【能楽鑑賞】#232 第五回 野村太一郎 狂言の会

狂言「鬼瓦」「鳴子」「仁王」

第五回 野村太一郎 狂言の会

観世能楽堂
2025年10月11日(土)14:00開演

解説 野村太一郎

小舞「貝尽し」
松川美韻希

地謡:野村太一郎、徳山裕憲、植田喜兵成智、仲真矢

狂言「鬼瓦」
  大名:野村万作
太郎冠者:内藤連
  後見:金澤桂舟

狂言「鳴子」
太郎冠者:野村萬斎
   主:中村修一
次郎冠者:野村太一郎
  後見:松川美韻希、金澤桂舟

狂言「仁王」
博奕打:野村太一郎
 何某:深田博治
参詣人:飯田豪
参詣人:金澤桂舟
参詣人:松川美韻希
参詣人:野村裕基
 後見:内藤連

*・*・*

久しぶりに太一郎さんの会に行ってきました。
前回は第二回の時だったので、三年振り😅

■当時の感想⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/25752

土曜日はいつも仕事で、
有給取れるか結構ギャンブルなんですよ😂


今年から秋開催になり、第四回から少し間が空いたようですが、今後も年に1回は演っていきたいと仰っていたので、私も行ける時はお伺いしたいと思いました。

ちなみに来年はお父上の追善公演になるかも?とのこと。



小舞「貝尽し」

地謡に見慣れないお名前がと思ったら、お弟子さん達で初舞台とのこと。シテも地謡もフレッシュな面々で、初々しい。

太一郎さんもお弟子さんに囲まれて、着々とステップアップしてるのだなと感じました。お弟子さん共々、今後の活躍に乞うご期待。



狂言「鬼瓦」

過去にもいろんな演者パターンで観ておりますが、無いものを有るように魅せる技が天下一品の万作さんバージョンは3度目。

大名が因幡堂の鬼瓦を見て、故郷に置いてきた妻を思い出し、恋しさのあまりに泣き出す話ですが、科白だけみると、どう考えてもdisってるように聴こえます🤣

でもそんな妻が恋しいと泣いている大名を見てると、どうやら大名にとって、そこが愛する妻のチャームポイントなのよね🥹(でもやっぱり本人が聞いたら怒りそう🤣)

何度も映画「六つの顔」で、万作さんの「川上」を観たあとだからか、今回はより一層、妻への深い愛情を感じました🥹✨


てか、この日の万作さん、第一声から凄い元気でな!!😳✨

その姿に、こちらも元気を貰ったし、ほっこりしたし、何よりこの会に華を添えてて、太一郎さんへの愛情を感じました😊🫶


一方、太郎冠者役の内藤さんは、出てきた時は少し緊張した面持ちで、逆に終わった時は、ホッとしたような面持ちで、やはり万作さん相手だと気を使うのかしら?😅と感じたけど、この何もやらかさない優秀な太郎冠者(笑)の役は内藤さんのニンに合ってるなと思いました。

この大名にしてこの太郎冠者ありと言った感じで、良いコンビでした😊



狂言「鳴子」

前日の銕仙会で観た「ぬけから」に続いて、こちらも40分ある大曲です。てか、連続で中村さんと萬斎さんの主と太郎冠者を観ることになるとは😂

主の「熟柿臭や〜😵」も含めてなんだかデジャヴぅ⁉️😂


大蔵流「狐塚」の小書き「小唄入」の演出部分に似ているのが、この和泉流狂言「鳴子」。観るのは2度目で、前回は野村家親子三代で演っておりました。

■当時の感想はXのスレッドにて⬇️




今回は萬斎さんと太一郎さんの息の合った師弟コンビで、小唄のところは芸尽くしと言った感じで酔いしれました🥰

中でも、やはり萬斎さんの謡は絶品✨

浮きながら鳴子を鳴らして舞ってる姿は可愛らしくて、なんなら余裕さえも感じて、ホントにもうすぐ還暦?と思ってしまうほど。ちょっとベテランの、師匠の貫禄を見せつけられた感じ。

また太一郎さんの装束が秋色コーディネートなのに対して、萬斎さんの装束が紅白コーディネートだったので、こちらも記念すべき第五回の公演に華を添えていたのかなーとも。

あと印象に残ってるのは、太一郎さんはお酒を呑む時は、一口一口、味わい深さを感じるような呑み方をされてたこと。ここは個性が出るんだなァと思いました。

良いものが観れたので、休みを取って来た甲斐がありました😊🫶



狂言「仁王」

こちらも過去に裕基くんの「仁王」を2度程観ておりますが、太一郎さんバージョンは初見。

■初見時の感想⬇️
https://chaosnokanoke.xxxx.jp/archives/26343


10月なので一足先にハロウィンのコスプレ気分で演るような話をしていたけど(笑)太一郎さん、仁王のコスプレ似合うー‼️🤣

そしてポーズを取ってない時のキョトンとした顔は、凄く可愛かった‼️🤣

これ、アクスタにしたら栄えると思うよ🥹✨
てか、アクスタ向きの演目があったかー!そうかー!🤣


最後のオチでは脚が悪い人が出てくる関係で、演り方次第では、可哀想🥺と同情してしまいかねないのですが、そこは笑って免疫力を上げて欲しいので明るくやりたいという太一郎さんの意図をしっかりと汲んだ裕基くん。

彼が気持ち良いくらいに活き活きと演ってくれたので、太一郎さんとの息の合ったやり取りも相まって、思わず爆笑してしまいました🤣🤣🤣

気持ちよく終われたので、この狂言三番は良い選曲だったな、と思いました😊



過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa
.