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酒と本音と矜持
導入
環が成人してからの初めてのドラマのオファーが「高校生」役。しかもその題材が男性が男性を好きになるという恋愛ものだった。
環壮の状況
環side:「俺のことちゃんと見てて」ってちゃんと言える子。でも好きとは言わない子。恋愛感情なんてきっとロクでもないと、父親の事を思い出しては、壮五への気持ちをずっとひた隠しにしてきた。でも普段いいお兄ちゃんをしている分、壮五には甘えてしまう所がある。最初は母親を重ねていたが、段々と性愛を抱いていることを自覚し始めた高校三年生頃から、無闇な接触を避けるようになる。触れたい。でも触れない。触れたくない。傷つけないように。臆病に。大人になっていく。
壮五side:「仕方がないなぁ」って、つい世話を焼いてしまう。MEZZO"として相棒として理解が深まるにつれ母性のようなものを環に抱いていた。甘えてくれると嬉しいし、頼られると自分の存在証明になる気がしてついつい甘やかしがちである。母性から恋愛感情へ変わっていくキッカケは、環の自覚からの避忌が要因。親離れしていく相方に寂しさを抱き、気づいた頃には「僕だけを見ていればいいのに」と不穏な感情を抱いていたことを自覚する。これでは行けないと平静を装い普段と変わらない様を維持するが……
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