幸希(ユキ)
2025-12-27 11:17:10
1882文字
Public
 

掌中の珠

むっちゃん視点。心の声ばっかり。



「むっちゃん?ぼーっとしてどしたの?」

主の声に我に返る。不思議そうにこちらを見上げる主に愛しさが込み上げた。

「ん?なーんも。おまさんが今日も可愛いにゃあと思うちょった。」
「何それ。仕事してただけじゃん。」
「真剣に仕事しゆうところも可愛いぜよ?」
「その顔やめて照れる。」










わしの「可愛い」を素直に受け止めてくれる姿に歓喜の想いが湧き上がる。
わしの可愛いおまさん。大事な大事な一等愛しい人。来世の嫁さん。わしの掌中の珠。足るばあ愛しちゃるき、どうかこれからも、わしのねきにおっちゃって。