さかな
1389文字
Public かきかけ
 

卒業後監禁🐬🌸

疲れてるとき先輩に拾われてぬくぬくしてたけど監禁だった話……を書きたかった

卒業時に学園長が見つけてきてくれた、オンボロ寮生としては非常に親しみやすい新居と、怪しさ満点の経歴に目を瞑ってくれる優しい職場。
職場に関しては、私がもっと成績が良いとか論文を書くとか何かしらの実績があれば違ったのであろう。しかしそうではなかった。
だって帰るつもりだったし、帰れるはずだったのだ。
卒業式後、先生たちに見守られグリムに泣きながらお別れを言ってくぐった鏡の先。そこは懐かしい故郷ではなく、住み慣れた寮の自室であった。

その日はなんだか全部嫌な感じだった。
朝はトーストを焦がしたし、寝癖が全然直らなくて遅刻しかけるし、バスに駆け込むことになって他の乗客に舌打ちされるし、仕事中上司に呼ばれたかと思えばリストラの対象に選ばれたことを宣告された。自主退職なら有給消化してもいいからと早退を勧められて、追い出されるように私物を抱えてアパートに帰れば、部屋に帰るための外階段が落ちていた。
錆びてるせいか歩くとギィギィすごいな〜とは思ってた。でもオンボロ寮の床だって賑やかだったけど静かに歩けば早々抜けることはなかったし、何より錆びてるってことは鉄なわけだし。木製の床よりは丈夫だろうと思ってたのだ。腐食というものを舐めていた。

故郷に帰れなかった失意をなんとか丸め込んで、慣れない環境で肩身の狭い思いをしながら一年頑張ってきた結果が、これ。
道の端っこに寄せられる鉄屑に成り果てた階段だったものに貼られた連絡先にも、身元保証人である学園長に電話する気力も湧かなかった。

「おや、こんなところに素敵なものが」
聞き覚えのある声の聞き覚えのあるセリフ。
いつだったか、フロイド先輩の靴で遊んでたら身動き取れなくなったとき。通りすがりのジェイド先輩にひょいと担がれたのを思い出す。



元ツイ🦋①
運命なんかじゃないってやつも好きなんですけど、「運命です♡♡♡」って真剣に頭沸いてるジェに汗ダラダラになりながら捕まってる監が読みたい……気がついたら監禁されてたくらいのゆるいやつ……
最近外出てないな〜って突然思い立ってお出掛けしようとしたら玄関のノブは動くのに扉がミリも動かなくて、あれこれもしや?ってやっと焦り始めるやつ……

元ツイ🦋②
🦈と靴の大きさの違いで盛り上がって、ちょっと履かせてもらった🌸 「うわガバガバ!」「歩くとすっぽぬける〜」ってあはあは笑い合う。平和。
「あ、でもこうしたらぴったりになるかも」と足首すら泳いでる履き口に手を突っ込む。奥までは入れられないので爪先は余るけど、サイドゴムのおかげで結構なフィット感。
それ見た🦈に「すげぇ、🦐なのに鯖折りじゃん!」って褒めて?もらえて、調子乗ったまた歩こうとするも転倒する。柔軟性はあってもバランス感覚が足りなかった模様。
くそ〜って起き上がろうとするけど、転んだ拍子に手がしっかりハマってしまって横たわったままもがくばかり。🦈は捕えられた兎みたいな間抜け姿にゲラゲラ笑うばっかりで助けてくれない。
通りすがりの生徒もスマホ向けてくるかウワ……みたいな顔で遠巻きにするだけで、もう「ねぇーー!!😫」って嘆く🌸
このあと音もなく現れた🐬が「おやこんなところに素敵なものが」ってヒョイと折り畳まれたお腹を持って去ってくと嬉しい
その場合靴ごと持ってかれるので🦈は靴下で追いかける羽目になります。