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利一
2025-12-14 07:43:09
866文字
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【ジャミラギジャミ】断捨離
付き合ってる🐍と🍩のはなし。
書きたかったとこ入らんかったからいつか続き書くかも。
「汚い!!」
とある休日。寮長宛の資料を、レオナが不在だったからとラギーに届けにきたジャミルは、部屋の中を見るなり叫び声を上げた。
「紙の切れ端に汚れた布、なんだこれは?食べかけの菓子!?信じられない!虫が来たらどうする!!」
「取って食うっスね!」
「お前とは金輪際キスしない!!」
「嘘嘘!冗談っスよ!!食ったりしないから!!」
最近は、と、ウェットティッシュで唇どころか口内まで必死に拭うジャミルを宥めつつ内心で付け足す。
「やけに俺の部屋にばかり来たがると思ったら、こんなにゴミを溜め込んで
……
」
「ゴミじゃないっス!!」
ジャミルの呆れたような言葉に今度はラギーが声を上げた。
「切れ端はメモに使えるし、布は洗えばもうちょっとマシになるはず!菓子だってまだ食えるから!全部立派な資源!オレの私物!!いくらジャミルくんでも勝手に捨てちゃダメっスよ!!」
ジャミルの視界から隠す様にそれらを掻き集めると、ラギーは宝物でも守るかの様にガルルと威嚇した。
頑ななラギーの様子にジャミルはため息を吐く。
「
……
わかった。じゃあ代わりに新しいノートと絹のハンカチをやる。この辺に転がってるゴ
……
資源とトレードだ」
この前部屋に来た時にくすねようとしたあれだ、とジャミルがカバンからそれらを取り出せばラギーは諸手を上げて合意した。
「いやぁ、こんなゴミがお高い熱砂の絹織物に代わるなんて、わらしべ長者にでもなった気分ス!」
「やっぱりゴミじゃないか
……
」
シシッと笑うラギーにもう一度ため息を吐いて、ジャミルは掃除を開始する。
「ま、ハンカチは元からお前にやるつもりで持ってきんだけどな。お祖母様の土産にするなり売って路銀にするなり好きにしろ」
「は!?じゃあなんにも得してないってこと!?嘘でしょ!?」
「ノートが増えただろ?」
「そうだけどぉ
……
」
ハンカチとノートを抱きしめたまま不満気にベッドに転がったラギーにくすりと笑って、ジャミルはその辺に転がっていたビニール袋に床のゴミを放り込んでいった。
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