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癒羽琉(ユウル)/由羽(ユウ)
2025-11-19 08:22:29
1649文字
Public
ネロ×キリエ
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あふれる愛もほどほどに 番外編 一緒にシャワーを浴びた日のこと
◇DMC5◇ネロキリ
甘くて大人な雰囲気——
本編のワンシーン。
ネロが酔った勢いでこぼした言葉
「この前、二人でシャワーを浴びた時なんかさ」
の真相を書いてみました!
本編→あふれる愛もほどほどに
https://privatter.me/page/68d2b27866c7b
湯気が立ち込めるバスルーム。
ネロとキリエは並んでシャワーを浴びていた。
「久しぶりだな、こうして二人でシャワー浴びるの」
ネロの声に、キリエは小さく頷く。
(なんだか
……
妙にドキドキする
……
)
何度も体を重ねているはずなのに、明るい照明の下では肌を隠せず、その恥ずかしさにキリエは胸の奥が熱くなった。
(いい加減、こういうのも慣れないと
……
)
高鳴る鼓動を抑えるように、キリエは体を洗おうとボディソープへ手を伸ばす。
そのとき、鏡越しにネロと目が合い、キリエは慌てて目をそらした。
耳まで赤くなっている彼女を見て、ネロは思わず微笑む。
「ん?どうした?顔が赤いぞ」
「!べ、べつに
……
」
ネロはクスクス笑うと、キリエの濡れた髪をそっと指でとかした。
「今更、恥ずかしがることでもないだろ?」
「だって
……
」
「まぁ、そんなふうに恥ずかしがるのも、可愛いけどな」
そうぽつりと呟く声に、キリエの頬がさらに赤く染まる。
「
……
ところで、どうして急に『一緒にシャワー浴びないか』って、誘ってきたの?」
キリエはボディスポンジで体を洗いながら、ネロに尋ねた。
「明日から、仕事でしばらく家をあけるだろ。それで、少しでも一緒に過ごしたくて
……
」
ネロは目を優しく細め、照れくさそうにそう言うと、キリエの小さな肩にそっと手を添えた。
「
……
そうなのね」
彼の言葉が胸に沁みる
——
嬉しさと恥ずかしさが溶け合い、キリエは胸の奥があたたかくなるのを感じた。
「ほら、肩の力抜けよ」
体に熱がじんわりと広がる最中、泡のついた肩を滑らかに撫でられ、キリエは思わず体がこわばる。
「ははっ、そんなに緊張しなくてもいいのに」
「っ
……
だって
……
」
ネロはキリエの頬に指先を触れ、濡れた髪の束を耳の後ろにそっとかける。それだけの動作なのに、キリエの肩は小さく跳ねた。
「ほんと、可愛いな。いつも
……
」
恥ずかしがる反応を見て、彼女を愛おしく思うネロ。
ネロの手は肩から背中を滑り、キリエの腰のラインを優しく撫でる。
「っ
……
」
その手触りに、思わず甘い声を漏らしそうになるキリエ。それを堪えようと、ボディスポンジをぎゅっと握り締める。
(だめ
……
こんなに近くで、そんなふうに触られたら
……
)
キリエは顔を真っ赤にして、潤んだ瞳で鏡越しにネロを見つめた。
「
……
キリエ、そんな顔されると」
「
……
?」
「続き
……
したくなるだろ」
その言葉に、顔が一気に熱くなるキリエ。
驚きと恥ずかしさで胸がざわつき、勢いよく振り返るとネロの胸板を小さく叩いた。
「もう
……
!シャワー浴びる前に、『何もしないから』って言ったでしょ
……
?!」
「ああ、わかってる。何もしないよ。今日は“シャワーだけ”」
そう言うと、ネロは小さく口角を上げた。
「え
……
シャワーだけ
……
?」
「そう。シャワーだけ」
胸をくすぐるような言い方に、体の中心がうずくキリエ。
恥ずかしそうにネロの胸へ視線を落とすと、小さく呟く。
「ネロのそういうところ
……
ずるい」
「お互い様だろ?」
ネロは穏やかに笑い、キリエの額に軽く口づけを落とす。
やわらかな唇と温かな息を肌に感じ、キリエの体はさらにうずいた。
「ネロ
……
」
「ん?」
「シャワーだけじゃ、いや
……
」
「
……
わかった」
シャワーの水音の中で、黙ったまま見つめ合う二人。
甘い雰囲気のなか、二人は互いの腰を抱き寄せたまま、それ以上深くは踏み込まない。
——
今は、ここまで。
そう囁き、そっと唇を重ねたあと、二人は浴室を後にした。
脱衣所で体を拭き、バスローブを羽織った二人は、扉を開けて廊下へ出る。
扉が閉まったその直後──
「きゃっ
……
ネロ
……
だめ
……
」
「
……
少しだけ」
静かな廊下に、二人の濡れた足音が響く。
バスローブの裾がふわりと揺れたあと、そっと足元に広がった
……
その先は
——
秘密。
了
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