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漬けもの石orてん
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夢創作-庭球-
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トリップ夢小説 第1話 【異世界から来た少女】
・固定夢主
・名前変換なし
【不二視点】
合宿初日の練習が終わった。うん、とてもいい試合だった。
これから慣れない生活の中、一か月過ごさなくてはいけないけど他校生と生活を共にするのは新鮮だな。それにいろんな人とテニスできるのはやっぱり嬉しい。そう考えると楽しくなってきた。
手塚や越前も例外じゃない。彼らは顔や態度には出さないけど嬉しそうって見てればわかるし、やっぱ中学生なんだなとさえ感じた。
同室の幸村と白石と他愛もない話をしながら部屋に向かっている。
今回合宿先の宿は跡部グループが提供していることだけあって無駄に広く無駄に豪華なところだ。ホテル並みの大きさといってもいい。まあ四校が同時に泊まろうと思えばそのくらい大きくないといけないよね。
部屋は僕と幸村、白石の三人。男三人が使っても特段狭いとは感じない。自分のスペースが充分に確保できるし部屋にバスタブが二つ付いているくらい広いのだ。さすが跡部グループだね。
部屋に入って「えぇ?!」と白石が彼らしくない声で叫んでいる。着替えの手を止めて白石を見た。
「どうしたの?白い....し」
白石に近寄った幸村まで固まった。
僕も近寄ってみると白石が使っているベッドに人が、女の子が寝ていた。
この子は誰だろう。
「白石、君っていう奴は」
幸村が冷ややかな目で見る。女の子を勝手に連れ込むとは何事だと言いたいのだろう。
「いやいやいやいや俺はこの子見たことないで!初対面や」
本気で焦っている様子から彼が嘘を言ってるとは思えない。
「なら不二、君の知り合いかい?」
「僕も白石に同じく知らないよ」
「そうか。実は俺もだよ」
僕たちの知り合いじゃなければ誰の知り合いなんだろう。
「ねぇもし他の誰かの知り合いだとしても、どうやって俺達の部屋に入ったの?」
このホテルってオ-トロックなんだっけ?昨日竜崎先生がそんなことを言っていたのを思い出した。
鍵はちゃんとフロントに預けたし、第三者に勝手に鍵を渡すことはしないだろう。そうすると
「ホテルスタッフとか?」
一日ごとに室内を掃除してくれたり、シ-ツと布団を整えてくれるスタッフのことだ。
けど気のせいかな?整えてくれたわりには朝と変わらないような気がしないまでもない。
「ということはアレやな、掃除や整頓したのはええけど疲れて横になってそのまま寝ちゃったっていうオチか?」
想像したら思わず吹いちゃった。
「きっと入ったばかりの新人なんだね」
「かもしれへんな。ならそろそろ起こそか」
「そうだね。もしかしたら他のスタッフが探しているのかもしれないし」
「寝てるところ悪いンやけど自分そろそろ起きなアカンで」
白石がトントンと軽く彼女に触れる。
「ん」
微かな呻き声と衣擦れの音が聞こえたとき白石の手が止まった。
「え?!嘘やろ」
「白石?」
「この子、俺ンとこの制服着とるわ」
スタッフ説早くも崩れた。
「白石のところって四天宝寺中学の?」
「おん、間違うない。このデザインは四天宝寺中学の制服や」
「ということは四天宝寺の生徒か。学年はいくつだろう」
「俺と同じクラスやないことはわかっとるで。あとでみんなに聞いてみるわ」
「うん、頼むよ」
「けど本当に彼女はどうやって部屋に入ったんだろうね?」
本日二回目の問いかけ。さっきはスタッフ説があったけど今度は。
四天宝寺の生徒が知り合いでもない僕たちの部屋に一体どうやって入れたのか。謎は深くなるばかりだ。
「なんか俺、頭痛なってきた」
眉間の皺をグリグリしながら一人ごちる白石。
「彼女のことは彼女自身が起きてから聞くとしようか」
幸村も若干疲れた顔をしている。顔色大丈夫かな?
「そやな、ならそろそろ飯を食いに行くか」
「そうだね」
着替えて準備をする。
食事を終えて一つわかったことがあった。
白石が四天宝寺の部員や顧問にそれとなく聞いてみたけど誰一人として女の子の知り合いが来るなんていう話はなかったらしい。
じゃあの子は一体何者なんだろう
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