トビハネ
2025-10-02 01:07:15
3069文字
Public 二次創作
 

BACKDOOR *サンプル*

マ二様が供物の中に混じっていたマイクロチップを脳みそに差してみるとコンピューター用の変態洗脳ウイルスに汚染されてしまい、その余波で各地の機械や自身を信仰する人間たちにまで変態洗脳の影響が及び、最終的に変態機械の神に堕ちてしまう話

の、冒頭サンプルです。
R-18、変態洗脳、尊厳破壊、チン振り、🍄✂️要素有り(サンプル内では淫行や🍄✂️パート無し)
全文は16000字強。

「うむ、随分といい仕事をしているな」
うなじの部分の亀裂にマイクロチップを差し込み、両目を閉じて感心している神、《機械のマニ》。
「自動掃除機を効率よく働かせる為のプログラム、といった所か生身の体にしては見事なものだ」
半ば誇らしげな様子で端子を引き抜き、優秀と見なした機械を保管する棚の一つにそれを加え入れた。
この神、マニの最近の楽しみは自身の信者たちから日々捧げられる機械の中に混じっているマイクロチップを後頭部に差し込み、下界の人々が作り出したデータを垣間見る事である。
人間たちの機械文明が発展していく過程を監視するのは自らが目論む機械による完全な統治社会へのカウントダウンを見守るようなものであり、やがて訪れる神々との戦争に備えて有用な信者を見繕う事にも繋がっていた。
「この者はなかなか素晴らしい働きをしてくれているようだなよし、その頭脳が朽ちる事無く私に仕えられるよう、褒美として機械の身体に作り変えてやろう」
神の目でチップの作成者を探し当て、ベッドの上で眠っている信者を見て不敵な笑みを浮かべながら改造用の機械を取り出し始めるマニ。
「光栄に思うがいい、お前は私と共に永遠に、永遠に機械の身体で生きるのだ………ん?」
今まさに下界に降りようとしたその時、祭壇の上に見慣れない物体が現れているのに気づく。
「おや、これはまだ調べてないな」
祭壇の方に歩み寄り、数々の機械に混じって一際目立つローズクォーツ製のマイクロチップをつまみ上げた。
「ふむ妙な色だな。余程丹念に作り上げたデータでも入っているのか、或いは……
頭上に掲げてみると、捧げられた機械の発光パーツや自室のプラズマランプ等の様々な色の光を反射して、チップは妖しく煌めいている。
「まあ、見てみれば分かるだろう」
マニはそう言って片手でうなじの周囲の髪を掻き分け、手慣れた様子で挿入口にチップを差し込んだ。
指先で押し込み、カチッと音を立てたその瞬間

「ん゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛!゛!゛?゛!゛?゛!゛♡゛♡゛♡゛♡゛♡゛」

機械の神の喉から出した事の無い悲鳴が溢れ、全身に高圧電流が流れたかのような衝撃が走った。
視界がショッキングピンク色に激しく点滅し、正常に回らない思考回路の中に見たことの無いデータが断続的にインストールされていく。
(な……何だ……何なんだ、これは!?!!)
イルヴァ中のインターネットに存在するあらゆる種族の猥褻な動画や絵画、牧場で繁殖を強いられるあらゆる生物の一人称視点の光景、生殖行為ですらない性的な自己掲示を行う人々の纏う衣類や性的な刺激の身体感覚
それらの淫靡なデータや思考を光の速度で脳内に流し込まれ、マニの半機械化された脳内は一瞬にして不可解なデータに埋め尽くされてしまった。
「お゛お゛お゛っ゛!゛!゛?゛♡゛♡゛お゛っ゛!゛?゛♡♡゛ん゛ほ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛っ゛♡゛♡゛♡゛」
処理しきれない速度で大量の卑猥なデータが高速でインストールされ続ける事により、身体の一部から煙が上がる程の高熱も発生し、ただひたすらに情けない悲鳴を上げて朦朧としてしまう。
しかしながら、僅かに保っていた理性によって震える手を後頭部に伸ばし、辛うじてマイクロチップを掴んで引っこ抜いた。
……はぁっ、はぁっ………はぁ………っ!!」
肩で息をしながら滝のような汗を流し、熱された機械の身体を素早く冷却する。
衣服のあちこちに仕込んだ冷却ファンを全力で回転させ、頭が冷やされていくと共に徐々に正常な思考に戻っていく。
………くそっ!!!!!」
マニは苛立ちを吐き捨てると共に引き抜いたチップを床に叩きつけ、踵で踏みしめて粉々に砕いた。
「この私に下劣な機械を捧げるとは、やってくれるじゃないか!!」
ローズクォーツ色の破片を爪先で念入りに踏みにじりながら、淫らなデータを捧げた信者への怒りを露にする。
恐らくはコンピューター用に作られた悪質なウイルスの類なのだろうと考え、作成者を探して直ちに抹殺せんと血眼でイルヴァ中を調べ始めた。
「今すぐにっ!!今すぐに、ミンチにしてやるっ!!」
しかし探している内に、マニは殺すのも惜しいように感じられた。
コンピューターウイルスもまた信者の作り出した機械文明の一つであり、大量のデータを高速で送り込む技術においてはマニ本人も経験した事の無いくらいに洗練されたものであった。
要するに、泳がせておいた方が人類全体にとって有益になるだろうと判断したのだ。
まあ、今は見逃しておいてやるか」
出来ることならばその技術が更なる機械文明の発展に、ひいては機械による統治社会に繋がる事を願い、信者を探るために張り巡らせた神気の緊張を解いた。
「しかし酷い目に遭ったなもう少し身体を冷やしておくか」
未だ熱の抜けきらない機械の身体を冷ますために特製のベッドに横たわり、部屋中の冷却ファンを起動して暫しの仮眠を取る事にした。
「休息は無駄な行為だが、流石に疲れたからな。起きる頃にはマシになっているだろう」
使う予定の無かった目覚まし時計のアラームを数日後にセットし、マニは寝息を立て始めた。
部屋中を満たす冷気とマニ謹製の冷却ベッドの機能によって全身の機械や回路の熱が徐々に吸収されていたが、一度差してしまったマイクロチップのデータは抜けきっておらず、無自覚ながらも徐々にマニの心身を蝕んでいた……