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かげにん
2025-11-09 15:34:00
688文字
Public
流ロク
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月夜の晩酌(アニメ流ロクSS)
「しかし皆して私の番組を潰しにかかるなんて酷いんじゃないかっ?」
月が綺麗だからとリブラとクラウンはお酒を呑むことに。
酔いが回ってきたリブラがそんな愚痴を一つ。
「
……
確かに私にも非はあったが、ロケ弁貰えるし人間の調査もできるし貢献してないわけではないだろう?なのに皆して酷すぎるだろう」
先日リブラが司会をやっている番組をFM星人総出で潰しにかかったのをまだ根にもってるらしい。
「あんときは悪かったって。お前さんも少し調子にのってたしお互い様じゃろ?」
「しかしなあ
……
」
「皆内心お前さんがいないのは寂しかったんじゃよ」
「
……
寂しい?まさか。俺の人気を妬んだだけだろ?」
「しかしいつもいるメンバーが欠けるとどこか不調は起きるものじゃよ」
歯車が一つでも欠けると動かなくなってしまうのと一緒で。
いないと知りつつウッカリ皿を六人分用意してしまったり。
空いてる一つの席に妙にイライラや寂しさを覚えたり。
何より晩酌の相手がいないのはつまらないというもの。
「一人欠けるぐらい無問題だと思うがな」
「欠ける側だからそう思うんじゃよ。逆の立場に回ってみればいい。なんなら余が欠けてみようか。ちょうどミソラちゃんが全国ツアー中じゃし」
「勘弁願いたいな。晩酌は一人より話し相手がいるほうが楽しい」
「じゃろう?余も一人の晩酌は好きではない。お前さんがいない間の晩酌はなかなかにつまらんかった。しばらくは付き合ってもらうぞ?」
そう言って空になった陶器に酒を注ぐ。
夜はまだまだ明けない。久々の二人の晩酌をゆっくり楽しもうじゃないか。
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