sousakuyamamusume
2025-09-28 18:37:05
411文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

仕込みナイフ

強いアリシア

「動くな!こいつがどうなってもいいのか!?」
 あら、人質にされちゃった。
 どうしようかしら。今日はカレーを作るから早く帰りたいのだけれど。
「おい、女。もっと怖がれよ。えぇ?これがおもちゃに見えるか!?」
「いえ……。」
 弱い犬ほどよく吠える、ってやつかしら。ちっとも怖くないのに怖がれって、難しいこと言うわね……
「わかったら金を出せ!」
 きゃんきゃんわめく強盗と、慌てふためく店員さん。もう、二人ともダメね。
「レジの金ぜん、ぐ」
「ダメじゃない、目を離しては。」
 右腕の義手、薬指のナイフで強盗の太ももを刺した。……手首のナイフで首を狙わなかっただけ温情だと思って欲しいわ。
「が、ぁ」
「これ、机に置いておきますね。奪われないようにしておくといいですよ、店員さん。それでは、ごきげんよう。」
 強盗が持っていた拳銃を、レジ台の上に置く。
 ここ、お野菜安いのに買い物できなかったじゃないの、もう!