね. 眠れない夜のおまじない
24日目
君と過ごす夜
24 ね. 眠れない夜のおまじない
「
……
」
眠れない。
寝る直前までスマホでゲームをしていても、結構な確率で眠れるんだけど。今日はどうしてか無理で。
そっと、足音を立てずに階段を下りてパーティー車両へ。
シャラップは佇んでいるし、サンデーはまだ起きていて一人黄昏ている。
ラウンジは電気が消えていて、窓の外の星々が綺麗だ。
「眠れないのか」
「わっ」
ソファーに座ってボーっと外を見ていたら、声をかけられ。
びっくりしすぎて、数センチ浮かんだ気がする。
「すまない。驚かせるつもりはなかった。ただ、真っ暗な中にお前の姿があったから、声をかけてしまった」
「た、丹恒か~。お前こそどうしたんだ?」
バクバクと煩い心臓。でも、段々と落ち着いてきた。
「俺はさっき目が覚めたから、食事でも摂ろうかと」
「お前、また
……
」
「作業に夢中になっていたのは否定しないが、今日は昼寝をしてから作業をしていたからこの時間なだけだ」
俺が呆れたように言うと、ちょっと気まずそうに視線を逸らす。
「眠れないというのであれば、俺が飲み物を用意しよう。部屋に戻っていろ」
「はーい」
そう言われたのならば、戻って待っていよう。
さっきと同じように、あまり足音を立てないように自室へ戻る。
「待たせた」
「そんなに待ってないから平気」
数分してから、丹恒がトレーを持って部屋に入ってきて。
「すげー食うな」
「頭を使ったから、当分もカロリーも欲しくなった。これはお前の分。ホットココアだ」
「ありがとう」
皿に山盛りになっている食事に頬を引きつらせていると、大きめのマグカップを渡されて。
しばらくそれで手を温めてから、ゆっくり飲む。
ほっと安心する甘さ。
「ココアパウダーを練ってから、ホットミルクで溶かしたものだ。それを飲んだら、歯を磨き直して寝ろ」
「うん。なあ、丹恒」
「どうした」
一緒に寝てくれないか。
「それはまあ、構わないが」
口いっぱいに頬張っていたものを飲み込み、了承してくれる。
「ありがとう」
「寂しくなったのか?」
「うーん
……
それとはまた違うな。でも、丹恒と一緒に寝たいって気持ちは本物」
「そうか。ただ、この量だから食べ終わるまでに時間がかかる」
「待ってる」
まあ、このココアを飲み終えるまでにも時間かかるだろうし。
「ご馳走様」
「俺も飲み終わった。そこのシンクで洗うから、置いといていいぞ」
「そうか。助かる」
皿とカトラリー、マグカップをシンクへ。
軽く水に浸してから洗う。
「ん。足先ポカポカ」
「それならよかった」
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