二面サク@幻想怪奇の間
2025-10-03 20:23:37
1886文字
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【基本情報】二面サクと亜種サク

 俺や亜種サクのことがだいたい分かる文章!

≪亜種サク≫
 亜種サクとは――
 二面サクのもとになった二人のはずだったが、一人増えて、定義があいまいになってきた。
 朔と幽香はサクの原液、さくはその名の通り亜種といった感じ。
 なんかそんな感じ!!

【朔(さく)】
 二面サクの前世。触手の怪奇。
 今世(今現在のこの世界)とは違う並行世界で生きていたと思われる。
 
 サクとほぼ同じ見た目をしており、女性の姿を取っていた。
 サクより人相が悪い。
 元気で明るい振る舞いを見せるが、怪奇のため倫理観や常識が通用しない。
 人を喰うこともあった。

 幽香に出会い、人里で人間と関わる楽しさを知る。
 だが、幽香に裏切られ、彼女に対して歪んだ感情を抱くようになる。
 愛憎の果てに幽香に殺された。

 そして、生まれ変わった今世。
 十七歳頃、幽香を沼地に呼び寄せ、同じく生まれ変わり級友となっていた幽香を喰らう。

【幽香(かすか)】
 二面サクの前世の縁深い人物。人間の女性。

 サクが言葉を濁したカワボの姿とは幽香の姿である。
 サクや朔とは対照的に大人しい性格をしているが、内弁慶でもある。

 かつて、怪奇を見る体質から村で迫害されていたが、朔と出会うことにより事態は良い方向に向かう。
 朔と共に村での生活を楽しんでいたが、ある日、朔を守るためにその正体を村人に明かす。
 そのことにより、朔は村人に襲われた。
 
 その後、幽香は朔に「裏切者」への罰として、共に旅をすることを強要される。
 朔の触手の欠片を喰わされたことにより、自我が失われつつあったが、最期は朔と刺し違え、その生涯を終える。

 今世では普通の高校生だったが、ある日、級友に呼び出され、沼地に行く。
 そこで前世を思い出したかと思えば、そのまま喰われて命を落とす。
 
【二面(にめん)サク】
 朔が幽香を捕食した結果生まれた存在。

 朔が幽香と混ざり合った結果、幽香から豆腐メンタル、ビビり、脆弱な体力を引き継いだ。
 その一方で人を思う心や倫理観、可愛いもの好き等、人の心を手に入れた。

 朔と幽香がうまく混ざり合うまで、サクは非常に不安定な精神状況であり、苦しんだ。
 サクが朔でも幽香でもない己を確立し、人生を楽しみ出したのはここ最近。
 心は生まれたてのべびぃである。

 一方でサクには幼少期からの記憶がある。
 だが、朔として生きた記憶もある。
 どちらが正しい記憶か分からず混乱し、苦しむこともあるが、学生時代からの友人が特に違和感なく遊んでくれるので、深く考えないでおこうと思っている。

【さく】
 最近現れた亜種サク。
 二面サクが人間として生きる揺らがない覚悟を決めたことにより、怪奇として存在する可能性が絶たれた。
 その可能性として存在していたモノが「さく」。
 
 運命に従い消えるはずだったが、サクがそれを拒み、連れて帰ってきた。
 サクが人と関わり、自我をしっかりと持つのに対して、さくは独りだったため、自我がぼんやりしている。
 記憶や感覚はサクと共有しているが、体感したことがないため、「だと思う」「かもしれない」という物言いが多い。
 
 サクが周りの人々からもらった優しさは確かに感じており、人間に危害を与えるという考えはない。
 サクや幽香のことは好ましく思っているが、朔のことはある事情から嫌っている。カス野郎って呼んでる。

≪サクの深部≫
 二面サクの深部には怪奇現象としての朔と幽香が存在している。
 さくも一緒にいると思われる。

 朔と幽香が表に出てくることはないが、確かにそこにいるとサクは感じているし、実際話せるし、触れることができる。
 サクが友人に借りたマンガをなぜか朔と幽香が隣で読んでいたりする。
 朔がサクのお茶とかお菓子をこっそり奪ったりして、ケンカになることもある。 

 サクは最近知ったが、普通に街に出かけたりもしているようだ。
 お金とかどうしてんの?

 仕組みはわからない。
 だが、怪奇現象だから仕方ない。

 ここでは朔と幽香は生前の性格を保っている。
 前世の朔と幽香の関係を考えるとグロいが今はそれなりにやっている模様。

 幽香は声に出すときはサクのことを「サクちゃん」、朔のことは「朔」、さくのことは「さく君」と呼ぶ。
 朔は「サクちゃん」、「幽香」「さく君」呼び。
 サクは「朔」と「幽香」、「さく君」。
 さくは「サクちゃん」「幽香」「カス野郎」

 さくも加わり、四人で仲良くわちゃわちゃしている。

【終わり】