わからん
2025-12-20 16:26:36
1417文字
Public 感想の返信
 

googleフォーム コメントへの返信です。【12/14】すべての影と光

googleフォームでいただいた感想に対する返信です。
URL:https://docs.google.com/forms/d/18uxPLdLSkvviX1ew-Giw7QJeW3g_kF4qXcoKdcUDRxw/viewform?edit_requested=true

・12/14 2:05「すべての影と光」の感想を下さった方へ

ご感想ありがとうございます!
私自身も無事に最後まで書けて安心しています。4月の半ばから今月まで、およそ8ヶ月の長い戦いでした……

実はこのお話を書き始めた当初は、最後は物語を一年進ませて日下部が教師をやっていて、そこを日車が訪ねてきて……と、漠然としか定まっていませんでした。要するに見切り発車です。
ですが、物語を書き進めていくうちに夜蛾や五条、硝子たちの出番が予想以上に増え、彼ら彼女らのバックボーンを深掘りしていくうちに、一年後の様子について詳しく練っていくことができました。

特に、夜蛾や硝子は、日下部との会話を経て少しずつ考え方が変わっていきます。勿論それは日下部も同様です。
これらの変化が、夜蛾の「呪いを扱う者が死を尊ばずして、何が呪術師か」(11話)という発言や、家入が夏油の解剖を申し出るきっかけになっていますし、日下部も教師という道を選ぶことはなかったでしょう(眠れないことを硝子に相談する=辛いときは誰かに頼る、ということもなかったはずです)。
五条と夏油、そしてさしすの関係性が大好きなので、さしす+夜蛾を含めて四人の話を少しでも出せて嬉しかったです。

日車の腕に関しては、本当に書いていいのか……?と書く直前までかなり悩みました(四肢欠損はゴア描写の中でも特に人を選ぶため)。ただ元々がR-18G作品ですし、原作でも描写があったからいいや!と盛り込みました。無事に受け入れられているようでほっとしました。
クッキーについてもありがとうございます。ご推察の通り、日車がメレンゲクッキーを最初に選んでいるのは、一番小さくてたくさん入っているからです。それを見越していたからこそ、日下部も一番大きいサイズであろうサンタのクッキーを最初に選んだのかもしれません。

感想をいただいてあらためて考えたのですが、確かに私の文では、日下部と日車が互いに対して向けている感情の正体を明確に書いてはいません。
日車側は意図的に書いていませんでしたが、主な視点主である日下部側も、読み返すと実はあまり書かれていなくて我ながらびっくりしました。
「日下部はずっと誰かに許されたかった」という解釈も素敵だ……好きだ……と思いますし、書いている側としては、この辺りは個々人の解釈を尊重したいです。

しかし、それでは書いた側として放任主義すぎる気もします。それらしい描写はどこかにあったかな〜と漁ってみたところ、妹に日車は恋人だったのかと聞かれて日下部は即座に否定しています(11話)が、そのあと「大好きだったんだね」という言葉は否定していません。
また、日下部→日車は「(自分と)似ている」(4話)とか、日車→日下部も「君(日下部)の目を通して自分自身の罪が見えた」(エピローグ)と考えているようなので、案外、互いに似た感情を持っていたのかもしれません。
「許されたかった」ということは、「一人で抱えているのが苦しかった」「誰かと自分の苦しみを分かち合いたかった」といった、「孤独」に対する恐怖が根底にあったのかもです(あくまでも一読者としての感想です)。

書いているうちにものすごく長くなってしまいました。
文を読むこと、そして感想を書くことに貴重な時間を割いていただき、感無量です。
あらためまして、この度は感想をいただきありがとうございました!