Hue_Colors03
2025-10-27 03:42:00
1529文字
Public ALTERIll
 

[No.Yd9118]Dolce

ポラリス職員、ドルチェの資料。




オブスクラの唯一にして最大の汚点は、
ドルチェと雇用契約を結んだことだ。
   ── とある現場作業員の言葉


◼︎ 基本情報:ドルチェ
職員ID:Yd9118
階級:イルドゥン
年齢:32歳
体格:186cm
ヘアカラー:暗赤色
アイカラー:黒色

◼︎ アピアランス
シルバー アメリカンピアス
エンジニアブーツ
穢れた銀製ペンダント

◼︎ 性格
不真面目。かれこれ8年ほどイルドゥンから動いていない。この勤務態度でなぜ解雇されていないのか皆疑問に思っている。
周辺評価:概ね悪い。勤務中は大抵ティータイムか読書をしている、茶は自分で淹れたものしか飲まない、紅茶中毒、アフタヌーンティーと言いながら午前中に茶を飲んでいる、新人をサボりに誘う、学習意欲がない、茶を飲んでいるとの報告あり。ここまで尊敬されていない年上も珍しい。

◼︎ 経歴
聖アストラ教会の牧師のもとに生まれる。10年前の襲星にて聖堂が崩落し、一家没落。姉は当事件で負った傷が原因となり、半年後に他界した。その後、スカウトを受けポラリスへと入隊した。

◼︎ 術式:黙祷
死亡した対象の術式を保護する。
通常、術式の所有者が死亡した場合、それに伴い術式も失われる。心肺停止後、術式を安定して取り出せる確率は指数関数的に減少する。ただし、黙祷が行われている間は、肉体の崩壊に伴う術式の喪失を限りなく遅らせることができる。エニフの見解によれば、一般的な人間を対象とした場合、維持できる期間はおよそ10年程度であると予想される。

正直な話、彼のことはラサルハグェに送るべきであったと山ほど言われている。ポラリスもラサルハグェも、双方現場に赴く班が組まれている。ダスターの殺害はラサルハグェの救九隊が到着した後にポラリスが実行する決まりだ。現場に向かっていれさえすれば良いのだから、わざわざポラリスに属する理由はない。ただでさえ人員の入れ替わりが激しいポラリスは彼に向いていない。生に執着のあるドルチェには酷な話だ。
それに、祈祷術式を扱える人間は限られている。命を落とす可能性はできる限り下げたい。祈るのは、祈られた人間でなくてはならないのだから。