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やがみン
2025-11-10 18:42:01
2373文字
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【ジョジョ5部if~1】始まるのは何か
JOJO5部、暗チと護チ生存の創作夢 清書する前の冷却期間に上げているので色々不備があります、手直ししたら消します
「そこまで、悪いけどお互い引いてくれるか?」
まさに死闘が始まろうとしている所に仲間同士の喧嘩の仲裁でもするようにするりと間に割って入ってきた者がいた。
ギリギリと肌を粟立てる殺気の中にそれは平然と立っている、若い、人目を引く長い銀髪が酷く印象的な仕立てのいいスーツの
……
男と言うよりは少年に近い。
「
……
お前誰だよ」
「邪魔するんじゃねぇ、気でも違ってんのか
……
?」
急に入った邪魔に当然のように殺意を向ける二人、ブチャラティのチームのナランチャと暗殺チームのホルマジオだ。
一触即発な空気を突然壊されて二人ともイラついてるのが分かる。
そんな場の空気をものともせずに口を開く。
「その事について説明したいから引いて欲しいって言ってるんだけど
……
あまり時間も無いんだ」
諭すような口調に神経を逆撫でされて先に動いたのは若いナランチャだった。
「バカだろお前!」
一見ラジコンのように見えるスタンド「エアロスミス」
その玩具のような見た目と違い殺傷能力は高い、飛行能力とレーダー、機銃も備えている。
余程用心深くなければ初見で相手にするにはあまりにも不利なスタンドだった。
「行け!エアロ
――
ぐあッ?!」
機銃が放たれるとほぼ同時にナランチャが身体をくの字に曲げてすっ飛び崩れ落ちた。
信じられないスピードで機銃を躱した相手に流れるような動作の当て身をまともに食らったのだ。
逆上していたとはいえナランチャは簡単に懐に入られるような素人でもない、相手は酷く戦い慣れしているらしい。
「おー綺麗に入ったなぁ」
思わず感嘆の声を上げたホルマジオは既に殺気を収めている、無論後ろ手に武器を隠し持つようにスタンドの「リトルフィート」のナイフのような人差し指を発動させて反撃出来る状態ではあるが。
「
……
アンタ同業者か?どう見ても一般人じゃあねえよなァ」
一定の距離を保って見るとナランチャより年上で長い髪を無造作に括っている、華奢なせいか一瞬女性のようにも見えた。
「同業かと言ったらSi、カタギじゃないのは見て分かるだろ?」と真一文字に結んでた口元を緩めて喋った。
「まぁな、一応確認って言うか
……
スタンド使いか?」
ナランチャのエアロスミスの機銃を見て避けていたのでスタンド使いで間違いないだろう、だがこいつの背後にスタンドは見えなかった。
ホルマジオは見た目こそチンピラのような格好だが頭が切れる男だ、視覚情報や会話から隠された情報を引き出そうとする。
「さっきのは個人の身体能力だよ、スタンド見るかい?」
そんな考えを見抜かれたのか、あっけらかんとした答えにホルマジオは多少拍子抜けしながらもスタンド能力は確認しておくべきだと思い直し見せてくれと答える。
背後に浮かび上がるスタンドは司祭のような格好でその中は歯車で構成された人型の『Words』能力は本人へのバフだと言う、スタンド自体に戦う力はないらしい。
「ゲームの魔法使いかよ!それっぽいっちゃそれっぽいけどな!」
笑いながら。
「
……
で、話ってなんだ?話があるんだろ?重要な話か?」
顎を撫でながら暗殺者の顔を引っ込めたホルマジオは聞いた。
ふぅ、と肩で一息付いた若い男は
「自分で言っておきながら何だけど、良く途中で乱入してきた奴の話を聞こうと思ったね」
「あ~それは勘って言うか
……
先ずあんな最中に平気で割り込んでくるのはイカれてる奴かよっぽどの手練かだ、それこそ殺るんだったら俺らが戦ってる隙に2人まとめて攻撃すれば良いだけだしな、攻撃してきたナランチャに至ってはわざわざ当て身で無力化してる」
そういいながらホルマジオは相手の足元に視線を向ける。
「それとお前いい服着てる割に靴ボロボロだろ?ここイタリアじゃ洒落者が靴だけボロいなんてまずありえねぇ、服はぴったりサイズの一点物らしいしパクったもんじゃ無さそうだ、それなのに靴はボロボロで底はすり減ってる
……
じゃあ何でかって言うと服は新品を直ぐ着れても靴はそう簡単にいかねぇからだ、幾ら足に合わせたと言っても履き慣れないうちはどうしても靴擦れするからな、革靴なら尚更だ、だから逆に「ボロボロの靴履いてまでする事って何だ?」って考えた、答えは「俺らを探し回るのには履き慣れた靴が良かった」だ、違うか?」
「
……
正解」
若い男が緊張を緩めたのが表情で分かった。
「それによォ、上からの命令なら歩き回って探すなんて必要は無いはずだからな」
「理解が早くて助かる、『最初』があんたで本当に良かったよ」
ものの数分でここまで推理したホルマジオを素直に称賛する。
「『始まり』は2年前、輪切りにされて喉で溶けてしまった2つの『氷菓子』とあんた達の『探し物』に関係がある、と言ったら重要性分かってくれるか?
……
リゾット
……
リーダーと連絡を繋いで欲しい」
一瞬にして顔を強ばらせたホルマジオは数秒考えて
「
……
確かに俺一人で判断しない方が良さそうだなァ、拷問って手もあるが」
リーダーの名前を出されて一瞬ギラリと殺意の光が目に宿る。
「あんた達のリーダーから聞かれたら知ってる事全部話すから拷問の手間は無用だよ」
肩の辺りまで両手をあげてホールドアップのポーズをしながら当て身を食らって失神したままのナランチャを見る。
「できたならあっちの方のリーダーとも上手く話してくれない?向こうのリーダーも居ないとマジで話にならないんだ、自分じゃ最悪いたずら電話と取られても仕方ないし、ナランチャじゃその、説明上手くできないだろうと言うか
……
失神させちゃったし
……
」
これだけは後先考えてなかったとばかりの表情に
「あ~も~
……
しょうがねぇなぁ~!」
と口癖を零すホルマジオだった。
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