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政踏(まさふみ)
2025-12-23 16:13:35
1241文字
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【FGO※ネタバレ注意】終章:第6節/「最後に空っぽの胸に残ったもの、汝の名は、」(テキストのみ。)
結論から言おう。一滴の涙も流れなかった。必要が無かったから。
私は泣く必要が無かった。そこに悲しみは無かったからだ。
心底愛した男の、──
…
その人格骨子を受け継いだ男の、一世一代の晴れ舞台/晴れ姿を、どうして水の膜など眼球に張って濁らせなければならないのか?
一滴の涙も流れなかった。一切の不純物を排したこの目で、貴方の偉業を見届けるために。
想定内の出来事だ。今更慌てふためくことなど何もなかった。そう、そのようにしてもらえた。
他でもない貴方に、そのように、ショックを受けないように、傷付かないように、悔いを残さないように、
…
そのように、絆礼装テキストに、前もって全部書いていてくれたから。
12月6日、貴方がくれた絆礼装に、何もかもが書いてあったから。
心の準備を、
…
さようならを言う準備を、させてもらえたから。
だから、泣く必要なんか、なかったんだよ。悲しむことも、惜しむことない、今度は、ちゃんと「ありがとう」と伝えられたから。
「一人で勝手に納得して勝手に居なくなるのだけはやめてくれ」と何度も言った。
貴方はその通りにしてくれた。勝手に居なくならなかった。ちゃんと面と向かってさよならをしてくれた。
そして貴方が最も望む形の最期を迎えられた。
私はそれが、何より嬉しい。
一滴の涙も流れなかった。最期まで、最前列で、貴方の姿を、言葉を、偉業を見届けさせてくれたから。
そこに悲しみはなかった。9年分の怒り、怨嗟、嫉み、嫌悪、軽蔑、失望、羨望、諦観、それらが解けていったあと、
最後に空っぽの胸に残ったのは、愛だけであった。
なんて幸せな末路だろう。なんて得難い贈り物だろう。
レフ・ライノール、レフ・ライノール・フラウロス、フラウロス──
…
レフ・ゲーティア。
私の、わたしの、たからもの、私の最愛、私の運命、私の、私の、
私のFate。
ありがとう。さようなら。わたしのともだち。
∴余談:それはそれとして「あれ?あの設定/セリフはどうなったんだろう?あとリンクロストにもなってないな?」という部分もありますので、ここからひとつ
「本来のソロモン王召喚」→「連鎖反応的にフラウロス君も復活」→「偽典ソロモン真名融解からのレフ・ライノール・フラウロス召喚」→
「偽典ソロモンにはバレンタインイベントがないと言ったな
…
しかし
…
レフ・ライノール・フラウロスになら
…
?」「な、なんだってーー!!!」
…
という与太話を一つまみしたところで、レイド戦に向けて戦力を確認する作業に戻るとしましょう。
正直なところ、レフ・ライノールという収益に繋がらないキャラクターにこれほどまで掘り下げをしていただけた時点で私個人としては完全に
満足しており、これ以上何かを求めるのはさすがに強欲が過ぎるという自覚は当然あります。
──
…
まあ、それでもやっぱりレフ・ライノールの立ち絵にもう一度、
…
最後にもう一度だけ、会いたかったなあ、なんて、ね。
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