鯖織
2025-10-28 20:14:30
3229文字
Public つむ♀夏の睡眠姦(R-18)
 

証拠飲匿


プレアデス前

加筆しそう

「夏目くん……またソファで寝ちゃって。授業中ですよ?」
 とか言ってる俺も自習になったのを良いことにこっそり抜けて来ちゃいましたけど……と言い訳を続けながら、つむぎは夏目の肩を叩いた。
 あの日からしばらくして、新入生の春川宙を入れたユニット「Switch」がついに始動した。ライブを何度か行い、周囲の反応は上々。かなり期待されているように思えた。それにつむぎから見ると、活動を始めてからの夏目の表情は随分と柔らかくなったように感じる。宙に指導をしたり、ユニットを組んだことを友人に喜ばれた時の態度は、本来の夏目らしく妖しい笑みを浮かべた、自信満々の可愛らしいものだった。
 この姿をしばらく見せられない状態にしたのはつむぎであり、本人も自覚しているところではある。それでも、原因である例の討伐は避けられなかった出来事であり、後悔はしていない。その代わりと言ったらボコボコにされるかもしれないが、Switchの一員として、夏目の気持ちを慰められたら、とつむぎは思う。

 だから、この「慰め」もその一環になる。
(髪はサラサラなのに、下の毛は夏目くんもふわふわしてるんですよね。夏目くんたら、俺のことを散々『モジャモジャ』とか言っておいて、自分だってもじゃもじゃのところがあるんですから)
 いくつかの条件が重なった時だけ、いくら夏目に声かけをしても目覚めないことがある。そういう時は大抵勃起もしているので、ついでにつむぎは射精のお手伝いをしているのだった。
 何度か繰り返した作業をテキパキと行う。綺麗さっぱり下着を取り去られた夏目をソファに座らせ、自身が手伝いをしやすいように場を整えた。
 目の前の陰茎は相変わらず持ち主の意思とは無関係に膨らんでおり、毎日それの世話をしているだろう男子の苦労が窺える。
「今日は趣向を変えて、おっぱいで挟んでみましょうか。味変ですね。まあ出したものを味わうのは俺ですけど……
 いくら話しても目を覚さない夏目に慣れてしまったつむぎは、声をひそめることもなく、足の間からいつも通りの声量で話しかける。元々悪いこととも思っていないので、その話題はつむぎにとっては取り止めもないものばかりだった。
「かけますよ〜」
 口の中の唾液を溜めて、上から垂らす。一度水で試してみたが粘度が足りず、途中で止めたことがある。油は性器に悪そうだし、ローションは荷物になる。最終的に口へ性器を含むなら、最初から唾液を使えば良いか、とつむぎは判断した。
 生暖かい液体が先端にかかり、夏目の性器が揺れる。濡れた亀頭から根元へと滑らせるように手で唾液を伸ばし、満遍なく全体の滑りをよくしていく。この作業を続けていると、夏目の膝がカクンと上がるので、それが次の段階に進む合図だ。
 ブラをたくし上げ、だぽん、と音が鳴りそうな乳房を見せびらかす。暖かくなってきたせいか、その表面はしっとりと湿り気を帯びていた。むっちりとした胸は、まるで精子を絞り取るためだけに存在しているかの様だ。
「お待ちかねのおっぱいでーす♪ ほらほら、どうですか? 俺のじゃ興奮しないかもしれないですけど、我慢してくださいね。じゃあ、失礼して……
 狭い場所から解放された乳房を両手で持ち上げ、その谷間へ陰茎を差し入れる。そのままだと隙間にはめているだけなので、つむぎは少し身を引いて、圧力のかかる狭いところへ性器を案内した。
「あれ、思ったより摩擦が……痛くないですか〜? って、ふふ、歯医者さんみたいですね? 気持ちよかったら手をあげてくださーい♪ なんて。あれって実際手を上げたら止めてくれるんですかね? 俺は歯医者さんに行ったことないので分からないですけど……
 たぱん、たぱん、と腿へ乳房を打ち付けるように揺らす。
 つむぎの目の前で出し入れされる夏目の陰茎は、最初は動きに合わせて先端を揺らしていたが、熱を帯びるにつれて自立し、皮も剥けて綺麗なピンクを見せてきた。
……って、夏目くんはおねんねしてるのに話しすぎちゃいました、あはは」
 カーペットに着いた靴下の先、夏目の足の指はギュッと握られている。力が抜けて半分開いた両手とは対照的で、下の方から込み上げる快感に耐える様子が愛らしい。
「もう何回もしてますし、出して大丈夫ですよ? 俺がしっかり受け止めますからね」
 その様子につい笑みをこぼしながら、つむぎは口を湿らせた。荒れた唇が彼のものを傷つけてしまっては申し訳ない。
「は……っ♡」
 見上げた夏目の口の端から、ゆっくり雫が垂れていく。それを拭ってあげたい気持ちを抑えて、胸の間に隠れる先端へと舌を這わせた。苦味はあるが、その味に慣れたつむぎにとっては避けるまでもないものだった。むしろ、舐めれば舐めるほど強まる臭気とエグ味が夏目を気持ちよくさせた証明だと考えると、それらを全て腹へ納めたくなってくる。
 服が汚れてしまわないように溢れるそれを舐め続けていると、寝ているはずの彼が、意味のある単語を口にした。
「ねえ…………ア、……♡」
 思いがけない言葉にどきりとする。
 ねえさん。もしや自分のことだろうか? とつむぎは一瞬考えた。五奇人の討伐以降、夏目は自分のことをねえさんとは呼ばない。恨まれている自分がまさか呼ばれていいものか、と理性が言う。自分だったらいいな、という欲もある。
(誰でもいいんですよ。夏目くんが幸せになれるなら)
 しかし、どうせこれ以上考えていても答えは出ないのだから、考えるだけ無駄だ。今は、寝ている夏目を射精させることだけを考えるべきだ、とつむぎは頭を切り替えた。
 考え事で緩慢になった動きを再開する。両乳をぎゅっと中央へ寄せて、絞るように先端へ向けて引く。おろす時には、先走りで濡れた隘路を割り進められるよう締め付けを緩め、受け入れる。そうして再度現れた鈴口には露が滲んでいるので、それを美味しくいただいた。
「ン〜ッ♡ ク、ァ、♡」
「夏目くん、そろそろ出しましょうか。大好きなところ、しっかり咥えてあげますから」
 何度かこういうことを繰り返し、ビクビクと脈動する夏目の男根を最後に口で扱くのが恒例になっていた。胸の上下のストロークを短くし、小刻みに刺激しながら、唇でちゅう、と吸い付くと、口の中にドプリと白濁が漏れる。口に出してくれれば、夏目は気持ち良く、つむぎの片付けも簡単に済んで一石二鳥だ。
(夏目くん、前と比べると、イくのが上手になりました。ジタバタしなくなって、リラックスしてるみたい……それとも、俺が上手くなったんですかね?)
 ブルブルと震える彼の膝をさすりながらネバつきを飲み込んで、つむぎは「お掃除もしちゃいますね〜」と声をかけた。
 谷間に小さな池を作る胸をそっと持ち上げると、鈴口に細い糸を引きながら、柔くなった陰茎が抜け落ちる。
「今日もちゃんと出せましたね♪」
 でも、そろそろ自分で処理できなきゃ苦労しますよ! と軽口を叩きながら、いつこのことを指摘しようかと頭を悩ませる。男性同士、女性同士で話すならともかく、つむぎから伝えるには何かと問題が生じてしまう。最初から彼にショックを与えてしまっては申し訳ないと思って始めたことだったのに、こっそりと処理を繰り返すうち、ますます伝えるタイミングを逃している気もする。
(俺はこのままでもいいんですけど、卒業したら夏目くんが困っちゃいますし)
 まさか宙に後を任せるわけにもいかない。流石のつむぎもそこは弁えている。
 ではどうしようか、とつむぎが悩んでいると、予鈴の音が遠くから響いた。
「わっ、もうそんな時間⁉︎ 次の授業が始まっちゃいます! 夏目くん、俺がいなくてもしっかり起きてくださいね!」
 バタバタと後片付けを済ませて、つむぎは秘密の部屋から飛び出す。

 その姿を、真上から冷たいレンズが記録していた。