鯖織
2025-10-18 00:53:41
3954文字
Public つむ♀夏の睡眠姦(R-18)
 

証拠飲滅

元タイトル:つむ♀夏手コキ
気が向いたら続きます

 のどかな風の吹く夢ノ咲。この学院に多種多様な変人が在籍していることは有名で、その中でも一際目立つのは昨年討伐された五奇人だろう。しかし、そこに名を連ねなくとも、夢ノ咲では廊下を歩くだけで変人に遭遇してしまうものである。
 ちょうど今、図書室へ向かう途中のつむぎもそれは重々承知した上で廊下を歩いていた。むしろ、つむぎはその「変人」に自ら会いに行こうとしている。

 数ヶ月前にある出来事の後始末をすることを決めたつむぎは、五奇人である夏目とユニットを組むことになった。……なった、はずなのだが、未だにユニットが動く気配はない。
 友人(だったとつむぎは信じている)、天祥院の手によって改革された学院では、少人数のユニットの方が校内資金を集めやすい仕組みとなっている。つまり2人組でも動くのに支障はないのだが、夏目には昨年のダメージがまだ残っているのかもしれない、とつむぎは思う。自分にはあまり分からないが、きっと身辺の友人が傷ついていく様子を見続けて、落ち込んでいるのだろうと。
 だから、急くつもりはなかった。それに、高い技術でもって素晴らしいユニットデビューの計画を立てている可能性もゼロではない。今すぐユニットで動けなくても、自分にできることは服飾関係も含めればいくらでもある。そちらを片付けながら、つむぎは夏目のユニットへの意欲を伺う毎日を過ごしていた。

 運良く誰にも遭遇しないまま扉の前に着いたつむぎは、その奥にある階段を降りて地下書庫へと向かった。降った階段の下、見逃してしまいそうな扉にノックしてから、ゆっくりドアノブを引く。
「夏目くーん、いますか?」
 秘密の部屋と呼ばれているここは、夏目が学院内にいるときはほぼ常駐している場所だ。授業中でもお構いなくこの部屋で不思議な実験をしているらしい。
 つむぎが部屋の中を見渡すと、ソファの上で目を瞑っている夏目を見つけた。
(夏目くん、白衣着たまま寝てる……シワだらけになりそうですけど替えとかあるんでしょうか)
「夏目く〜ん?」
 そっと近づいて声をかける。寝息は聞こえるので生きてはいるのだろうが、顔の前で名前を呼んでも反応しないとは、相当深く寝入っているとうかがえる。普段つむぎの近くにいる時は眉を顰め、いかにも「近寄るな」といった様子でいる彼も、意識を飛ばしていれば、なんとも気の抜けた表情をしているものか。
(ふふ。こうして見ると、やっぱり夏目くんは『夏目ちゃん』だったんだな〜って思っちゃいますよね)
 あどけない顔つきから小さな頃を思い出し、つむぎは夏目の頭を撫でたくなった。が、寸前のところで手を止める。
 夏目は男性だ。きっと誰かから撫でられるなんてプライドが許さないだろう。
(危ない危ない。夏目くん可愛いから手が自然と動いちゃうんですよね〜。一応大きくなってますけど……)
 以前と比べてずっと成長したはずの体躯を観察するように、上から下へ視線を移すと、なんだか違和感を覚えた。
(夏目くんの股の間、どうしたんでしょう)
 違和感の元へ近づく。妙に膨らんだ股間は、白衣に隠れて見えづらいが、今までに見たことのない張り詰め具合で、何かがズボンの奥から布を押し上げているようだった。
……えっ⁉︎ 夏目くん、もしかしなくてもちんちんが勃ってますよね……?」
 驚いたつむぎは、もし夏目が起きていたらそのまま殴りかかられそうな言葉をこぼしながら、どうしようかと思案した。つむぎは夏目と違い、真面目に授業を受けている。中学生の頃だが、一度勉強した保健体育もしっかり頭に入っていた。
(え〜っと、男の子は、ずっと精子を貯めていると夢精してしまうんでしたっけ? 夏目くん潔癖そうだし、自分で自分のちんちんを触るってこともなさそう〜)
 自分にはない機能を前に、つむぎの頭は段々と心配の色で染まっていく。
……夢精なんかしたら、夏目くんはきっと恥ずかしいって思います。最悪、学校に来なくなっちゃうかも)
 男性の生殖事情など知らないので、全てを推測で補いながら、つむぎはこんこんと考え続けた。
(そうだ! 夏目くんが寝てる間に全部済ませちゃいましょう。たしか、精子は性器を擦ると出るんでしたよね)
 夏目を起こさないように白衣を捲り、スラックスを膝まで下げる。先ほどよりはっきりと見えるようになった膨らみがパンツを押し上げ、その頂点が濃く染まっているのを見つけて、つむぎの喉がゴクリと鳴った。
 これを剥いでしまえば、幼少期すら見ることのなかった『なつめちゃん』の性器が露わになる。そう思うと若干の罪悪感も湧くが、この行為を止める助けにはならなかった。
(夏目くんは悪くないんです。悪いのは全部俺。どうか気づかないでくださいね、夏目くん……!)
 ゴム部分を引いて、引っかかったそこを跨ぐようにパンツを脱がすと、ついにその姿は現れた。
 まだ幼さの残る気の抜けた表情に似合わないグロテスクな性器。エラの張った亀頭は赤みを帯びており、身体的な興奮が見てとれた。かがんだ自分の目の前にあるそれをジッと見つめて数秒、首を振る。緊張を誤魔化すように両手を何度か握りしめてから、つむぎは肝心の部分へと触れた。
(はわ、あったかぁい……
 夏目の体に触れたのは先月の採寸以来で、その時よりずっと熱を持ったそれになんだか感動してしまう。こんなに膨らむのなら、衣装にも性器用の遊びでも作って反映させた方がいいんだろうか、なんて考えるつむぎだった。
 握られた性器はというと、下着とは違った全体をやわく締め付ける感触に、じわりじわりと我慢汁を漏らし始めていた。
(こんなにちゃんと触ってるのに気づかないって、相当実験に熱中してたんじゃ……
 一体何日寝てなかったのだろう、と陰部をさすりながら心配する。そういえば、昨日はメッセージに既読すらつけてくれなかったが、それも実験のせいだろうか?
 つむぎはしばらく性器をさすり続けたが、汁が出るだけで、それ以上大きくも熱くもならなかった。くすぐったそうに時々身じろぎするだけの夏目に、刺激が足りなかったのだろうと考えて、つむぎは刺激を強めることにした。 
「ン……ッ!」
 握るだけでなく、上下に扱く動きを追加される。すると途端に息を詰まらせ、紅をさす夏目の頬。眉をひそめ苦しそうに見えるその表情も、つむぎの視点から見れば安心材料の一つだった。
(よかった〜。夏目くんが不感症じゃなくて。俺の触り方が悪かったみたいですね)
 正しい方法が分かったところで、つむぎは気分良く夏目の陰茎を扱き続けた。先ほどよりもずっと多くの汁が指に絡みつき、動かしやすくなっていく。肌を擦る音の代わりに、グチ、グチ、と泡立てるような音が立ち、部屋の中には特有の臭気が漂い始めた。
「うーん、消臭は後でするとして……まだまだ夏目くんのちんちんは熱いし、もう少し続けますね〜?」
 嗅いだことのないツンとした雄の匂いに、つむぎは少し顔を顰めながらも腕は止めなかった。
「ア、……ぁう、ん、」
「ふふ、かわいいお返事ありがとうございます、夏目くん♪」
 つむぎの手のひらが亀頭を擦るたびに夏目の腰が突き上がる。先っぽが好きなのだろうと当たりをつけて、つむぎは射精に向けてラストスパートをかけることにした。
 左手で竿部分を扱きながら、右の手で亀頭を軽く包む。その右の手のひらは鈴口へと当て、しわの一本一本へ新鮮な我慢汁を丁寧に刷り込むように、力強くこすりつけた。
「ッ……♡、ン、あ、あっ、あ♡」
「イってください夏目くん♡ 今イったらきっと気持ちいいですよ〜?」
 ほら、よし、よし……♡ と褒めながら扱き続ける。つむぎの人生の中で一番甘ったるいだろう喘ぎが響く中、熱を限界まで溜め込んだ夏目の性器は最後の一押しを求めてビクビクと震えていた。突き上がった腰や腿の筋肉はガチガチに凝り固まり、性への興味がなさそうな彼の全身が絶頂という快楽を求めている。
 その期待に応えるべく、つむぎは辺りに使えそうなものはないかと部屋を見回した。しかし、ソファの周りは綺麗に整頓されており(きっと実験前に片付けたのだろう)、手の届く範囲に使えそうな道具は見当たらなかった。
「なにか……あ、そうだ。夏目くん、ごめんなさいね」
「あ゛あッ⁉︎」
 そこでつむぎは先端を咥え込んだ。
 ざらりとした舌で表面を舐め取った瞬間、夏目の喉から一番大きな音が発せられる。同時に張り詰めた熱が脈動し、つむぎの口内へ生暖かい液体を流し込んだ。
「ん゛っ、…………えほっ、」
 苦手な味のする液体を不意に注がれて、つむぎは吐き出さないように、と反射的に空気と一緒に手早く飲み込む。ねばつくそれを飲み下すには少し時間がかかり、少々咳き込みながらもつむぎはミッションを達成したことに満足感を覚えていた。荒い息遣いの夏目を横目に、後片付けのことを考える。
(ティッシュ借りますね〜。……いつも思うんですけど、これ、理科室の備品な気がします)
 少し硬めの紙で両手と陰茎を拭き取る。幸い粘度の高い体液は全てつむぎが飲み込んでしまったので簡単に処理できた。
「このままだと跡ができちゃいますから……おいしょ、っと」
 夏目にスラックスを着せた後、最初に見つけた時よりも白衣の裾をぴっちりと伸ばし、満足のいく状態にする。これで夏目の肌に服の跡がつくこともないだろう。
「今できそうなことは終わっちゃいましたし、夏目くんが起きるまで、本でも読みましょうか」
 ソファでピクリとも動かない夏目の横に椅子を引いてきて、つむぎはカバンの中から読み途中の本を取り出した。