マギカロギア「捨てた蔵書が禁書になって帰ってきた。」のGMをしました。
捨て禁書は帰ってきます。装飾写本職人のカイネックさんと同じ顔で。
舞台はカイネックさんに合わせて15世紀末に。
それは、活版印刷が発展し、装飾写本が廃れていく時代。
そろそろ学院から阿房宮へ移籍しようと決めたカイネックさんは、新しく【珠飾】の蔵書を手に入れ、【教本】を手離すことにしました。
「どうして、捨てたの!! 私を
……!」
「学院を卒業するので、もう【教本】は持てなくなってしまいまして
……」
【クリックでシナリオネタバレ】
「それ、ダメです!えいや!と、破くなど、しなくては!」
「本は大事にしなくてはいけません。……ですが、この誤植は職業柄、見逃せませんね」
書工で装飾写本職人なカイネックさんに、とても似合うシナリオだなと思っておりました。なんてったって、敵は誤植!

(【教本】と【珠飾】)
新しい魔道書が【珠飾】で、同じ魔素調整な魔法だったこともあり、この【教本】嫉妬心が高めでした。
「今まで私が、あなたの必要魔素を、減らしてきたのに! たしかに私では、巨大魔法を使ってもらうことは、できませんが……!」
でも、いくら嫉妬があっても、モノである古い魔道書として、大事な主の新たな道を応援しないのも違うんですよね。
「あなたは学院の蔵書ですから、私の後輩、そしてまたその後輩へと受け継がれていくことでしょう。彼らのことも、私を助けてくれたように、支えていってくださいね」
「任せてください。わかりました。あなたは、あなたの行きたい道を進んでください。…………さようなら」
「えぇ、さようなら。あなたにも祝福を」
誤植はカイネックさんの本職技能と【校正】で取り除かれ、【教本】は学院の後輩に譲られていきました。
「いままで長い間、ありがとうございました」
こうしてカイネックさんは長年学生として在籍した学院を去り、新しく工房を移転した阿房宮へと向かうのでした。
以前に14世紀のシナリオに来てくれたカイネックさんの少し先の時代の姿が見れたり、転換の時期の一幕に立ち会えたりで、GMもとても嬉しかったです。
ありがとうございました!
そして、同じ顔シナリオ、本当にありがとうございます!
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シナリオ:
https://mackerelbc.booth.pm/items/7211220
作:藪の事件簿/うさ缶 様
NPCイラスト:おおきなネコヤギ 様
https://picrew.me/ja/image_maker/2321303
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