ゆいしろ そう
2025-12-11 21:23:35
505文字
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年末の真月警部と遊馬巡査

とてもフレンドリーな関係です

「今年もあと数日か」
「遊馬巡査!」
「警部~? なんだよ」

――腕を掴まれ、キッチンへと連れて行かれる。
そこには大量の食材が並べられている――

「えーっと、警部って冬眠するタイプ?」
「違う。お正月といえば」
「寝正月」
……はぁ、相変わらずだな。
まあいい、君の活躍にはあまり期待できないが、
食材の移動くらいは頼めるだろう。そこに水に浸かっている豆があるな」
「おう、このボールのやつ?」

――ボールごと警部に渡す――

「ありがとう。今から下茹でをする」
「へぇー、何分ぐらい?」
「軽く4時間」
「軽く!?」
「ふむ、しっかり浸けていた黒豆はつやつやだ」
「警部、もしかしておせちを」
「やっと理解したか」
「もしかして今日一日料理を」
「明日も明後日も付き合ってもらうぞ」
「う、マジですかー……

――――――――

「できたぁ~」
「巡査、次は」
「まだやるの?」
「年越しそばがないと、年が越せない」
「そうだった。俺達のおせちも早く食べたいし」
「今年もたくさん世話になったな、遊馬」
「はい! 来年も再来年もずっとずーっと、よろしくお願いしますっ」
「ああ。こちらこそ」