KUWAOMUHIGの日々1・慰め *†

いつだかの書き納め1時間アタックで書いたもの。
*から†への慰めですね。美味しい。
pixivに載せてあるのはこちら。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20667153

――声が、きこえる。
 まだ眠から覚めきってはいない、薄暗い意識の中、小さな声でなにか途切れ途切れに呟かれていることだけはわかる。
 この細々と紡がれるコトバは、なにか怖いものと対峙しているのか、震えていた。
 少しずつ、意識が深海のような暗く静かな場所から、月明かりの照らす、穏やかな波が揺れる水面まで浮き上がる。それと同時に、ぼんやりときこえていたコトバが、はっきりと耳の奥に響いた。

「あいぼ痛いよね、苦しよね何、も、できな、くてごめ

 驚き身体を起こすと、幼い子供のようにボクのかけていた毛布をぎゅうと握りしめ、涙で枕を濡らしながら、悪夢にうなされる相棒__アパセイの姿があった。

「相棒
「あー、り、あもう、しゃべらない、でよ、しんじゃ、う、よ

 ボクの昔の名を小さく呟いては、手に握った毛布をきゅと抱き寄せる。
 彼は、苦しい夢を見ているんだ。彼にとって最も恐ろしい夢。ボクらが歩まなかった、もう一つの現実。

「僕、のせい、で
……

 眠りながらもひくひくと肩を小刻みに震わせる彼を無視して、再び眠りにつくことはできない。でも、彼をこんな夜も深まった時間に起こすこともしたくない。
 けれど、彼を悪夢から開放してあげたい。

ごめんね、相棒、ちょっと動くね」

 もぞもぞと布団から出て、うなされる相棒の前に横座りをする。

ちょっとごめん。これで落ち着いてくれたらいいな

 起こさないよう、彼の顔にかかった髪をのけ、耳の方に顔を、口を近づけ、優しく、木に咲いた花の花びらがひらりと舞い落ちるようにそっと、彼のこめかみに口づける。
 すると、彼の表情はふわりと蝶が翅をひらくように和らぎ、安心したようにすうすうと小さく寝息をたてはじめた。

「よかった。おやすみ、***__」

 彼の頭を軽く撫で、かつての彼の名をぽそりと呟くと、クルエリアも布団に潜り、静かに眠りについた。




⊹ ࣪˖ ┈┈ ˖ ࣪⊹ ┈┈⊹ ࣪˖ ┈┈˖ ࣪⊹ ┈┈⊹ ࣪˖ ┈┈ ˖ ࣪⊹
*KUWAGATA* *1d7i*
†アパセイ *クルエリア ♢エセリカ
❈アリシア ➛ガーラン ❍アレカル
┕ヴィアンキャ ❏機織 ღレフィオリー
⎔しーすけ ✧ブレーク ❅ダーク
❉イーベル ◆デティ ❦ナノカ
⦿ローゼリ 🅣カブト(隊長) ✷ディブリス
❋アーテル ⚝バータラスタ
⊹ ࣪˖ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ˖ ࣪⊹
*OMURASAKI* *1ft5*
▣ジオマ 𖥟カタレオ 𖤓エクリプサ
☾イツカラト 𖧷夜ク之 ꕥ夕ウ鏡
‡ソーンディ博士 ۞イーヴ
◐クレセンティア 𑁍虹ノ世 ☆宵ノ眼
❀月ノ昧 𖣠エール 🟩シン
🟦ノン 🟥アン 🟨エン
ଘモフちゃん
⊹ ࣪˖ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ˖ ࣪⊹
*HIGURASHI* *1hju*
𖥂ぴ! 🅓クワガタ(隊長) 🅢オオムラサキ
𖡡海羽 ❂日也 ⊹氷 𐓏命枝 ▲吉介
༄偉乃