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三毛田
2025-11-11 22:31:24
1073文字
Public
1000字5
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73 073. ついばむようにキスを繰り返して
73日目
君と戯れる
見た目よりも柔らかな唇をついばむようにキスをしていたら、胸を叩かれた。
「なんだよ。今いいところなのに」
「しつこい」
「丹恒。もしかして、キスに自信がないのか?」
煽るように告げると、襟元を掴まれた。
押してはいけないスイッチに、触れたか?
と、内心焦っていると
「お前からのキスは、途中で我慢ができなくなるから
……
苦手だ」
ふいとそっぽを向く彼の耳は、真っ赤だ。
「た、たんこ~!」
飛びつくけど、難なく受け止めてくれる。本当そういうところだぞ、お前。
「じゃあ、普通にキスして、その後俺のベッドへ行こう。な?」
「それなら、ベッドの上でキスする方が、楽じゃないか?」
「あ。そうだな」
流石丹恒。頭がいい。
彼の腰を抱いて、ベッドへと向かう。
乗り気な時の丹恒は、いつも以上にエロいから俺も歯止めが利かない。
「今日も負けた
……
」
「勝ち負けは関係あるのか?」
俺がぐったりしながら手で顔を覆っていると、丹恒はけろっとした顔で、飲み物を持ってくる。
何だ? 何が俺と丹恒とでは違うんだ?
ぐぬぐぬ唸っていると、スラーダのボトルを頬に当てられ。
ひんやりしているそれは、酷く心地よい。
「あ。ポ○キーがあるんだった」
「ああ。三月が見つけてきたチョコレート菓子だったか」
「そうそう。お菓子棚にあるから持って来て」
俺が頼むと、肩をすくめて取りに行ってくれる。
もちろん全裸だ。背中は逞しいし、お尻は小さくてドスケベすぎるし。
「丹恒。頼むからバスローブでもいいから着てくれよ~」
「ドアに札をぶら下げてあるから、誰も入ってこないはずだが」
「こういう時だけ行動が早いっ」
全てを見越して行動しているのだから、俺よりも偉い。
「あーん」
口を開けて待っていると、そっと唇の上に乗せられ。サクサクと軽い音を立てながら、食べていく。
「ゲームしよう」
「断わる」
初めから言われるとわかっていたかのような、一蹴。
「どういう内容かまだ言ってないじゃん」
「前にやったからな。どういうものかは理解している」
「なら、乗ってくれたっていいじゃんか」
「先程まで、散々口づけ合っていたんだ。これ以上は不要だ」
反論する前に、数本まとめて口へとねじ込まれる。入れるんじゃなく、ねじ込んでくるあたり、かなりの力技だ。
この人、時々力業ですべてをねじ伏せようとする悪癖が。
それが嫌というわけじゃないけれど、なんか悔しい。
「丹恒先生」
「なんだ」
「大好き」
枕に肘をつきながら見上げると、真っ赤になった。
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