みやこ
2025-11-28 22:33:10
2090文字
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オメガバース原ぐだ♂

全年齢向けの描写をざっくりと。設定はオリジナル要素てんこ盛りなので注意⚠️

▪️オメガバースがあるカルデア設定
ぐだ君はΩ。普段は薬を服用してヒートを抑えている。ぐだ君以外のカルデア職員は全員β。そして、基本的に英霊も全てβで召喚される。例外として一基だけ‪α‬が召喚されることがある。しかも、英霊はみなβ確定してる中でのイレギュラーなので、高確率でぐだ君の運命の番になる。特異点で出会ったサーヴァントには影響無しだが、ぐだ君のサーヴァントになったら適用されてしまう。ちなみに、該当鯖はぐだ君の今後の人生に必要不可欠な存在になる為、受肉が許される。

今回めでたく、ぐだ君のサーヴァントとして正式加入した原田。その瞬間に悲劇が起きる。

原田の鼻を突く甘い匂い。そして性欲に似た高揚感。というかほぼ性欲。

ぐだ君も様子がおかしい。急に内股になってきゅっと苦しそうな顔をしている。

お互いに何が起こってるのか分からない中、他の新選組鯖から引き剥がされる。

原田より先に来ていた鯖たちは、この状況が何を表しているのかは明らかだった為とにかく言葉を失っている。そんな事があるのか、と。

その後、ダヴィンチちゃんから説明を受ける原田。

つまり、俺とマスターは番って事になるんすか」

「いいや、厳密に言うとまだ番ではないんだ。番は‪α‬である原田君が、Ωの藤丸君の首を噛むことで成立する」

……仮に番になるとしても、彼の許可無く噛んだらダメだよ。彼は君のマスターである以前に、このカルデアに存在する英霊たちのマスターだ。彼とちゃんと話し合ってからにすること。いいね?

原田は上記のダヴィンチちゃんの言葉をしっかり守る。ただ、問題はぐだ君の方。番云々の前に「俺がそんな事に現を抜かしてる場合じゃない」となる。

俺にはまだやる事がいっぱいあってここで番になったら皆に迷惑がかかる。それは絶対に避けないといけない。

特異点内ではお互い良い距離感だったはずなのに、正式加入を境に少し距離ができてしまう。

そんなある日、信じられないことが起こる。

薬によるヒートのコントロールが利かなくなってしまった。

原田が近くにいなくても常に発情したまま。その日のレイシフトは全て別日へ変更され、ぐだ君はマスタールームから動けなくなる。原田の方も限界が近かった。

元々、大きな溝ができたと感じてしまったのでそれも相まってか、ぐだ君のヒートに酷く当てられるようになった。

埒が明かねぇ、と思って一人でぐだ君の元へ向かう。

部屋へ入れば、原田の浅葱の羽織を抱きしめてベッドでうずくまるぐだ君が。

巣を作ろうにも原田の私物が無さすぎて、簡易霊衣を抱きしめる羽目になった。

「原田、さん……

「マスター

大丈夫っすか、と近づこうと一歩踏み込んだ瞬間襲いかかる強烈なフェロモンの匂い。

「来ちゃ、だめ……

嫌っす。マスターが苦しんでいるのに、黙って見てられる性分でも無いんで」

いくら‪α‬だったとしても、この強烈なフェロモンに耐えられる人は居ない。きっと誰もが直ぐに襲いかかるだろう。

それでも原田は鬼のような胆力で耐えていた。

ぎゅうっとぐだ君を抱き締める。

「俺、こんな事してる場合じゃないのにごめんなさい……原田さんを、巻き込む形になっちゃったっ……

番がどうとか言ってる場合じゃないのに、世界を救わないといけないのに、なのに俺は、俺はと気持ちが溢れて止まらなくなるぐだ君。

ぐす、ぐす、と鼻を鳴らしながら泣くぐだ君に優しくキスをする原田。

俺は、巻き込まれたなんて思ってないっすよ。寧ろ、あんたが運命の番って分かって幸せなくらいなんで」

なあ、もし。もしも、俺を巻き込んじまったと思ってるんなら。本当に番になっちゃくれねぇか?」

……え」

顔を上げて原田を見るぐだ君。

「Ωは、番になればヒートで苦しまなくて済むと聞きました。ヒートで苦しんで、あらぬ不安が出てきちまうってんなら、番になって解消しません?」

それも一理あるなとなるぐだ君。

……それに俺自身あんたに惚れちまってもう戻れないんすわ。なら、晴れて番になって一生支えるってのが筋ってもんでしょう?」

ふっ、と優しい笑みを浮かべる原田に見惚れてしまうぐだ君。この後、番が成立したことによってヒートに悩まされる事は無くなった。そして原田の性欲が何気に強いこともわかった。

書ききれなかったのですが、特異点に居る時から少し原田が気になっていたぐだ君。実は明確に‪α‬と分かって居なくても雰囲気で本能が感じ取っていたという感じです。

最後に原田の怖いくらいに一途なところの説明を少しだけ。彼、最初から最後までぐだ君を襲ってません。ヒート時のエグいフェロモンに当てられても普通に話しかけているしキスで止まっている。そういうのは済し崩しにしたくないから、きちんと段階を踏んでといった感じで書きました。だって自分のマスターである前に、みんなのマスターでもありますからね。勿論番になったあとはめちゃくちゃヤります。