yossy
2025-12-06 19:49:26
1319文字
Public 自創作
 

intersect

-交差する。交わる。(英ナビ辞書より)

⚠️「K課」通過後の話、ネタバレあり
且つ「HALOとりっぱー売買ヘヴン」ネタバレ無しの探索者が出てくるうちうちの話。
ぬるいエッチあり




どのテレビを見ても流れているニュース番組の映像。K県の警察の人たちが、沢山の人を救ったという話らしい。
そこには知っている苗字の人がいた。



某日某所、歓楽街にて。
ネオンギラつく夜の街。街ゆく人々は浮かれたり、酒で浮ついたり、他人の腕に手を絡めたりしながら歩いている。
その日は過ごしやすい日で、ついでに花金で、
街は人で賑わっていた。
居酒屋を探していたり、ゲラゲラ笑っていたり、
キャッチの声だったりいろんな音がする。
同伴のおじさんと手を繋いで歩いていると、
すれ違い様に男の人と当たった。
それを別の人が追いかけて、
近くで大きな声で名前を呼んだ。

「待てって恭悦!」

そんな声に思わず振り返って、ぶつかって先を行った人も振り返る。
視線が混ざって、思わず声が出る。
「あ!」
何?」
人混みを抜けて、目の前で伝える。
「貴方も恭悦って言うんですよね?
俺も恭悦なんですよ!」



二人して連れを適当に説得して、二人で適当なファミレスに入る。
ドリンクバーと適当に腹を満たせるパスタを頼んで、4人席用のテーブルに向かい合って座る。
「で、君も恭悦姓なの?」
「うん!結さんの報道聞いて、同じだなーと思って。周りに同じ苗字の人いなかったし」
「オレも見た事ないけどね」
顔を見合わせて、笑う。
「にしても、髪色とか目の色もそっくりだね。
肌色は違うけど、もしかして親戚だったりして?」
「まさか!俺孤児ですよ?」
「確認しなきゃわからないじゃん?」
「うーん、それもそうか
持ってきた白葡萄のジュースを音を立てて飲む。
「戸籍とかは?」
「なんか、むかーしに新しく戸籍の登録したんで、親の名前はないんですよね」
「なるほど
「でも、お母さんの名前はありますよ。
病気で亡くなる前に施設に俺を頼んだみたいで。
確か、こんな漢字で〜」
と、サラサラとオーダー用の紙にペンで名前を書いて見せる。
……待って、オレも記憶はないけど、オレの母親と同じ名前なんだけど?」
「たまたまじゃないですか〜?」
「父親の写真見る?」
「え?!生きてるんですか?」
スマホの写真を覗き込む。確かに俺にそっくりだった。
「いやさ、親父もあんまり母さんの話をしたがらなかったけどさぁ」
「まさか
「兄弟だったりして?」


謎のテンションで安いワインを頼んで乾杯し、
お互いの話をしては笑い合った。
そして気づけば、裸でベッドの上にいた。
二人ともすごいすけべな事も分かって、
意気投合して、近親相姦て燃えるよねと肩を組んでラブホに特攻した。
優しくキスをして、脱いで、じっくりたっぷり貪るようにエッチをした。

「セックス上手いね」
「結さんこそ、経験豊富ですね」
「ね、名前教えてよ」
「えぇ〜どうしようかな?」
「誰にも言わないからさ」
「ん〜、しょうがないなぁ」
体を起こして、シーツに包まった結さんの耳元に顔を寄せる。
あきら、恭悦 晶だよ。お兄ちゃん」
「晶ね、もう一回戦出来る?」
「いいよ。今度は飛び切り優しく抱いてね?」
「勿論、お兄ちゃんに任せて?」
垂れた前髪が首に触ってくすぐったかった。