ぬじ
2025-12-30 21:29:36
764文字
Public
 

ストーリーを気にしなければ楽しめるのか問題


そもそもこの作品って「ストーリーではなく映像や音楽を楽しむ映画」として作られたものではないですよね
なんかこだわりあってあの設定にしてるんですよね?
なのに「ストーリーを気にしなければ」は無理がないか。
完全に王道そのままなら、まだストーリー気にせず映像と音を楽しめたはず。
最初から最後まで完全に綺麗事のお約束で終わらせていれば、余計な情報が素直に楽しみたい気持ちを邪魔しなくいで済むし。
映像美と音楽に全振りするなら変なモニョつきポイントいらないでしょ。
本作、気にしないでいられないんですよ。あまりにも変なところが多すぎて。スカーレットのセリフもちょっとうるさいし。

私も、ストーリーが無かったり、意味不明なシーンだけど音と映像だけで気持ちいい!ってなる映画の存在は認めるよ。
ディズニーの「ファンタジア(※)」や今敏監督の「パプリカ」はそうだと思う。
でも、ファンタジアは最初からセリフのない映像と音楽のみで表現する映画だし、
パプリカは一見意味不明だけどそれは「夢の世界」を表現したからで、いわゆる「言葉のサラダ」みたいなメチャクチャに聞こえるセリフもリズムがあって癖になる気持ち良さがある。
でも、スカーレットはそうじゃないんだよなあ。監督の主張があって、それをキャラにやらせてる、いわば主張やストーリーありきの映画のはず。
それこそ映像表現でやればいいところをわざわざセリフで言わせてしまっている部分も多い。
なのに、ストーリーを無視すれば音や映像は素晴らしいから素晴らしい映画だっていうのはなんかさぁ違くね?って


※ファンタジアを基準にしてしまうから、ストーリーが破綻してて苦し紛れに褒めなきゃいけない映画を「余計なこと考えず映像を楽しめばいい」とか言われると、馬鹿にしとんのかと思ってしまう