春野ツバサ
2025-12-20 21:48:48
1384文字
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気がつきゃゲゲゲ次回更新分チラ見せっ

支部にて投稿中の気がつきゃゲゲゲ。
第8話更新予定分の1部をチラ見せでございますっ。
次回更新は12月27日を予定しておりますっ。がっ。
ここで1つ暴露致します。実をいうと今回更新予定分のお話、まだ完成しておりませんっ(殴
いつもですと大体の枠組みは既に完成済みで更新予定日ギリギリまでねるねるねるねする――というのが常なのですが、今回はまだその枠組すら完成していないという(待たんかい
で、でも大丈夫っ。後1周間あるしっ間に合う間に合うっ(滝汗)の精神で今も鋭意制作中でございますんで応援していただけるとありがたいですっ(土下座

無断転載及びAI学習はご遠慮くださいますようお願いします(礼

……ほ、わぁぁぁぁ」
 目の前に並ぶ人ならざるモノ達に思わず感嘆が漏れる。
 山伏の装束に身を包み、2本足で立つ姿は人と変わらない。けど――
 口が人のものではなく鳥と同じ黒い嘴。背中に生やした艶々とした濡れ羽色の翼が人でないことを悠然と物語っている。怪物のたぐいの姿は見慣れているとはいえ、純粋に妖怪と呼ばれる存在を目にするのは1度目はもちろん2度目の人生史上どちらもはじめてなわけで。意識せずとも瞳がキラッキランランに輝いていく。
「本物の――天狗だぁぁぁーーーー!!」
 『此処』に来るまでの疲れも相まって。テンションバク上がりしてしまうのは、仕方ないと思います。

「これ。落ち着かんか」
「え。無理です」
 だって天狗ですよ? 漫画とかアニメでしか見たことない本物の妖怪ですよ? 幽霊さんからしてみれば見慣れた存在なのかもしれませんけど、私は初遭遇でございますし。興奮するなというのが無理でございますっ。
……旦那?」
「旦那だ」
「幽霊族の旦那だっ」
「長っ。幽霊族の旦那ですっ」
 湧く興奮を抑えきれずはすはすしてる私をやや呆れ気味に見る幽霊さん。そのやり取りを木の上から伺っていた天狗さん達が幽霊さんの存在に気付き、名を口にする。やはり、人ならざるモノ達の間では幽霊族というのは有名なようです。
「お久しぶりでございますな。幽霊族の若君」
「後不沙汰しており申した」
 現れた天狗の中で1番偉い方であろう天狗さんが幽霊さんに親しげに話しかけてきて、幽霊さんがそれに応じるという構図が出来上がりました。
そしてそのままお話し合いに突入してしまわれたので私、完全に手持ち無沙汰です。
なので、後学のために他の天狗さん達を観察させていただくことにしました。
「こんにちはっ」

――中略――

「にしても、ほんとに背中から翼が生えてるんだなー」
 その場に残っていた天狗くんその1を改めてまじまじと見つめる。まぁ、天狗なので当たり前ではあるのですが。
「まるでどっかのイマジンみたい」
 あれは黒ではなくて白でしたが。
……い、まじん……?」
「私、イマジンには逢ったことないからなー。
 やっぱり平成ライダー達の世界も行ってみたかったなー」
……へ、へいせ……?」
「まぁ、あそこはとっくに破壊者さんがあれやこれややってるだろうし。今更行ってどうするっていうのもなくはないけど。でもなぁ、やっぱりナマに勝るものはないっていうか――
……は、はぁ……
 つらつらと熱弁を繰り広げているとわからないながらも相槌を打ってくれる天狗くんその1に気を良くして喋って喋って喋り倒しますっ。なんせ推しについて熱く語れる機会なんて第2の人生始まってからできていませんでしたからっ。
「なんせ、世界を救った英雄ヒーローですからね。いち度は拝んでみたいもので――
「英雄ですか!?」
「おぉ?」
 おや? なんだか食いつかれました。
「興味あるの?」
「はいっ」
 瞳がキラリと光ります。
「聞きたい?」
「是非っ」
 おーけーおーけー。ならばたんと聞かせて進ぜよう。相手が妖怪であろうとなんであろうと。特撮の素晴らしさを知りたいと望むのに種族は関係ありませんともっ。
 これ幸いにと。天狗くんにこんこんと特撮の素晴らしさを話して聞かせる私なのでした。