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うずめび
2025-11-20 12:30:48
692文字
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ドクターと岳とウルピで洞窟を脱出する話 かきかけ
前から書きたいなぁと思う話のかきかけです。岳とウルピ、博士の三人でシーボーンが住む洞窟から抜け出すあれそれがあったらなとか。
色々書きかけ多いので完結できるように頑張ります。
洞窟から脱出する話 書きかけ
最短で目的を達成する。手段として暴力を使う人の戦いは繊細さとはほど遠く、大抵は鋭く風を切る鉄塊が立てる轟音ともに周囲はなぎ払われて更地になる。およそ人が振り回すにはとうてい無理がある背丈と同じぐらいある錨を両手で振り上げ、鎖とともに投げては巻き込んだ相手を引きずり倒すさまはいっそ怪獣じみている。
「派手な傷跡を刻みつけてやろう」
視線の先で低く呟いたウルピアヌスが鉢海のリーパーに向かって両手で錨を投げつけ、繋がれた鎖が生み出す推進力で目にも止まらぬ速さで接敵する。殺気に気付き甲高い鳴き声をあげるリーパーに黙れと言いたげに容赦なく頭頂部に錨を叩き付け、そのまま沈めるあたりさすがアビサルハンターの創始者と言うべきか。
「ーーーふむ、中々に容赦のない戦い方をするものだ。私とてあの錨を受ければどうなるかわからんな」
受け流すのは大変そうだと重岳がドクターの隣でどこか楽しそうに微笑みながら少しばかりじっとしていてくれ、と囁いて緩やかに尾を一閃させた。いつの間にか近寄ってきていた殻海のランナーたちが鳴き声すら上げられずに静かに両断されるのだから、宗師と呼ばれるのも納得の腕前だろう。
「二人とも本当に頼りになるね
……
」
静と動。相反する印象を与えながらも確かに敵を沈黙させるものだから、ドクターは感心とともに呟く。穴に落ちた時はもうダメかと思ったが、この二人がいるならどうにかなりそうだ。ドクターだけであったなら見知らぬシーボーンの巣窟で立ち往生していたところだが、これなら味方との合流もかなうだろう。
「先に進もうか」
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