サンルシにハマり過ぎて人生初の文章作成するまでに至りました。色々目に余る所があると思いますがご容赦頂きたく。細かい表現等一切確認せずに書いたので後々おかしい箇所に気付いたら修正予定です。ルシフェル復活時空。エプロンはポケコ◯ツインのデザインです。
「ルシフェルさん!大変なんです!」
ドアの向こうからかなり慌てた様子のルリアの声が聞こえてきた。
ルシフェルは急いで扉を開けてルリアに落ち着いて状況を説明するように伝えた。ルリアから聞き出せた僅かな情報によるとサンダルフォンに何やら異変が起きたらしい。
ルシフェルはサンダルフォンやジータ達のおかげで復活する事ができたが、羽は2枚しかなく、また羽を顕現させられる時間も僅かなほど弱体化していた。
サンダルフォンの危機的状況を察知できなかった自分の無力さを悔やみながらサンダルフォンがいるという食堂へと急いだ。
「何があった!サンダルフォン!」
勢い良く扉を開けた先に見えたのはジータに抱き抱えられたサンダルフォンだった。特に外傷は無さそうだと一安心したルシフェルはその後違和感を覚えた。
サンダルフォンをよくよく観察すると出かける際に見かけた姿と比べてかなり小さくなっている事に気付いた。人の子の年齢で例えると1歳程度といったところだろうか。
ジータはルシフェルを見つけるなり近付いてきてこう告げた。
「ルシフェルが来てくれて助かったー。はい、これ。サンダルフォン」
状況が飲み込めないままサンダルフォンを抱きかかえる。サンダルフォンに何があったのか問うてみたが、あーとかうーとかいった意味をなさない言葉しか聞こえてこなかった。テレパシーでの対話も試みたが返事がない。どうやら身体だけでなく精神にも影響が出ているようだった。
ジータによると、依頼で対峙した星晶獣の特殊な能力でサンダルフォンが幼児化したとの事だ。
「私がヘマしちゃってね、サンダルフォンが庇ってくれたんだ。その後何とか星晶獣は鎮められたんだけど、サンダルフォン元に戻らなくて
…」
騎空艇に戻るまでの間、任務に参加したメンバーで代わる代わるサンダルフォンを抱えて来たが常にサンダルフォンは終始落ち着かない様子だったそうだ。
そう聞いたルシフェルは抱きかかえたサンダルフォンを改めて観察した。結果、いつもよりあどけない表情のサンダルフォンがニコニコとこちらを見つめ返すだけであった。
「やっぱりルシフェルさんならサンダルフォンさんも安心するみたいですね!」
「こうしてみると親子みたいだね!」
「こいつ、いつもより大分甘えてねぇか?」
ルリア・ジータ・ビィの3名で盛り上がっていたところオイゲンが呟いた。
「あんたの鎧、ちぃっとばかし痛そうじゃねえか?」
ルシフェルはなるほどと服を変えに自室に戻ろうとした。今のルシフェルには服を変える力程度の力は残っているがいざという時の為に温存しているのだった。
「ちょっと待ったー!!!」
「何だろうか、団長」
「ルシフェルがサンダルフォンのお世話するっていう折角のイベント
…じゃなかった、機会なんだから服装もちゃんとした方が良いよ!」
「そうだろうか?」
「そうだよ!赤ちゃんは一番安心するのはやっぱりお母さんだよね。ルシフェルもサンダルフォンが安心できるようお母さんっぽい格好したらどうかな?」
「なるほど、一理あるな」
こうしてルシフェルに合う洋服探しをする事になった。
ちなみにジータは面白がってお母さんっぽい格好を勧めただけである。ジータのせいでサンダルフォンが幼児化した点については申し訳ないと思っていたが、それはそれとして今の状況を楽しんでいた。(後、華奢な指だの件で空から落とされた事を少し根に持っており、いつか仕返しできないかと密かに企んでいたというのもある)
他のメンバーもジータのイタズラには気付いていたが、普段は荘厳な雰囲気を纏うルシフェルがどのような格好にされるのか興味があったので黙っていた。
「ほらっ、これとかどうかな?団の子供達が遊んでいる時に使ってるエプロンなんだけど
…」
とジータが見せてきたのは赤のギンガムチェックが特徴のエプロンだった。エプロンの一部にひよこがあしらわれていてとても可愛らしい。
「さ、流石にちょっと可愛すぎねぇか?、しかもルシフェルが着られるわけねぇだろ!?」
「サイズなら大丈夫!コルワさんにお願いしてルシフェルのサイズに合うものを作ってもらうから!サンダルフォンもこのエプロン着たルシフェル見たいよね!?」
サンダルフォンは目を輝かせながらエプロンを指差した。
「サンダルフォンも気に入ったようだ。手間をかけるがエプロンの用意を頼めるだろうか?」
「もっちろん。任せて!」
* * *
「ルシフェル、すっごい似合ってるよ!」
「はわわー、すっごく可愛いですー!」
「エプロンに合わせて服も作ってみたのだけれど、私の見立てに間違いはなかったようね」
想像通りであったが、凛々しい顔立ちに対してエプロンは可愛らしさ全開とアンバランスな雰囲気を漂わせている。当の本人は気付いていないが。
「サンダルフォンも居心地が良いようだ。皆の尽力に改めて感謝したい」
サンダルフォンは特大の笑顔を浮かべてルシフェルのエプロンを握っている。当人達が満足してるならまぁ良いかと服装に関して指摘をするものは最後まで出なかった。
こうしてルシフェルによるサンダルフォン育児生活は、サンダルフォンが元の姿に戻るまでの1週間続いた。
ちなみにサンダルフォンが戻った際には船中に彼の悲鳴が響き、それを聞いて満足そうに微笑むジータがいたのだった。
終わり
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