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井見
2025-12-09 21:33:00
6167文字
Public
ライドウ二次
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青い眼差し あとがき
お手にとっていただきありがとうございました。
恒例のあとがき・蛇足のコーナー行きます!!
これ↓
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031274965
お手にとっていただきありがとうございました。
恒例のあとがき・蛇足のコーナー行きます!!
【各話について】
・あめふり
あめあめふれふれの歌が好きなので、それをテーマに書きました。真Ⅲマニクロ本でもそうですが、当時あたりの歌をイメージするのが好きです。
お話は超力の後のイメージでゴウト不在のため、よりライドウくんが自由に
……
否、無茶をしていることにすら気づいていないような、それを嗜めるような、ゆっくりとした日です。雨でびちょびちょになりながら、あーあ、やられたなあと言い家に帰る。そんな一瞬が見たい!という気持ちでした。
また基本的に全編にわたって鳴海さんは悪魔を知っているがサマナーではないただの人であるということを念頭に、ライドウくんたちが特別な存在であることを強調して書いています。
とはいえライドウくんはいつもの通り仲魔の状態を気にかけて、召喚してあげたりする
……
そこで今回出てきてもらったのはチョウケシンでした。なんとなく羽つきの妖精系にいて欲しかったのですが、ピクシー(ハイピクシー)はライドウのイメージではないので、個人的にお世話になったチョウケシンの選出です。銀氷なので雨も好きかなーと思ったり。悪魔をお叱りになるライドウくんも見たかった。
・また明日
これもなんでもない日です。夜の五分にも満たないやり取り。学生を頑張っているライドウくん。
探偵社という我が家──を書きたいばかりの一話でした。
・冷めた珈琲
これもまたなんでもない日です。超力はあまり珈琲の話をしないのですが、アバドン王だと珈琲珈琲するようになるので、少なくともアバドン王前には珈琲か
……
と。
このあたり、ずっとなんでもない日が続いてしまっているんですが、まあいいじゃないかという気持ちの3連続。
話の順番はかなり考えたんですが、この話まではライドウくんがぼんやりしているというか、変わってきたかも?みたいなことを書いているので、序盤にぎゅうぎゅうに入れるしかありませんでした。それぐらいライドウくんがなんかこう
……
世俗に染まってくる(???)話を
……
書きたすぎたんでしょう。
・たった紙切れ一枚が
ようやくアバドン王に入りました。プレイしながら事件中に気絶しまくるライドウくんを見ていて、うおーと書きたくなったような
……
そんな思い出があります。この話は流石に探偵社入ってから気絶しているんですが、確か本編だと銀楼閣の前で落ちてたりするので、鳴海さんもびっくりだよね。
とにかく暴威弾が
……
好きだったんすよね。暴威弾が
……
もっとマシなものあげればよかったかも?みたいな選択肢があったのもあって、暴威弾が
……
!!!!!暴威弾。という気持ちだったんです。本当に。アバドン王からリロード式に変わったので、暴威弾が名実ともに消滅し、暴威弾に執着し
……
。鳴海さんからもらえる(?)(1000円はともかく)暴威弾と書置きについて、なんかあったらいいよね
……
という話でした。
あと全然アバ王プレイ中に書いたので、鳴海さんがまた単騎で突撃しに行ったらどうしようとも思っていました。やめてくれよ!!というシャウトも入って、これが完成しました。多分この話が一番古いような?という具合なのでかなり拙く見えるのですが、まあ味だよねと思って載せました。照れます。
・青い眼差し
色々とリクエストをいただいて書いた文章もこの本に詰めたのですが、この話もその一つでした。しんどいなーと思っているライドウくん
……
とは!?の渾身の一作です。そんなの絶対見たいだろう!!と叫びながら、つらいと言ってくれライドウ!!とも叫んでいた。
ゲームではディア系でHPはすぐに回復しますが、メガテン系はターン制だったのでダメージモーションは一定なものの、ライドウくんはミシャグジさまにリング端まで吹っ飛ばされるのでめちゃくちゃ痛そうです。そう
…
痛みなんだ。と思った記憶があります。
さてしんどいぞとなったとき、鳴海さんはしんどいなーの経験がありまくると思うので、いい具合にサポートしてくれるんじゃないかなーとお願いしました。ゴウトはもちろん早々に気づいているので、鳴海さんにパスを出しています。
ライドウくんの保護者(?)はゴウトと鳴海さんがいますが、ゴウトは葛葉として、十四代目としての重みも含むので、ある意味部外者である鳴海さんのように適当にやりなよーみたいなことは言い難いだろうな
……
と勝手に思っています。
またゴウトも自分が何かを口にしてしまうとお説教みたいになって、ライドウくんが変に気を引き締めてしまう
……
のを危惧してこの場では鳴海に任せて身を引いている
……
みたいな
……
感じの距離感です。日頃ちゃんとしなさいよはゴウトが言うと思うので、いい具合にパスしあっているといいなーと思います。
タイトルはもともと煙草のイメージで「紫煙」だったのですが、本全体の牽引としてさらに変えちゃいました。煙草の煙が窓から差し込む夜の光に照らされ、部屋全体が青く滲んでいるような気がしてくるようなないような? 夜の探偵社に常に思いを馳せています。
・淹れたての珈琲
冷めた珈琲の返歌のような内容です。家事のために仲魔を喚ぶライドウくんが見たかったのと、疲れている鳴海さんも見たかったのと、たまには一人称が書きたかった
……
そんなわがままセットでした。
ライドウくんが率先して何かするようになっているところににっこりを感じたいので、よろしくお願いします。という話です。
鳴海さんが珈琲をどうやっていれているのかは不明ですが、豆が切れたと言っていたので結構ちゃんといれているっぽい
…
?
初心者むけのいれ方はなんだろうと思って調べながら書いたので、合っているかはわかりませんが、うーんこんな感じかなーとかやっているライドウくんが見たいですよね。
・あかりとり
モブ①出ました。ライドウくんに執着するモブだ!
ライドウくんはあの葛葉のしかも四天王が一人の名を継ぐスーパースター(実績あり)なわけで、割と遠巻きから一方的な視線を向けられていてほしいわけです。変な別件依頼を普通にこなして帰ってくるライドウくんがいるはずなんです。
とかなんとか考えて
……
割と穏当に終わるモブの話をまず書きました。
頑張って勉強しているけどだからって実力がつくわけでもなく。仕事がなければ金もないので勉強もできず。負のサイクルをぐるぐる
……
という人と、
うーん言うこと聞かない悪魔かあ、カリスマお願いするか
……
と平気で神格喚ぶライドウくんというありえん違いを書けてよかったです。
実際ライドウくん目当ての変な依頼とか来てないんだろうか? 鳴海さん
……
頼むぞ。
・廻る契約
個人的にまさしく別件依頼みたいなやつできたなーと思いました。
あとがきにも書きましたが、レコード盤がぐるぐるしているのを見ていると悪魔召喚できそうだな
……
と思った次第です。あと探偵社にせっかく蓄音機があるので、使っているところを見たかったんです。
件のレコード盤について、捜査会議風にこれはなんだろう?と話してみてもらっているんですが、本編の捜査会議は完全にライドウくんだけわかっていない前提で進んでいたのが好きだったので、この本でもゴウトや鳴海さんがライドウくんを誘導するような形で話しています。
鳴海さんはどれだけ盛ってもいいとふぁんぶっくが言っていたし(言っていない)、ゴウトは経験値がカンストしているので、ちょっとした別件くらいならすぐわかるんじゃないかな?と思います。とはいえただの答え合わせだと切ないので、たまにライドウくん自身にもなんか言ってもらっています。じわじわと怖い感じが出ていれば嬉しいです。
しかし捜査会議で長々話していてオチに困ったので、ダンタリアンさんには無理を言って出てきてもらいました。ライドウくんターゲットだとすぐ終わっちゃうし
……
で標的にされる鳴海!激昂するライドウ!!メチャクチャになる探偵社!!!呆れるゴウト。という感じです。タヱちゃんはいつも本当にありがとう。
・スローワルツ
タヱちゃんが出てきたのでそのままタヱちゃん回です。炭酸水を飲むライドウくん、シュワシュワーハッピーリクエストをいただいた思い出がございます。
タヱちゃんも葛葉が何かはアバドン王でうっすら知るわけですが、それでも当たり前に未来の話をしてくれる、そんな人で
……
あってくれよ
……
という祈りの時間になっていました。あと数年で飲み会ができるんだ
……
探偵社で
……
うう!
・くらやみのひかり
あかりとりでモブを出したのですが、あれは陰鬱にならないよう堪えたものの
……
ならば本にする今しかチャンスがないんじゃないか?と耐え切れなくなり、急遽登場しました。
やりたかったんです
……
全面びっしりページが。これは本にしないと効果がない。
このびっしりは全然読まなくて大丈夫なんですが、一応内容としては、ライドウくんに憧れる→自分と比較し卑下する→アバドン王事件の影響を受ける→立案 という感じです。彼の目の前で死ねば、その瞬間だけは彼は自分のことだけを考える。そこに唯一の居場所が生まれる。
リリスvsティターニアは相性を考えてこうなっちゃいました。すげーメンツ。永眠の誘いを使えるのでバッチリです。
一応この依頼人さんはきっと普通に暮らしていればちょっとライドウくんに執着したくらいで済んだのかもしれませんが、アバドン王事件で街全体に辛い空気が立ち込めたのが結構悲しく、またそれを「きっかけ」にして更なる事件が起こるといったことも頻発しているとより悲しいよなあと思い、仮面のくだりを挿入しました。
事件を終わらせて終了とも思ったものの、それではただ辛いだけで誠実でないので、どうしたらいいのかと考えあぐね、なんとか一話に
……
。
今見ても不十分かとも思うのですが、まず一つ、できることを書きたかったので、そうしました。ライドウくんが鳴海さんに尋ね、鳴海さんはゴウトに見守られ。
・待ち人の窓
ふわふわした鳴海さん。飲酒? いいかげんな一夜を想像して書きました。
探偵社の明かりがついていて、探偵社に鳴海さんがぼんやり座っていると、よし!という気持ちになりますよね?(?)
探偵社とじて寝てたら余計心配するだろうし、来客あってもなー、そろそろライドウかえってくるかなー、うーん、とぼんやり待っている鳴海さんがいる日もあってほしいわけです。
・麗らかなれ
凪ちゃん来ました!凪ちゃんをリクエストしてくださったサムワン、サンキューを申し上げます。。
ちょっとしたトラブルにミートした凪ちゃんが悪魔をスカウトをしている場面をイメージし、銀座散歩で鳴海さんとのランデヴーのプロセスになりました。
凪ちゃんも村にいたので悪魔が身近ではない人というのはまだ珍しいかもしれないなと思い、そんな意の会話を入れていました。
貴重なサマナー仲間なので、ライドウくんとも仲良くしていてほしい。雑談をする二人、眺める大人たち。健やかに
……
となりたい。
・あなたのすぐ傍に
さあ最後に真面目にちゃんと別件かくぞと思ったら本当に長くて参りました
……
。読心したり現場調査したり、鳴海さんとは見えているものが違ったり、捜査会議ではゴウトがサポートメッセージ出して
……
とかやっていると無限に伸びていく。だからいやなんだ!
書いたとおりAくんは青い眼差しでライドウくんに気づいていた子ですが、もちろん仲魔たちも以前の話に出てきたメンツです。
実は戦闘メンバー要員のチョウケシンは雪華使えないっていうかアバ王に雪華ないんすけど(それを言ったら超力にはチョウケシンいないんすけど)、カッケーから使ってもらいました。あと突然ブフ・ラティ!って言うのちょっと面白くなっちゃうから
……
。銀氷なので冷却もしてくれる!これはお得。
悪魔たちの調査を書くのは楽しかったのですが、めちゃくちゃむずかしいのでもうやりたくねえとも思いました。でもやっぱり調査いいよね、まさにライドウ!なんだよなーここが
……
。
とはいえ基本的な事件だと読心ではい終了になってしまうかもしれないので、読心をした上で会議が必要で
……
と思うと幻惑レベル100に
……
。幻惑使える悪魔あ!?優しそうなのはジャックランタンか
……
じゃあランプか
……
とどんどんノリで決まっていったので強引さがあっても許してください。
盛りに盛ってAくんにはものすごく気の毒なことになってしまったのですが、この事件は悪意からではなく本気でAくんのことを思ってしでかしたことということが伝わっていたらいいなーと思います。一見ありがたいけどマジで困るんすよ
……
という場合の対応もデビルサマナー仕事なので大変ですね。
〆は鳴海さんを挟みつつ探偵社から出動! 元気な感じでまとめられてよかったです。
【本として】
毎回本の最初にちょっとした何かを入れるのですが、安らぎの場たる探偵社としての話ばかりなので、歌詞がいいなーと思って入れました。灯りのともる我が家。しかも発表年月がちょうどいい具合で、曲調もまさにという具合。ぜひ聞いてみてください。
タイトルもそれを意識して考えた結果、「紫煙」だったやつを代表話として構成し、『青い眼差し』としました。blue hazeだし、思いやりの視線はgazeで
……
みたいな。ライドウくん自身の物事を見据える透明な眼差しもまた青く、とかなんとか。
表紙はカッケー紙にしたかったので色々見ていたのですが、煙みたいで面白いなーと思いOKミューズパールにしました。光がむろんむろんしていてすげー感じです。嬉しいです。
本構成は基本的に短編をネット上で書き散らしたあと、真面目な書き下ろしを加えて一つの本というパッケージにする
……
という流れで組んでおり、今回は如実にそれがはっきりと出ました。具体的にいうと字数が短いものは前者で、長いやつは後者です。
長いやつを抜粋すると、
・デビルサマナーやライドウの名を継ぐものという特別さ、普通の人との違い
・怖ろしくも愛しき隣人としての悪魔
・どうにもならなかったことへの誠実さ
・探偵社という奇跡的な場所、そこでのあたたかさの交換
あたりがライドウという作品でめちゃくちゃ好きなところなんだなーと改めて再確認する結果になり、かなり面白かったです。本作るたびに原作好きだなーと思えるのでやっぱり楽しいなーと思います。
本にしよっかなーとか言ってから多分数年が経っているので、大変長らくお待たせした挙句、
いろいろ付け加えてどんどん長くなってしまったため分厚くなり、値段も上がってしまってもう詫びも足りねえという感じなのですが、
お手にとっていただいた方々、本当にありがとうございました。
メッセージもいただけたりして恐悦至極です。辺境の地で文章を書いていると常にバッドな気分になりますが、今までいただいた”すべての”メッセージを読み返し、毎度くぅ〜!となっています。
また何か書けたらいいなーと思います。巡り会えればよろしくお願いします。
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