引退した冒険者達が町に酒場を開き、市井に馴染んでいく様子を描くTRPG「Stewpot」でした!
元パラディンが畑を耕し、元ドルイドの飲み物を作り、元ローグが金勘定します。
彼らが墓場の隣に酒場を開いた理由は、
「最後の冒険で死んだあいつが、みんなで一緒に酒場をやりたいと言ったから」
墓参り酒場「ラリエッタ」。
それは水が綺麗なある町の片隅で、墓地の横にある古びた幽霊屋敷を改装した酒場です。
■登場人物紹介
ラウリ(PL:遥唯祈さん)
元ドルイドでエルフの血を引いた人間。今は薬剤師の技能を活かして飲み物や料理を担当している。
綺麗な顔立ちに穏やかな雰囲気だが、怒ったときは怖かったり、「あいつ」への感情はとても重かったりする。
マルヴィン(PL:ムーキセキ)
元ローグの小柄な人間。今は商人として財務計算や備品管理などを担当している。
ツッコミ気質で実利主義だが、「あいつ」への感情は大きい。
ボルク(PL:ダディクールさん)
元パラディンのドラゴン。今は農民として酒場にも提供される野菜を作ったりする。
長命種族の不遜さで、「あいつ」を含めたみんなへの執着がある。
そんなPC達でした。そしてずっと言っている「あいつ」とは、最後の冒険で死んだ仲間のこと。
すきにNPCを作ったり設定を盛ったりして良いとのことだったので、他にもNPCを登場させていきました。
設定や名前を考えて、その場でフリー利用可のイラストを用意して、PLを限定せず入れ替わりながら演出していくのも楽しかったですね。
お手伝いの「メイちゃん」はボルクにほのかな憧れを抱いていて、そんな様子を他PCや酒場のお客さんに見守られたり。
ラウリの親戚で昔一緒に冒険をした「エルフのムーンおばさん」とは、久々の再会で仲間の死を悼んだり、町の観光をしたり。
「吟遊詩人のフィドル」は酒場で冒険者達の適当な歌を奏でながら、売り出してる商品の(#RP)をしたり。
他にもたくさん!
最初は三人しか盤面にいなかったのに、どんどん人が増えていくのが嬉しかったです。
まさにPC達が町に馴染んで、知り合いが増えていくようでした。
しかしなにより「あいつ」。
最後まで名前も出てこないし細かい設定も決まってないのに、たびたび話題に出てくるし、
出てくる度にPC達がそれぞれが違った「感情」をみせてきて面白かったですね。
閉店後の酒場で、「あいつ」について語るイベントもありました。
あいつは大樹のような男だったと詩のように語るボルク。
死んでも変わらず居る空気みたいなもんだしと言うマルヴィン。
死んだことがまだ諦められないから蘇生薬を開発しようとしているラウリ。
うわっ、このパーティなんか、みんな感情、すごいな!?
それからラストイベント一つ前に、お祭りの日!
死者を弔い、収穫物を飾り付け、水路に花が流れる、町をあげてのお祭りです。
その中で起こる様々なトラブルを今までのイベントで出て来たアイテムや、町の人との縁(NPC総出演!)で解決していきました。
エピローグでは、お祭りの打ち上げをしながら、自分達はどんなふうに変わったのか、これからどうしていきたいのか
……そんな話をして、
そして彼らはまた明日も、墓場の隣で生きていくのでしょう。
* * *
面白くて遊びやすいナラティブシステムでした! ネタだししやすかったし沢山RPもしました。
これだけ個性豊かで濃い内容になったのは、システムから出してもらえるフックの良さのおかげでもあります。投げかけてもらえる質問やサンプルもやりやすかったです。
楽しかったです! ありがとうございました
ー!
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システム:
https://www.drivethrurpg.com/en/product/491723/stewpot
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