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2025-11-01 12:26:39
2713文字
Public イトアキメモ
 

「ゴーストを探して」の言い訳


いつか若イトさんと現イトさんと未来イトさんの4P書きたいな〜って思ってて、でも若イトさんのことよくわからんしなと考えてて、書いてみるかと書き始めました。(書いたところでわかるものでもなかった)

しつこく言い連ねますが、私のライトさん観はFearlessなので、過去の世界はあの映像の隙間を妄想したものになります。

時間SF(ざっくり、タイムリープものなどをそう言うことにします)がもともと好きなので、好きなものから要素をつまんでいます。

好きな時間SFはノエイン(アニメ)、時砂の王(小説)、All You Need is Kill(小説)、スロップマンションにおかえり(漫画)です。時間SFというのは切ないもので、私は「ああ〜、切ない〜」と思うために読んでるところがあるな

ノエインでは主人公のハルカという女の子を好きなユウという少年が、未来の自分に嫉妬するところが多々あり、ライバルが未来/過去の自分っていうのがめっちゃ好きなんですよね。どうしようもないから。どうしようもなさに直面したときにキャラがどういう選択をして行動するんだろうっていうのを見守るのが好きなのかも。

時砂の王は、過去から歴史を改編しようとする勢力がいて、ここは絶対に変えてはならないというポイントに対抗勢力が時間渡航して戦う話です。主人公は邪馬台国に行って卑弥呼になる少女を助けて戦う。設定としては今となってはFGO第1部や刀剣乱舞のようなもの、というのがわかりやすいのかな。小川一水の作品の中ではこれが一番好きですね。長さもちょうどいいし。出会いがあり別れがあるという話の流れはこれを思い出しながら書きました。

「スロップマンションにおかえり」も高尾茂作品の中で一番好き。これはぜひ読んでもらいたいのですが、せつなさが詰まってるよ〜。

というわけで、好きなものを念頭に置きながら、いつもの助手2号の兄のイトアキを書いていきました。

Fearlessの映像のライトさんってめちゃくちゃかわいいんですよね。多くは語られていないから想像するしかないけど、周りに愛されて育った感じがある。デインたちがかわいがってるのが垣間見えるし。あと、犬に好かれてる。犬が好きな人間がかわいくないはずがない。

自分自身が傭兵団の団長になっているときのライトさんを想像するのが難しかったので、なる前に出会うということにしました。なので、傭兵団のもとになる人々の集まりがあって、そこで身を寄せ合って生きているということにした。

それから、アキラくんが落ちた先が「どこでもない」ということにしたかったので、地名などは出さず、人名などの固有名詞も出さないことにしました。最初に「新エリー都」と出てきますが、一応こじつけがあって、無意識の中で聞き取った音なので、判別できた。

若イトさんとのやりとりを見たいのは私であって、アキラくんは別にどうこうなりたいわけではないため、作中では終始とても淡白です。で、恋人同士でもなけりゃ付き合ってるわけでもない関係なんだけど、やはりライトさんはアキラくんの特別であってほしいので、そこはブレないようにしました。

書いてるときの感覚としては、「まだわからないけどできあがっているものを発掘する」感じです。私も文章にしてみないとそれがどのように表現されるのかわかってないけど、「こうなる」という確信はなぜかある。頭の中にある見えないものを可視化していく作業が作文なんだろうな〜。

なので、これを「発見」して言葉に変換していく作業というのは楽しいんですよね。なかなか終わらないから大変だったけど、この話も書いていて楽しかったです。でも、言うても4日くらいで書いてるのか。仕事帰りのストレス解消にちょうどいいんだろう、この作文ってやつは。

タイトルは雰囲気でつけましたが、ゴーストは「どこにもないもの」ってつもり。タイトルは最初からつけることもあれば途中で変えることもあり、この話の場合はとりあえず書き始めたときはファイル名つけないとダメなんで「昨日への帰還」とつけてました。が、こっちより、「ゴーストを探して」の方がおしゃれでいい感じがしますね。カタカナだからだろうか。

若イトさんにとってはアキラくんは今までにないタイプだったので参ってしまったんじゃないでしょうか。カリュドーンの子のライトさんにとっても、今までにないタイプだったので最初から降参してる印象がある。

しかし、途中のやりとり書いてるときに「あこれ、J.P.ホーガンの専門領域違うもの同士が最初対立してあとで意気投合するやつ!!」てなりました。私はJ.P.ホーガンの専門領域違うもの同士が最初対立してあとで意気投合するやつが好きなんだ。

これは自分の癖なんですが、二人の掛け合いは問いかけばかりになってしまいますね。相互不理解で平行線なんだけど、一応理解したいなというのがどちらにもあるからそうなるんじゃなかろうか。

一方、アキラくんは「えーっ、かわいい!」を更新し続けてたと思います。助手2号のときのアキラくんて、エレンに飴を用意してあげていたり、セスくんのことを気にかけていたり、はるまさのことも心配していたりと、保護者ポジションぽくて、若きライトさんと出会って、かわいいが加速してるというつもりで書いてました。

あと、客観的な目線から集落全体の心配はしていたと思いますね。すぐ使い物にならなくなるかもしれないキャロットデータをいっぱい量産してたのも、「ちゃんとマネジメントしなよ!(資産を溶かした僕が言うことではないけれど)」って気持ちがあった……ということにしておいてください。

で、成人男子がムラムラしないはずもないので、若イトさんを襲わせてしまったんですけど、これは絶対に誰か私の中のイマジナリーイトアキ警察的な誰かに怒られるな!って思いながら書きました。本人は「二度と童貞なんか相手にしない、これっきりだ」って気分だったらしいです。よかったですね、ライトさん

あっさり元の世界に帰還させますが、このくらいの味付けが私の好みです。

この話で、うちの助手2号の兄はライトさんが特別で大切だとわかったんじゃないかな〜。でも付き合わないのだった。

とても好きな感じで書けたので、この話は少部数ですが文庫本にして、頒布しようと思っています。イベントあわせというよりは、Boothで好きなタイミングのときに出してるかな。

次は何を書こうと楽しんでいるので、(正規ではないが)イトアキにハマれてよかったです。