くらげ
2025-12-26 00:35:04
1145文字
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君を殺す夢を見た(燭へし)

燭へし!小説初心者なのにばかばか書いてるのおかしいよほんと

サクッ……
冷たく重い感覚が手に伝わる
曇り空の下、僕はいつの間にか戦場に立っていたらしい。やけに息苦しい風が吹いている。
そして、己が手に持った刀は、恋人の胸を貫いていた。
「長谷部くん……?長谷部くん!」
ズルっと刀身を引き抜き、恋人を抱き抱える。
彼は何も言わない。ドクドクと真っ白だったシャツは赤く染まり、腕はだらんと地に付いている
「長谷部くん、そんな、」
すると、彼は僕の頬に右手を添えた
泣くなと言うように、愛おしいものを触るように、僕の目元を親指ですりすりと撫でた。撫でる手は赤くて、湿っていて、弱々しかった。
ふと血がこびりついた口元を動かし、彼が僕に何かを伝えようとした……
「ッはあっ!?は、はぁ、は……
そこで目が覚めた。
なんて恐ろしい夢だろう。でも、そうだな。
彼を貫いた時、僕は多分
「興奮した……?」
意味がわからない。自分は確かに刀だ。刺す、斬ることに興奮を覚えるのはなんら不思議ではない。しかし恋人を刺して、一体何を興奮しているんだ。気分が高揚したことを否定しきれない自分が嫌になる。
「光忠、起きろ。そろそろ朝餉を作る時間だろう」
隣の部屋の住人が襖をトントンと叩く。気分が悪くなる夢は忘れよう
「今行くよ、長谷部くん」