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リレン
1058文字
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原神夢いろいろ
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デミアンさんと一緒にお仕事する話
フラッグシップのNPCバーテンダーさん
「つ
……
つかれたぁ
…
」
今日はナド・クライの救世主達が集う祝勝会がフラッグシップで開催された。このバーでアルバイトをしている私も勿論駆り出されて、営業時間は店内をずっと走り回っていて、いつもの倍は働いた気がする。大変だったのはその通りなのだが、最近フラッグシップを宿にしてくれている旅人さんやパイモンさん、モンドの騎士様などとお話できる時間もあり、とても充実した日だった。
今は閉店後の店内清掃中で、床のモップがけを終えたところなので、もうすぐ作業も終わる。そう思った途端に、我慢していた言葉が思わず口に出てしまった。
「お疲れ様、そろそろ終わりかな?」
カウンター内の片付けを担当していたデミアンさんが様子を見にきてくれた。私は慌てて姿勢を正して答えた。
「はい、あともう少しですね」
「そうですか、残りの作業も頼みますね」
「わかりました」
――
よし、ちゃっちゃと終わらせますかー!
***
「デミアンさん、今日分の作業終わりました。あとは鍵閉めぐらいですね」
「はい、お疲れ様でした。今日もありがとう。はい、こちらをどうぞ」
「ありがとうございます!」
デミアンさんは、仕事終わりにカクテルを一つ作ってくれるのだ。私はこのカクテルをとっても楽しみにしている。
「今日は『ベリーの小径』ですね。いつもありがとうございます、いただきますね」
デミアンさんの作るカクテルは、やっぱり店内で一番綺麗だ。受け取ったグラスをよく観察してから一口飲むと、とっても美味しい。私も早く上手に作れるようになりたい。
美味しいカクテルをゆっくり飲み終えて、自分でグラスを洗う。そろそろ帰ろうと思い、上着や鞄を掴む。その時、近寄ってきたデミアンさんから声をかけられた。
「あ、ちょっと待ってね」
「え?」
「手を出して」
言われた通りに手のひらを差し出す。すると彼は軽く微笑んで、私の手にチョコレートの包みを乗せた。
「今日は特に忙しかったけど、よく働いてくれていたね。また次のシフトもよろしくね」
「
――
っ、はい!」
「お疲れ様でした」と、デミアンさんに声をかけてから店の外に出る。夜明け後の朝日が眩しい。
デミアンさんから頂いたチョコレートを一つ口に運ぶと、ふふっと笑みが溢れる。私は仕事終わりの一杯と彼の笑顔のために、この仕事を続けているのだ。
思わずスキップしたい気分だったが、店の前の坂で転けそうになったので、それはやめておいた。
『仕事終わりのご褒美を』
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