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三毛田
2025-12-18 22:14:53
1095文字
Public
アドベント25
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18. 仲直りの方法
18日目
知らないから、自然と
「
……
」
「
……
」
「アンタたち、喧嘩でもした? 空気悪いから、早く仲直りしてよ」
隣同士なのに、険しい顔で喋らず黙々と食事をする俺達へ、なのが呆れた声を向けてくる。
そう言われても、仲直りの方法なんて知らない。
「別に喧嘩じゃないし」
「そうだ。これは喧嘩じゃない」
俺と丹恒の声が重なり、睨み合う。
喧嘩じゃないと言っても、周囲にはそう見えているらしい。何でさ。
「痴話喧嘩は、部屋でして。ウチらを巻き込まないでね~」
そう言って、なのはご馳走様と手を合わせて去っていく。
「なあ、丹恒。痴話喧嘩って何」
「
……
」
「なあ」
「痴話、から起こるたわいない、喧嘩のことだ」
「じゃあ、痴話って」
「
……
」
問いかけると、また黙ってしまう。
言いたくないのか、そうじゃないのかよくわからない。
「愛し合う者同士が、戯れてする話だと。アーカイブにあった」
「あいっ」
バレてる。
いや、別に隠してはなかったよ。
「だから、言いたくなかったんだ」
ボソボソと、手で顔を覆って。
「
……
ごめん」
「いや。俺こそ悪かった」
自然と謝罪が口から零れ落ち。
顔を合わせ、見つめ合って。それから笑い合う。
「仲直り。で、いいんだよな?」
「そうだな。多分、これが仲直りだ」
初めての喧嘩。初めての仲直り。
「今夜、来て欲しいんだ。時間ある?」
「多分。いや。お前のために、時間を作ろう」
手を伸ばして、触れ合う。
喧嘩をしたのは、数日前。
だから、こうして触れ合うのも久しぶり。そんな感覚。
「丹恒、好きだ」
「俺も、お前が好きだ」
額をくっつけて笑い合う。
「オマエら、そういうのは自室でやれといつも言っているじゃろ」
コーヒーポットを手にやってきたパムは、呆れたように俺たちを見上げていて。
「おかわりは?」
「いや。俺はいらない」
「俺も、もういいや。ご馳走様、パム」
「ご馳走様。今日も美味だった」
「うむうむ」
俺たちの言葉に、嬉しそうに頷く。
食器を片付けて、俺は自室へ。丹恒は資料室へと別れ。
「ふう」
実は銀狼とマルチをする予定だったので、急いでログイン。
彼女の気が済むまで付き合った後、
『今日はご機嫌だね。いいことあった?』
と、メッセージが。
「仲直りした。っと」
送れば。
『よかったじゃん。それってプレイにも影響するから』
なんて。
多分、喧嘩直後の時のことを言っているのだろう。
迷惑をかけたので、後でまたマルチに付き合うと約束。
「はーい」
色々やるべきことを終え、夜。
ノックに応えると、丹恒が入ってくる。
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