nenne000
2025-10-09 00:53:42
2726文字
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インテの新刊のあとがき

あとがき+裏話的なやつ+それぞれのイメソンとか

この度はお手に取ってくださりありがとうございます。
人生で初めてつくった同人誌なのでうまく出来てるかめちゃ不安です。誤字脱字・ 不備等あったら、というか入稿したあとに既に誤字を発見したので確実にあります。至らない点ばかりですが楽しんでいただければ幸いです
なんか凄いかもこのひとたちという感情を記録するための感想文というかほぼ論文です。これ以降は本に入れ損ねたあとがきが続きます。読んでくださった方は感じたかもしれませんが地の分の7割が意味不明ポエムなので、読解していただくための補足というか蛇足というかただの萌え語りというかそんな感じです(結局何?)

今回収録した「26.0」と「26.5」はそれぞれ漣さんがシンデレラ、日和さんはグリム童話の赤い靴をテーマにしました。漣さんがシンデレラだとしたら日和さんは舞踏会に出席する術をくれる魔法使いであると同時に一緒に踊ってくれる王子様でも
あります。今回のインテが漣さんの誕生日の次の日だしなんかそれっぽいのをと考えた結果、誕生日が終わろうと魔法は解けないし日和さんの理念を継承して同じ靴を履いてくれる漣さんの話になりました。作中で日和の言う「おまじない」は靴紐を結ぶ行為であり、ガラスの靴を落として魔法が解けないように、ということです。
それと対になるのが「26.5」で、どんな靴であろうと用意されたならば足を切ってでも履きこなして死ぬまで踊っていたいのが日和さんだと思っています。靴を履いていたい人だからこそ裸足は曝さないしそもそも関心が無いのかもしれませんが、初手で「おひいさん」という人生懸けて作り上げた仮面を偶然にも見抜かれてしまったことで自分の人間性を他者に仮託するようになったのだとしたら凄いことだ;;という気持ちで書きました。ただそう見えるからそう望まれたからという理由で意味を分かった上で呼び名を変えない漣さんも、何故かそれに救われてしまって擦り寄るように能動的姫プをかます日和さんも意味わからなくてこわいです。萌えるンゴね~(ほんまか?)
短編集ではありますが、話の順番はなんとなく原作の時系列に沿って並べています。日和さんが信仰している愛を継承して同じように信じ(リバースライブ)、受け取ったものを漣さんなりの恩返しという形で返礼し(ウィンターライブ~アブソリュート)、すっかり自分の持ち物になった輝きを周囲に還元する(闘技場)という流れが美しすぎるため、こういう構成にしようとは初めから考えていました。その結果、最後の話に日和さんが1ミリも登場しないというカップリング同人誌としてあり得ない終わり方になりました。何故?

日和さんは愛の人ですが無邪気に世界が美しいと信じているわけではなく、むしろ稀有なものだと理解した上で「そうあってほしい」という信念のもとに愛を語る人であり、最後まで夢を見ていられない故に玲明での風早さんの度が過ぎた自己犠牲を好ましく感じたりするのだと思います。だからこそ、麻薬を売り捌くような真似をして自分を擦り減らしながら逃げた先で、地獄の最中にいてなお誰に言われずとも高潔なままでいられる漣ジュンという人間はあの頃の巴日和さんの希望そのものだったのかもしれません。漣さんにとって日和さんは光明ですが、それは日和さんにとっても同じことです。漣さんの闘技場での在り方こそが日和さんの理想とする愛の循環であり、Eveの歩みの結実がこういう形だったことがずっとうれしいです。
題名である「SCHISMA」は教義とは無関係の教会分裂を指す言葉です。継承した漣さんの教義は日和さんの下にいなくても成り立つくらい自分のものにしてくれているんだ、と思いこの題名になりました。

文字つめつめの割にほぼ中身のない話ですみません。他の話のこともまたどこかに投げられたらいいな
こんな怪文書に付き合いくださりありがとうございます。またお目にかかる機会がありましたらよろしくお願いします!