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リレン
1096文字
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フリンズとLK事務員夢主
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お昼寝に付き合ってくれるフリンズさんの話
ライトキーパー事務員さん4
「
……………
ん?」
いつのまにか寝ていたらしい。
今日は仕事がお休みで特に予定も無かったので、積んでいた映影作品をなんとなく見ていたはず
…
?まだ瞼が重くて目が開かない。もう一度寝てしまおうか
……
と手近にあったはずのクッションへ手を伸ばして探そうとした
……
のだが、なにやら予想外の柔らかい感触があり、薄目を開けて確かめてみる。
「
――
お目覚めですか?」
「
…………
んえ??」
思わず変な声が出た。
いつのまにかフリンズが居る。先程の柔らかい感触は、彼の手であったらしい。あれ、でも今日予定あったっけ
……
?と、寝起きで働かない頭をゆっくり回転させてみる。
「あぁ、予定はありませんでしたよ。鍵を使って入らせてもらっただけです」
私はまだ何も言ってないんだが
……
、勝手に私の思考回路を読むのはやめて頂きたい。そしてその鍵は返してもらってないだけで、フリンズにあげたわけじゃないんですけど。
だんだんクリアになってきた頭と視界で周囲を確認してみる。
見ていたはずの映影は画面が消えている。フリンズがいつの間にか居て、片手には本を持っている。時計は三時頃を差しているので、一時間ぐらい経っているっぽい。
あと、何故かフリンズに膝枕をされている。頭上を見上げたところ、あの月のようなイエローアゲートの瞳が私を覗き込んでいた。
「
――
なんで、膝枕
……
してるの
…
?」
様々な疑問点がある中で最初に聞きたいことがこれでいいのか?は、ひとまず置いておいて、ポロッと口から出てしまった問いの回答を待つ。
「ソファで昼寝するには首の高さが足りないでしょう?僕も座りたかったですし、丁度良いかと思いまして」
「
……
丁度良いかなぁ
…
?」
「えぇ、はい」
満足気に頷きながらふわりと微笑むフリンズ。私はまだちょっと納得してないんですが。
まぁいいか
……
フリンズにその気があるならば、もう少し寝かせて貰いましょう。体勢を横向きに変更して、寝直すことにする。
「おや、また寝てしまうのですか?僕が居るのに」
「
――
枕役をご所望なんでしょう?なら何も問題ないじゃない」
「ふむ
……
そうかもしれませんね。であれば、あと一時間は枕役に徹しましょう。人間には仮眠も必要ですからね」
人間には
……
?おかしな言い方をするフリンズだなぁと思いはしたが、とくに疑問を口にはしなかった。
深く息を吸うと、嗅ぎ慣れたフロストランプの良い香りがした。頭を優しく撫でてくれる手に安心感を抱きながら、すぐに眠りの世界へと落ちることが出来た。
『何もない予定のない、優しい昼下がり』
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