蟲師は大好きな漫画の1つで、原画展は絶対に行きたかったので、叶って良かったです。
原画の原稿はトーンの色が変わっているものあったり結構年季を感じました。
が、人物も背景も筆跡や、鉛筆で書かれた手書きの台詞を見られたりするのはやはりとてもリアルに感じられて良かったです。
見れて良かった‥。

↑この、絵に描いたものが実現するコマ、好きです。どう変化したのか分かりやすい。
最近のマンガやアニメは情報過多に感じます。写真のようにキッチリ描かれた背景、素材を多用した装飾等、便利で完成度が一見高く見えるけど、本当に必要な情報なのか疑問に思う事も多いです。(好みの問題もありますが‥)
漆原先生の作品は背景にとても力を入れて描かれているところと、さほど描かれていないところの緩急があり、物語の魅力を引き立てていると感じました。
漫画では切れてしまう部分まで丁寧に描きこんだ背景。
情景がイメージしやすい描き方。とても美しい。
↑ホワイトで描いている部分も良い。
デジタルで描いた場合もホワイトで描くことはするだろうけど、筆跡は残らないのでアナログ原画ならではの見所だと思います。
作者がどのように見て調整したのかを感じ取れます。

↑美しいカラーの数々。
風景画としても成り立つほどの凛とした風景。
人物の赤い衣装も効いていて見開きでも絵になる。
水中から見上げた構図の表紙絵。
これ、かなり高度だと思う。資料はもちろん見ているだろうけど現実の世界ではないし、このように見える状況を自然に描くのは簡単ではない。
美しいし、広がりあるし、魅力的な絵だと思います。

「今日はここで休むか‥」とごろんとするギンコ。え、いきなり草の上に何も敷いたりもせずに寝転ぶの?と思う絵だけど、穏やかな表情とギンコが見ている景色だろう風景が素敵な絵。
物語で旅をしている人はみんなこんな野宿なんですかね〜。
展覧会後半に行ったのでグッズは色々売り切れだったけど(それは喜ばしい事)、画集に関しては今までも完売が続き、高額転売問題もあるんだからもっと多めに作っていただきたかった。
この原画展の図録があっても良いくらいだと思います。
しかし、原画を見れる機会というのは本当に貴重なので開催していただけて本当に嬉しかったし、観ることができて幸せでした。
ありがとうございました。
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