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三毛田
2025-11-12 22:15:35
1093文字
Public
1000字5
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74 074. 食らい付きたい欲望
74日目
君に食らいつきたい
74 074. 食らい付きたい欲望
珍しく無防備に晒された首。
食らいついて、歯型を残したい欲望に襲われる。
「穹。視線がうるさい」
「丹恒がラフな格好で、俺のベッドでゴロゴロしてるから」
列車の色々な当番のシフトを考えている俺の目の前で、替えの襟元の緩いシャツを着て下半身に毛布をかけてゴロゴロしているのだ。
あの丹恒先生がだぞ?
角度によっては胸元が丸見えだし、首も鎖骨も無防備だ。
「服はどうしたんだよ」
「そこのランドリーですべて洗濯中だ」
「珍しい」
「
……
ズボンも洗濯中だし、下着もだ」
「ノーパン?!」
うだうだ悩んでいたシフトを素早く組み直し、パムへと提出。
「こらっ」
毛布をはぎ取ると、確かになにも身に着けていない。
「何でこんなエッチな格好をなさっておいでで!?」
「お前が」
「俺が?」
「最近、構ってくれなかったから
……
だ」
ズキューン。ってなった。
可愛い。
あの丹恒先生が、構ってもらえなくて、ちょっと拗ねているだなんて
……
。
「ゆっくり二人きりで過ごすのもいいし、エッチなことをするんでもいぞ。お前が望むこと、何でもするから」
手を取り、寝転がったままの体勢の腰を撫でる。
「
……
一緒に居てくれさえすれば、それでいい」
なんて謙虚で健気なんだ
……
。
「でも、ごめん。ムラムラしてきたから、一緒に居るだけじゃ満足できないかも」
形のいいお尻を撫でて、反応をうかがう。
「お前が望むのであれば、それでいい」
とか言われたら、もう我慢しなくていいよな。
今晩から明日にかけて、俺と丹恒は部屋から出ないと告げて鍵を閉める。
甘えてくる丹恒の可愛さと破壊力は、いつも以上に凄かった。
「それで?」
「なにがだ」
「甘えたかった理由は?」
首にがぶっと噛みつき、問いかける。
でも、返事はない。
「たんこ~?」
「言っただろう。お前が構ってくれなかったからだ」
「ふふ」
「嬉しそうだな」
頬に噛みついてから、頬ずりすると頬ずりし返してくれて。
「丹恒は俺に甘えられたし、俺もお前に煽られた欲望を発散できたしでウィンウィンだ」
抱き寄せると、相変わらずひんやりしている。あれだけ激しく愛し合ったのに、だ。
「気持ちいい
……
」
「俺の体が冷たいからか?」
「それもあるな。でも、俺は丹恒が隣にいてくれるだけで、嬉しいんだ」
「なるほど。ただ、あんなに激しく俺を求めていたのに」
「それは言わない約束!」
思い出したら恥ずかしくなるから、あまり言わないでほしい。
みっともなくがっついてしまったので、ちょっと反省中だし。
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