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幸希(ユキ)
2025-10-13 13:42:14
3390文字
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君と数えるこれからの
私と彼の一生涯の約束。それ以上でも以下でもない。永久に繰り返してでも守りたい唯一絶対の約束。
幾度時を巡っても、私はきっと君を愛してる。魂ごとあげるから、だからどうか、次の世でも私を想って。
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2
3
「今世は、おまさんの人としての生涯を最期まで見届ける。おまさんの生きた証とその死に様をわしは見届ける。それがおまさんの願いであり、わしが守るべき誓約の中身じゃ。」
「うん。」
「
……
天寿を全うして、約束を果たしたその先。幾度巡る輪廻の中から、必ず見つけ出いちゃる。必ず迎えに行くき、
……
ほいたら、その時は、わしの嫁さんになってくれんか。」
おまさんとのこれからを、皆の前で誓わせて欲しいがよ。
静かに乞われた願い。頷かない訳がなかった。
「うん。魂ごと全部あげるから、だから、私をむっちゃんのお嫁さんにしてほしいな。」
「
…
言うたな?」
「言ったよ。」
「ほいたら式挙げにゃあ。」
「だからそれがしたいって話だったんだよ。むっちゃんまた1人で変にぐるぐる考え込んでたな?獅子王に監視させてたのに。」
「そがな事しちょったがか!?」
「だってむっちゃん私が思うより大分心配性なんだもん。」
途端に苦虫を噛み潰したような顔になるむっちゃん。図星だな。
「何回それで初期刀組やお目付け役のじろちゃん獅子王に世話焼かれてたことか。」
「うぐ
…
」
「考えすぎも良くないよ。」
「
…
おまさんが大事やき、嫌な思いはさせとうない。おまさんがこの式をわしにも望んで欲しいと思うたのと同じで、わしもおまさんに望まれたい。考え込みもするぜよ。おまさんはわしの一等可愛いお人やきね。」
「
………
高火力火の玉ストレートやめてよ。」
「真っ赤になって可愛いにゃあ~」
「ばーーーか!!!」
悪態をついても効いてない。ケラケラ笑いながら抱き締められる。
(こういうやり取りをずっとやってたい。)
君とこれからこうした日々を重ねて、これから起こるいろんな事を、感じる幸せを数えていきたい。
だから、今も昔もこれからも、どうか
永久
とこしえ
にあなたと。
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