かげにん
2025-11-09 15:31:37
743文字
Public 流ロク
 

蟹の日(流ロクSS)

蟹の日に書いた漫画・アニメ・ゲームのキャンバブちゃんの短文。

◎背中
「兄貴!」
「どうしたの?」
名前を呼べば必ず振り返ってくれる。
兄貴の背中は大きくてとっても優しい。
いつもその背中でオイラを守ってくれる、大好きな大好きなオイラの兄貴の背中。
でもいつかは追い越してみせるっす!
その背中を追い越して、今度はオイラが兄貴を守って引っ張ってあげる番!

◎手
楽しいとき、悲しいとき、いつもポンポンとオイラの頭を撫でてくれたその手。
なんだか子供扱いされてるようでムッとしたけど、本当は大好きだった。その手は暖かくて、不思議と元気をくれた。
オイラはお前が大好きだったんだなって今更だけど思う。
もうお前はいないけど、お前との思い出はずっとこの胸に大事に閉まってある。
あのときの笑顔も、その手の暖かさも大事なオイラの宝物。
そして今度はきっとその暖かさをオイラがミソラッチにあげる番だと思うブク。
オイラも頑張るから、また会える日まで。

◎思い
喧嘩っ早くて乱暴者でいつも周りの子から避けられていた。
自分の気持ちの伝え方が分からなくていつもイライラしていた。
そんなときアンタが現れた。
見た目は弱っちそうなのに実はスッゴく強くて、気づいたらオイラは負けていた。
でも、負けたのに凄くスカッとしたんだ。
心に溜まっていたモヤモヤが一気に晴れたようで。
全力で戦ったからこそなんとなく分かる熱さとか、照れくさいけどそんな感じ。
だから今日もアンタが来てくれるのを待っている。
でも次は、喧嘩じゃなくて釣りに誘えたらいいなって!!

◎◎◎
真っ暗闇の中、ずっとひとりぽっちだと思ってた。
寂しくて怖かった。
でもそんなとき現れたあなた。
お星様のように暖かくて煌めいていて。
また真っ暗闇が来ても大丈夫。
あなたと一緒ならどこまでも!