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紫輝
2025-10-25 18:19:13
4413文字
Public
リオヌヴィ
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てのひらリヌログ 2
ブルスカで遊んでいる300字くらい作文のまとめ(その2)。概ねふわふわいちゃつくリオヌヴィです。時々周りの人たち。行頭の空白を足したり一部の漢字をひらいたり微妙に表現に修正入れたりなどしていますがハッシュタグ分ということでお見逃しください。
#11
彼の唇は、私のそれに温もりを落としてすぐに離れていった。
「
…
紅茶」
唇に指で触れふむと呟けば、不快だったかいと甘い声が空気を揺らす。それが滲ませた微かな後悔を、首を振って押し流した。
「ファーストキスは檸檬味だと」
本で得た知識を呟きの理由として差し出せば、彼の氷色が瞬いて。
「そういうことか。今日のお茶、レモンティーにしておけばよかったな」
くつくつとテノールが跳ねた。ごめんな、と笑う彼はやけに楽しそうだ。
「考えたのだが
…
結局は君の味に変化するのだし、さしたる問題でもなかった」
彼の瞬間の憂いを払拭すべく真剣に考察した私に何故か彼は、そういうところなんだよなと大笑いした。
ーーーーー
ファーストキスと二人の話。だから気にしてないって言いたかったのにそういうところ大好きって言われて「???」ってなるヌ様可愛いですよね
#12
私は『良い声』をしているらしい。その気になれば人の骨を抜けると物騒な事を言われたが、これは比喩表現のようだ。詳細を聞いて得心はしている。
試してみようか
――
そう思ったのはソファに掛ける黒い頭を見た時だった。
「
――
」
「うおぉ?!」
背後から忍び寄り、耳元へ唇を寄せてその名を紡ぐと、大きな身体が大仰に跳ね上がり、聞いたことのない声を上げた彼は赤い耳を押さえて振り返る。珍しい。楽しい。『予想外』にぱちりと瞬き笑みを滲ませると、腕を引かれて足が浮き視界が回る。
「くそ
…
あんた相手だったから油断してた
…
」
悔しそうに言う彼の膝の上、これは癖になりそうだとくすくす笑った。
ーーーーー
ヌ様の小さなイタズラの話。情緒育ってきてリ殿にイタズラ仕掛けるヌ様は可愛いしヌ様に対して警戒心ゼロだから全部ひっかかる上仕掛けられる内容が概ね可愛いので二重にコロされるリ殿はいると思っています
リ殿の声が強すぎて注目しがちだけどヌ様もカミヤサンの声帯をお持ちだからして強さ的には変わらんのだよな
…
ってね 思いました。
#13
知己の若者が彼の水龍とその時の果てまで添う契りを交わしたと聞いた。新たなる龍のつがいを見守れるのも、得難き茶の友を六十年で見送らずに済むのも実に喜ばしい。
「因みに俺を
祖父
じじい
にしてくれる予定はあるか?」
個神としてはならずじまいだったので楽しみにしているんだが。
「あー、予定は未定だが、
祖父
じい
サマは往日の海にもう居る」
傾げた首に軽く咽せた若者から返った答えはそれで、ふむと一考。
「では王配方ということで」
「帝君様の息子になった記憶はないなぁ」
これならば問題ないだろうと頷くと、光栄ではあるがと若者は喉を震わせて笑った。
ーーーーー
鍾離先生とリ殿。弊ワットの先生は二人のこと可愛がっているので、「添い遂げることにした?そうか、それは目出度いな。俺からも何か贈らせてもらおう」ってかっこよく笑った口で「で、孫は?」ってわくわくキラキラしながら言い出すし実際2人に家族増えたらしこたま構いに来そうで そんな先生が好きです(告白)(強めの幻覚)
ほら龍種前のめりだから。どんなに取り繕ってても種として前のめりだから。ね(ねとは)
#14
じっと見つめるとまっすぐ見つめ返される。吸い込まれそうな夜明け色の瞳が綺麗だ。首を傾げてみる。鏡写しのようにそのひとの首も傾いで、銀色がさらりと揺れた。両手を挙げると釣られるように挙がる手。そういえばこのひとが万歳するところ初めて見たかもしれない。可愛い。
上げていた腕を広げると小首を傾げつつもいそいそと腕の中に潜り込んできたそのひとを思いきり抱きしめてついにため息をついた。このひと流されすぎじゃないだろうか。あまりにも危うい。
「あんた本当可愛いよな
…
」
戸惑いのたっぷり乗った声音に呼ばれた名にそう答えた俺に、腕の中の人は不思議そうにぱちりとまたたいた。
ーーーーー
リ殿への信頼が篤すぎて何も不思議に思わず(無意識に)動作つられちゃうヌ様めちゃくちゃ可愛いな
…
っていう何も起こらないリオヌヴィの話。この後「っていう事があって」「あのひと危なっかしいよな」ってシグちゃんに話して「あなただからよ。ヌヴィレットさん、あなたの事すっごく信頼してるんだもの」って言われて顔を覆うリ殿はいます みんな可愛いね
#15
彼は度々私を見て噛みしめるように「綺麗だ」と言う。これまでの私は「そうか」としか返せなかったが、今日はそれに対する返答を用意してきた。
「うむ。綺麗にしてきた。君と逢うので」
と言っても心得のない私にできたのは髪と肌の手入れを少しだけ念入りに行うくらいだったが。
ぱち、と瞬いた氷色に間違えたかとじわり居たたまれなくなって目線を落とす。できる範囲でだがと取り繕うかに重ねた言葉が空気に溶ける前に、温もりが頬に触れた。
「そうか。今日はとびきり綺麗で可愛いなと思ったんだが、見間違いじゃなくてよかった」
とろりと微笑う顔に心が波打つ。これは今後も継続しようと胸の内に招かれながら考えた。
ーーーーー
えっくすで拝見した「好きな人に可愛いって言われたら可愛くしてきましたって返してる」って呟きにヌ様を見てしまったので形にしてみました。後日「これこれこういうことがあって、レディ達の気持ちが少しわかった」ってぽやぽや惚気られて「ン゛ッ゛!!」ってなるフリちゃまがね います多分(そのテのお話をするお友達が彼女と旅人しかいない系水龍)
#16
カフェ・リュテス。
「行っちまうのかい?」
穏やかに降り注ぐ陽光と立ち上がりかけた動作を、何かが遮る。それは体格のいい男だった。逆光に沈むその表情は窺い知れない。
カタリと椅子を引き軽やかに対面へとかけた男は、頬杖をつき、精悍な面差しに人懐っこい笑みを浮かべる。低く甘く囁く瞬間、その瞳は冴え冴えと輝いた。
「
――
飲まずに?」
「
…
ふふ、本物だ」
「
……
あんたが喜んでくれて良かったよ」
昂る鼓動のまま微笑めば、彼はその笑みを困ったようなそれに変えて頬を掻く。居心地が悪そうに目を逸らす彼のための紅茶を注文するべく、私はウェイターへ手を挙げるのだった。
ーーーーー
ハモワ終章のリ殿の大活躍を空君に語られたヌ様が「私も体験したい(かっこいいリ殿見たい見たい)」ってリ殿にお願いして再演してもらう話。やってって言われると恥ずかしくなるリ殿もつがいのかっこいいエピソード聞いたら絶対追体験したがるヌ様も愛おしい
かっっっっこよかったですね例のシーン
………
#17
「いいや? 俺は楽しいよ」
自分の話ばかりと我に返った私に、隣に掛けた彼はそう言って笑った。先日の休暇、あの子達に会いに行ってきたと話した折だった。彼は続ける。私が休暇を楽しめたことがわかると嬉しいと。やさしい声音に胸がそわそわと疼いた。
休暇の過ごし方については未熟であるのが正直なところだ。けれど私の語る休暇の話で彼を楽しませることができるなら、休日の楽しみ方なるものの模索を真剣に検討したいと思う。彼は鋭い。無理に作った思い出では、こうして笑ってくれないだろうから。
まずは自らの興味ある分野から、休日を使って出来そうなことを探してみよう。そう決意して、次の報告会に思いを馳せた。
ーーーーー
お休み何してた?とリオヌヴィ。好きなこと楽しかったこと生き生き語るヌ様が可愛いし休暇楽しめて良かったなって思ってるリ殿+リ殿が自分の話にこにこしながらうんうんって聞いてくれるのとなんか嬉しそうなのが嬉しいヌ様。ずっとやってて欲しい
このあと会議の後の雑談のネタにお休みにやったこと報告会が入り始めるし一緒にお出かけするようになったりして、ヌ様にとって休暇が楽しみなものになったらいいな
#18
つい最近デカい波を越えたから少しばかり疲れていたのと、それに伴って多分頭のネジも何本か足りていなかったのだと思う。
「何食ったらこんな可愛くなるんだろうなァ
…
」
隣で惜しげもなくふわふわと麗しの微笑みを見せてくれる美しい恋びとに、そんなトンチキな発言をしてしまうくらいには。
「今現在の私の肉体の構成要素の話をしているならば、八割方君の手料理だが」
「
…
抱きしめさせてもらっても?」
「喜んで」
ぱち、と夜明けの瞳を瞬き、自明だろうとばかりに首を傾げるそのひとに向かって腕を広げると、いそいそと身を寄せてくる。ふふ、と耳元で踊る吐息に、もう何度目かの可愛いの器が溢れる音がした。
ーーーーー
生産者の顔が見える可愛いの話。番殿の愛情でお腹も心も満たされているヌ様の可愛い、最大値と現在値は継続上昇してるし番殿が隣にいるとバフが乗って更に伸びそう。ずっと幸せでいてくれ
Q.残り2割は?
A.お水です
#19
この所、愛しい水龍が頻繁に俺の領地に降りてくる。曰く「乾燥と暑さが辛くて」。確かに海底の要塞は適度な潤いと涼しさを湛えているし、喜ぶべきことに俺の受けた眼差しは氷の力を宿したそれだ。夜な夜な降りてきては機嫌良さげに腕の中で暖ならぬ涼を取る水龍が可愛くて、けれど多忙な彼にいちいち足を運ばせては却ってその健康を損なうのではと冷房器具の進呈を申し出た。ところ、食い気味に「不要だ」と断られてしまった。
「
…
君に逢いにくる理由がなくなってしまう」
それは困る、とぽそり続けられて、重ねるはずだった言葉は全部、吐息に変わって自室の空気に溶けて消えた。
ーーーーー
気候を良いことに少しだけ理性に課した枷を緩めてリ殿に逢いにこられるようにはなったけどまだ目的がないと踏み出せない頃のヌ様の話。もうちょっと経つと「君に逢いにきた」って言うようになるのだと思います。健やかに育ってね(後方祖母面)
#20
珍しく、寝起きの頭が冴えていた。目をやった隣は空っぽだ。どうやら本日は、愛するつがいは先にベッドを出てしまったらしい。そんな時、起き抜けの私が不安にならないようにと彼はいつも寝室のドアを開けていってくれる。向こう側からは紅茶とバターの香りが漂ってきていた。そういえば昨夜、あんたのためにフレンチトーストを仕込んだんだと笑っていたな、なんて思い返しながらベッドを下りてキッチンへ向かう。常であれば無言で抱きつく愛しい背中に、今日は声を掛けてみた。同時に広げた両腕を振り返った視界に収めた彼がとろりと笑う。それが当然とばかりに迎えに来てくれた腕の中で、私は朝一番の幸いを噛みしめた。
ーーーーー
起きてみたらちょっとばかり思考がクリアだったのでいつもと違うおはようを試みるヌ様の話。名前を呼んで腕を広げるだけで迎えに来てくれるリ殿、百点満点すぎる。好き。という夢をね。見ています。いつも。
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