音無 馨(おとなし かおり)
2025-10-07 23:12:58
1908文字
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インジュナ怪文書ハロウィン🎃編

いつか清書するかもしれない、ふごのハロウィン次第だな…(ハロウィンイベにインジュナが出る可能性ワンチャンの身構え)

ハロウィン当日、子どもの姿をした鯖たちは心身ともに大人の姿な鯖たちからお菓子をもらって回るカルデア行脚をしていた。

「おっきなお空さんはっけーん!」インドラの前に飛び込んできたのはインドラが降臨した際に被害を受けた空を特異点修復の際に雲の試練の試験官として役割を担ったワンジナだった。インドラのことを同じ空=大気にまつわる神霊として懐いている節がある。ワンジナの後ろからジャックやナーサーリー、ジャンヌダルクサンタオルタリリィなども現れる。ハロウィンの趣旨を先んじて把握していたインドラは気前よく菓子を配る。ついでに横にいるヴァジュラたちも『子どもの見目』ということで菓子をもらっていた。

一方その頃アルジュナも行き交う子ども鯖にお菓子を配ったり、大人であっても仮装しているような鯖、そして一緒に参加しているマスターやマシュにお菓子を配ってあげていた。アルジュナ自身は別に仮装も参加もしていないのだが、元来の授かり体質か何かとお菓子を貰い受けてしまうのでひとまず有り難く頂く。

一人では消化しきれないほど貰って勿体ないしどうしたものかと思っていたら向こうから来たアビゲイルにトリックオアトリート!と話しかけられたので「はいどうぞ」とお菓子あげると「そういえば先ほど、アルジュナさんのお父様にもお会いしたわ!」と意外な名前が飛び出してきた「正直な話をしてしまうととても大きくて、目元が厳しい方でしたから、少し近づき難い気持ちだったのですけどインドラ様、笑顔でこっちがびっくりしてしまうくらいお菓子をくださるものだから他の子たちも大喜びだったのよ!私もたくさんお礼を言ったけれど、頂いた量に対して全然足りないくらいもしこれからインドラ様にお会いするのでしたら、重ねてお礼を伝えて頂けるかしら!」「とっても素敵なお父様なのね!」
微笑ましい話を聞かされ、また父を称賛されたことに少し心が温まる。そう言われたらますますインドラの元に行くしかないなと思い、どうせなら頂いた菓子を一緒に食べて貰おうかと思いながら歩く。

インドラの部屋の前に辿り着き、ノックして入る。アビゲイルの感謝を改めて伝え、良ければ一緒にお菓子を召し上がりませんかと誘う。快諾はされたがインドラが何か言いたげな顔をしているように見えたので(もしや、私も『トリックオアトリート』と言ってくれるのを待っているのか?)と思い始める。一般的な父子としてはすでにあり得ない関係に首を突っ込んでいるが、前提としては父子なので、神の視座で私のことをまだ小さい子のように見る時もあるのかもしれないと呆れつつ、少し気恥ずかしくもあったがご期待に添えるように「トリックオアトリート」とインドラに言う。少し気恥ずかしさを混じらせつつも返答を待っていると

「ふむ、そうだなしかし今、オレはあいにく菓子の持ち合わせがない」
「え?」
「どれ、菓子を渡せぬものにはイタズラするのだったな?どんなイタズラをしてくれるんだ」

インドラは意地の悪い笑みを向けた。しまった、今のインドラはアルジュナを可愛い我が子ではなく、一人の情人の男として見つめている。色めいた戯れの中に引き入れられてしまったのだ。

「た、戯れを
「ああ、悪戯(たわむ)れだ」

インドラは立ち上がりアルジュナを引き寄せる。

「おまえはオレをどうするんだ?ん?」
「好きにしていいぞ、菓子の用意をしてやれなかったオレが悪いのだからな」

何とか誤魔化せないかと目を泳がせるが腕は離してもらえない。ええいままよ、とインドラの筋の通った鼻を指先でつまむ。

「と、トリートです」
……ふ、ハハハッ!!……やれやれ好きにして良いとは言ったが色気が無いな」「もっと触るところがあるのではないか?」

アルジュナの耳元に息を吹きかけるように囁きかけ、アルジュナの手を掴み直してインドラの顔、首筋、そして胸元に手を滑らせる。じわじわと意識させられていくアルジュナはそのままインドラの腰に向かって自分で手を下ろし──そしてインドラの足の間に手を伸ばす。意図を持って。

暗転、アルジュナはインドラをベッドに押し倒し、その身体に乗り上げて服の上から自身の尻をインドラの股座に擦りつける。ふっ、とアビゲイルの『素敵なお父様』を反芻し「素敵なお父様は息子をこんな風に誘い込まないでしょうがね」と自嘲する。インドラの大きな両手が抱き抱えるように脇に伸び、そのまま親指でアルジュナの両方の胸の飾りを服の上からぐり、と押し潰す。

「ン……ッあ、ん」



▼ 記述は ここで 終わっているようだ ……