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こあらん
2025-10-02 00:26:10
2120文字
Public
ロベシエ
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ロベリア、かく語りき (ロベシエ)
闇古戦場お疲れ様な内容。実際の我が団の環境が反映されています(闇最弱です…)微妙にポイピクの漫画と繋がっている(
https://poipiku.com/9739288/12236475.html)
「さーて、今日も団長ちゃん達と頑張りますか!え、今日はお前は行けないの?
……
そっか
…
、それじゃあロベリアの分も頑張ってくるよ。だから、いい子にしているんだよ!」
そう言って、オレの恋人は団長と共に戦地へと赴いてしまった。オレは予選と1日目は参加したが、2日目からはオレの力は必要がないようで艇で待機している。それに対してオレの恋人、シエテは引き続き続投となった。なんでも、シエテのサポートが上手く噛み合っていて、いると安定するそうだ。シエテは今回、珍しく刀を使っている。刀も扱えるだなんて、正直驚いた。また、戦闘もいつもとは違う戦い方をしていて、見ていて新鮮だった。それをシエテに指摘したら、「そりゃあね!今回は刀だけど、なんたって全空最強の剣士だからね!状況に合わせて色んな戦い方ができないとねー」と得意気になっていた。流石、オレの恋人だ。多彩な戦術を持っているようでオレも誇らしい。艇が壊れるからと、団長からは禁止されているが、いつかシエテと本気の手合わせをしてみたい。きっと最高の音が奏でられるはずだ。
それにしても、今回はもうオレの力が必要がないかもしれない、というのは納得いかない。折角、新しい属性で今まで以上に団長の手助けができると思ったのに。非常に残念でならない。おまけに運命的にも、シエテも同じ属性で一緒に参加できるようになった。そんな状況で張り切らないわけはないだろう。予選と1日目は団長と恋人が織り成す極限の破壊のアルモニーを、すぐそばで聞くことができた。永遠に聴いていたい、と思うくらい最高の数日間だった。
もちろん、団長にはなぜ一緒に行けないのか、と問い詰めた。いつも参加している土古戦場同様、オレは今回も後方支援もできる。一緒に行っても問題がないはずだ。しかし、「この属性は、サポートを入れる程余裕がないので
…
」と遠い目をしながら返されてしまった。確かにあまり得意ではない属性のようだ。討伐も安定していないのか、最中に急に招集された団員もいた。だからまだオレにもチャンスがあるかもしれない。今はただ待つだけだ。
参加しない団員にとっては、古戦場期間中は短い休暇みたいなものだ。団長は忙しいから他の依頼を受ける余裕がないからね。今日も、各団員はそれぞれ自分の時間を楽しんでいる。オレはいつか団長から呼ばれる可能性を感じ、今は自分の部屋で待機している。昨日はタワ一と仮想空間で楽しもうかと思ったが、古戦場に行っている二人が気になって集中できなくてすぐにやめた。今日も、自室でオレの最高のコレクション鑑賞会を開こうとしたが、気分が乗らないままだ。
窓辺から、空を見つめる。空はいつも通り、透き通るよに柔らかな雲が漂い、穏やかな光を湛えている。同じ空の下、古戦場で死闘を繰り広げている二人を想う。今、二人はどんな破壊の音を生み出しているだろうか。戦況はオレがいた時よりも激しくなっているはずだ。今日はこっそりクラポティを潜めて戦いの音を聴こうとしたが、途中でシエテにバレてしまった。全く、勘のいい恋人を持つのも大変だ。
シエテもシエテだ。可愛い恋人を置いておいて、気にもせず行ってしまった。もう少しフォローがあっても良かったんじゃないか。そもそも何故普通にユカタヴィラを着ないで、胸元を露出するような事をしているんだ。正直、オレがいない時はあの露出の多いユカタヴィラを着てほしくない。オレ以外にシエテの魅力に気付く人が増えてしまうのは絶対に避けたい。昨日、無理矢理にでもベッドに連れ込んで、シエテの身体に沢山のキスマークをつければよかった。そうすれば、今日はあの衣装は着れず、別の衣装を着なければいけなかったはずだ。
「はぁ
……
」
色々と考えながらため息がでた。ため息と同時に、もやもやした気持ちが吐き出されて少しスッキリする。明日で古戦場もようやく終わる。明日は果たして、団長はオレを必要としてくれるだろうか。戦局に余裕が見えてきたらサポート要員としてきっと招集されるはずだ。
「
……
来年はもっとオレを使ってくれよ、団長。それに
…
」
艇にいるのが稀だというのに、貴重な2日間をオレ抜きで楽しんでいる恋人には、少しお仕置きが必要だ。戻ったら、オレがどんなに寂しい思いをしていたのか分からせないといけない。シエテの事だ、きっと古戦場が終わっても少し休んですぐに十天衆の仕事に戻ろうとするだろう。だが、そこを何とかして、暫く一緒に過ごしたいと頼み込んでみよう。一緒にいられなくて寂しかった、と甘えてでればきっとオレの願いを聞いてくれるはずだ。シエテはこういうのに弱い。古戦場が終わってから数日くらい、シエテを独り占めしてもバチは当たらないだろ?
「くはっ、あははははっ!楽しみになってきたな!」
考えるだけで、笑いが込み上げてくる。シエテが帰ってきたら何をしよう。まずは会えなかった分、その美しい身体を堪能しよう。疲れているだろうから、オレなりのマッサージをプレゼントしてもいいかもしれないな。身体を休めた後は、デートに誘ってもいい。あれこれ考えながら、恋人の帰りを待った。
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