幸希(ユキ)
2025-10-13 13:42:14
3390文字
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君と数えるこれからの

私と彼の一生涯の約束。それ以上でも以下でもない。永久に繰り返してでも守りたい唯一絶対の約束。

幾度時を巡っても、私はきっと君を愛してる。魂ごとあげるから、だからどうか、次の世でも私を想って。

『式がしたい。』


そうむっちゃんに告げたのが3日ほど前の10月10日。「考える時間が欲しい」。そう言われて待つしか選択肢がなかった。

まんばに「来世を誓う式でも挙げればいい」と言われて、それまで考えてもいなかった可能性に戸惑いを覚えはしたものの、それを妄言だと切り捨てるほど馬鹿じゃない。むしろ使わない手はなかった。
とはいえ私の一存で決めるのは職権乱用が過ぎるし、どうせならお互いに望んだ形でやりたい。むっちゃんの申し出も至極当然だったから、ひたすら待った。







訪いがあったのは、その夜だった。