れり2777/花珊瑚
2025-11-23 03:23:52
1032文字
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【腐】ツインテにょ高の学生敢高♀ちゃん〜駄文を添えて〜

両片思い(と思ってるのは本人たちだけ)はいいぞ



 このにょた高ちゃんは勉強一筋で色恋沙汰には興味なし!と見せかけて幼馴染の敢のことが気になってて、でも由もいるしライバルとしか見られてないし……と諦めてる。自己肯定感が低いので、幼馴染としか見てない女から好意を寄せられたら気持ち悪いよね、などと思っている。
 ある日の休み時間、クラスメイトに「諸伏さん髪サラサラで綺麗〜!」「ねえ他の髪型もしてみよーよ!」と詰め寄られ、断れなかった高。ヘアアレンジなんて体育のときのポニーテールくらいしかしたことないので、腰まである艶々な黒髪を友人たちに任せる高。
 「できた!」と見せられた鏡には、いわゆるツインテールという髪型をした自分の姿。目を丸くした高は「似合いませんよ」と眉を下げるんだけど、クラスメイトたちは「かわい〜!」「いや似合ってるっしょ!」「諸伏さん似合わない髪型ないんじゃない!?」と絶賛。
 すると、教室の扉がガラガラッと開かれる。

「おいコーメイ、次の授業国語に変わったんだって?借りてた教科書……返し…………
「か、かかかかknsk君!?」

 別のクラスなので滅多に教室に姿を見せない敢が、あろうことか扉から顔を出し、目をまん丸くして高を見ている。
 ツインテールの、高を。

「お前、その髪型……
「違うんです!友人たちが勝手にッ!」

 助けを求めるもニヤニヤした顔でこちらを見守る友人たち。扉の向こうには、敢を呼びに行ったらしい別のクラスメイトの姿。
 は、謀りましたね……

「似合わないのは分かってますから、見なかったことにしてください」

 泣きそうな顔をする高に、フリーズしていた敢がハッと再起する。

「似合ってる!似合ってるから!」
「でも今、反応に困ってたじゃないですか!」
「そんなんじゃねえよ!」
「固まってました!」
「だってお前がすげえかわいかったから……!」
……
「あっ!?」

 敢の失言に静まり返る教室。時が止まったかのように固まる二人。室内にいる生徒は全員、固唾を飲んで敢と高を見ている。
 先に動き出したのは敢だった。

「お、俺、次体育だから!じゃあな!!」

 机に叩きつけるように教科書を置いて出ていく敢。次いで廊下から「コラ大和!廊下を走るな!」という先生の怒号と「大和くん教室逆ー!!」という級友の叫び声が響いてきた。
 真っ赤な顔で立ちすくむ高の肩を、友人たちが次々にポンと叩き、席に戻っていく。
 そんな青春の一ページ。