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三毛田
2025-10-03 22:22:13
1075文字
Public
1000字5
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34 034. 熱病に浮かされたように
34日目
君と体を重ね合う
夢中で口づけ合えば、熱が集まり。
「丹恒、いいか?」
「お前の、好きにしろ」
言葉を口にしながら押し倒しても、文句を言うどころか受け入れる体勢へ。
もっと色々言っても、彼は許されるだろうに。
懐へ入れた相手へは、惜しみなく愛をくれる人。
体を重ねている間の彼の愛は甘く、骨の髄まで溶かされてしまいそうだ。
いつだって、俺を受け入れてくれる。だが、彼からねだられたことはない。
きっと、恥ずかしいのだろうと一人完結して。満足していた。
「丹恒は、性欲ってないの」
何度目かの、体を重ねて満足した夜。
問いかけてみた。
「
……
お前よりは、淡白な方だろう」
「でも、何で俺を受け入れてくれたんだ」
「受け入れてはいけない理由は、あるか?」
「どう、だろ」
そう逆に問いかけられると、答えに困る。
「今はただ、俺と体を重ねることを享受していればいい」
優しく頭を撫で、それから頬にキス。
そんなことをされたら、もっともっと甘えたくなっちゃうじゃん。
「丹恒先生、胸揉んでいい?」
「お前がしたいのであれば、好きにしろ」
「ありがとうございます」
首のあたりに顔を埋めつつ、胸をやわく揉む。
何でこんなに胸が柔らかいのだろうか。
彼は一瞬胸に力を入れて、それからそっと力を抜く。それだけで、揉み心地が変わるからすごい。
「ムラムラしてきた」
「お前の体力に余裕があるのであれば、好きに抱け」
「でも、丹恒明日は?」
「護衛の仕事も、外に出る用事もない。そうでなければ、お前の提案を飲むはずがないだろう」
仕方がない奴だ。と言わんばかりの、生温かくそれでいて優しい視線。
ますます惚れてしまう。
「じゃあ、お願いします」
「好きな体勢になるが」
「このままで。丹恒の顔が見られるから、好き」
俺の言葉に、ちょっとだけ照れたように頬を赤らめ。ますます好きになってしまうじゃないか。
丹恒が、性に対し淡白で会った理由が持明族だったからと知ったのは、羅浮。
それでも、丹恒を好きな気持ちは変わらない。それどころか、前よりも好きになっていた。
熱に浮かされたように、みっともないくらい彼を求めてしまう。
「丹恒、いいか?」
「ああ。お前の好きにしろ」
同じ言葉なのに、前よりも感情が乗っている。嬉しい。
「丹恒、好き。大好き」
「俺もお前が好きだ」
嬉しそうに笑いかけてくれるから。幸せで、気絶してしまいそう。
「あ」
「穹。今すぐ離れろ、鼻血を止めるのが先だ」
「や、やだっ」
鼻を強く押さえティッシュを突っ込む。
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